顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

真夏の庭から…

2017年08月13日 | 季節の花

ジュズサンゴ (数珠珊瑚)は、冬は枯れて春に芽を出しますが、こぼれダネでも殖える南米原産のヤマゴボウ科の宿根草。名前は、数珠のように連なって実る珊瑚のように赤い果実に由来します。
花期が長く、その間小さくきれいな花は次々と開花しかわいい実をどんどん実らせるため、花と実が同時に楽しめる観賞期間の長い植物です。

トケイソウ(時計草)は、特徴のある花の形が時計に似ている熱帯地方原産のツル性多年草。英名では、パッションフラワー(passion flower)といい、500種ほどの中にはパッションフルーツ(passion fruit)のように果物として利用される種類もあります。
この場合のパッション(passion)は「キリストの受難」を意味し、花の一部をキリストの十字架に見立てたものだそうで、「情熱」の意味ではありません。

初めて開花に気付いたフユイチゴ(冬苺)の花です。
近在の山で見かけるキイチゴ属の常緑匍匐性の小低木、挿しておいたものが根を出し、環境が気に入ってもらったのか、ここ数年どんどん蔓延っています。

真夏の花といえばサルスベリ(百日紅)で、夏の青い空によく似合います。
猿でも滑ってしまうつるつるの樹肌という名前が、漢字にすると百日もの長い間咲く紅い花と変わります。花色は白、紅、紫、ピンクなどがあり、その年に伸びた徒長枝に花芽がいっぱいつくという性格なので、剪定の時は根元から切り落とされ瘤のようになったのを冬場によく見かけます。

てらてらと百日紅の旱かな  正岡子規
ごつごつのどこから芽吹く百日紅  庄中健吉
大伽藍炎上の跡百日紅  広瀬直人
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