岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

百姓 第10弾 籾摺り

2009年10月30日 | 百姓
10月10日(晴れ)

籾摺りの開始。

稲刈りが終わったので、天気は関係ないのでのんびりやります。

コンバイン君 籾運搬機君 お役目、ご苦労さん!来年また頑張ってね!





トラクタに籾殻運搬機を取り付けて排出口に接続します。
これは優れもので、籾殻がこの中に溜まるので、一杯になったら、そのまま走っていって
畑や減反の田んぼに捨ててきます。40a分くらい入りますので、自分家は3回で終わり!
皆さん、よく外に出して山盛りにしていますが、後でそれを何かに入れて運ばなくては
いけない。自分もいろいろと工夫したけど、これが一番手間隙がかからない!
作業小屋の周りも汚れない!超優れもの!





乾燥機から籾を排出するのにも工夫をしてあります。
乾燥機から2階の籾室に籾を排出し、2階に溜めて置きます。




ちょっと、動力が必要ですけどね!





2階に上げるには、こんな感じ!




2階の籾室の下部に漏斗式の枡を2箇所、設置してあります。
すると籾が勝手に籾摺り機に重力で落ちてくるので籾摺り機に手作業で籾を入れることはありません。





我が家の籾摺り機。もう30年以上使用しています。
あちこちガタが来ていますが、ガムテープで補修しながら使っています。
この籾摺り機、選別が旨くて手がかからない!こいつも優秀な機械です!

農機具屋がもう十分元は取れたでしょといいますが、優秀なので交換する気はありません!





玄米の選別機です。

籾摺り機から渡された玄米をくず米と選別し、袋詰めします。
秤が付いていて、所定の容量が入ると勝手に袋詰めが止まります。
袋詰めが終わるとアラームで教えてくれるので袋をはずして、空の袋を装着します。

自分は袋の口を縛るだけです。

ここで漸く自分の出番です。





農機具は優秀だから、お米を機械同士で自動的に連携し、自分は最後に袋を積むだけ!
作業時間にも余裕があるので、その場でウェイトトレーニングしています。




今年の出荷用のお米です。
飯米は野菜貯蔵庫に入れてあります。カビないし、虫も付かない!
冷蔵庫なので夏場にお米の品質低下にならないので1年中、新米感覚!
写真ないけど!この奥にあります。




今年の収穫の反省。

今年は収穫が例年の10%少なかった。
というのも言い訳になるが、天候不順で見た目よりは収量が少なかった。
それに肥料のやり過ぎじゃないかと思い、春に基肥料を半分にしたんです。

それでも10aあたり、540kg(あきたこまちの標準収量)以上収穫できたので
そんなに悪いわけでもないか!

師匠も540kgといっていたし、特に悪いわけではない!

毎年、10aあたり650kgは収穫していて、昨年は大豊作で10aあたり700kg取れたので
その差がすごい!

肥料の検証も取れたので、来年は肥料の巻き方(与え方)を検証しようかなと思っている。

今年も良い百姓だったな・・・・・・・・・・・・!

でも、まだ今年の百姓は終わらない!

次は何をしているでしょうか?

次は11月中旬に揚げます。
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