今年の成人式に。
横浜の着物レンタルなどやってたはれのひがトンズラした事件があった。
それが今度は楽器版??のようなコトがあった。
高額ビンテージ楽器“未返却”店が突如閉店(Yahoo!ニュース(日テレニュース24))
記事によると
東京・杉並区高円寺にあるギターを主にした楽器販売・修理など行う
『 バディサウンドワークス 』
「バディサウンドワークス」のページ(記事記載時にはまだページ稼動している模様)
とある音楽関係者がこのお店の店主と知り合いらしく。
4年前に『 オリジナルモデルを作りたいのでベースを貸して欲しい 』
と頼まれ。およそ80万円ジャズベースの貸したそうな。
採寸には1~2週間程度で大丈夫だと店主が言ったそうなので
貸していると全然返ってこない。。。
催促するものの。『 親戚に不幸があった 』『 携帯の調子が悪い 』
などはぐらかされ。現在も返ってきてないそうな。
それどころか。。店舗は昨年9月に突如閉店した上に。
店長の携帯などにも連絡が付かない状態。
他にも被害者が結構な人数いる模様で数千万円相当の被害になるんでは?
との見通しみたいだし。警察にも被害届だしてるそうな。
他の記事ではその預けていた高価なビンテージギターを
質入れされてしてたともあった。
まだ動いてるページにはこう書いてある。
『 【修理業務に関してお知らせ及びお詫び】
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
店舗および作業を担当しております店長が
療養のため数日休んでおります。
修理及びメンテナンスの納期遅れが多々増えてしまい
ご依頼頂きましたお客様にご不便・ご迷惑をお掛けしておりますこと
深くお詫び申し上げます。
メールでの修理・お問い合わせへのご返答は
復帰次第折り返しご連絡させていただきますので
何卒宜しくお願い申し上げます。 』
(ページより引用)
いつに更新されたものかは知らないが。
店が閉鎖されてる以上完全な夜逃げだろうねと。
音楽やってる端くれの自分としては
これはえらい許せない話だなと。
音楽をやってる人からして。楽器があってこそってモノでもあるし。
日々練習したり。演奏するのに愛着もって大事に使って。
だからこそ手間やコストをかけてメンテナンスをお願いしたりするワケだ。
もちろん日々の自分自身での手入れも大事なのだが
専門性の高い部分などにおいては専門の職人さんにお願いする方が
しっかりメンテナンスできるのも事実で。
だからこそ自分の大事にしてきた楽器を預けるってことは。
相当な信用・信頼を持って大事に扱ってメンテナンスしてください
って言ってるようなものだと自分は想う。
ましてビンテージと呼ばれる昔の楽器は。
現在では使われない材料を用いてるとか。
全て手作業で厳選された材料を。腕のいい職人さんたちが作ったなど
付加価値がよりついてしまうために古くても高くなってしまうのも事実。
現在の楽器だって。ひとつひとつ個性は若干あって。
ある程度の品質の均一性をもって出荷していたとしても。
微妙な変化・微妙な感触のチガイなどは個々にある。
故に楽器店など立ち入れば。買う前に試し弾きって出来るのが多い。
試さず買うと。音も感触もわからないまま買うってことになるし。
見た目の印象=楽器の性能・音とは別って考えてない表れでもあるかなと。。(笑)
そして楽器は手に取って。自分で選んで。
音を出して。ソコに喜びが生まれて。
ソコを大事にしつつ。日々練習や演奏を繰り返すうちに
自分の身体の一部のように愛着湧いたりしていくものでもある。
自分もピアノもあるし。ギターもベースも数台ある。
もちろんひとつひとつに愛着あるし。
ひとつずつどんな経緯で自分の元にきたとか。
それでどんなことしてきたとか。その時々を思い出せば
ソコに自分の歴史と重なっていくことも凄く多いし。
音楽やってて楽器に触れてる人なら同じコトは想うハズ。
(※ 中には楽器を道具のひとつしか想わない方もいるかもしれませんが。。)
なのに。信頼して預けて。。それ質に入れてたり。
持ち逃げするなんて絶対許せんーーー。
それに売ってしまわれたら帰ってこないでしょうし。
買った方も思い入れあって買って大事にしてしまうでしょうから
尚更手元には戻ってこない可能性の方が高い。
こういうコトするなら楽器をホント扱わないでほしい。