韓国大手紙・ 朝鮮日報12年6月1日記事抜粋
気候変動で夏が以前に比べ長く、暑くなっていることから、韓国各地の海水浴場が先を争って海開きの時期を早めている。従来の海開きは6月末から7月初めごろが一般的だが、今年は6月1日にオープンする海水浴場が増えている。
昨年は、釜山市の海雲台・松亭・広安里・松島海水浴場の4カ所が初めて6月1日にオープンしたが、今年は東海岸や西海岸など、他地域の海水浴場も例年より早く海開きを行う予定だ。
東海岸では、慶尚北道浦項市の海水浴場6カ所のうち、北部・月浦海水浴場の2カ所が6月1日にオープンすることを決めた。昨年に比べ2週間ほど早い。西海岸でも、忠清南道保寧市の大川海水浴場が昨年よりも約20日早く同日にオープンする。また、忠清南道泰安郡の万里浦海水浴場は、昨年よりも10日早い6月14日に海開きを行う。
各地で海開きの時期が早まっているのは、韓半島(朝鮮半島)の気候が亜熱帯化し、早くから水温が上昇しているためだ。浦項地域の海水浴場の水温は19.7度ほどで、昨年同時期の16.5度に比べ約3度高い。大川海水浴場の水温も、例年に比べ2-3度高くなっている。
各自治体は、早めの海開きで多くの集客を狙っている。昨年、海開きを早めた釜山市の海水浴場4カ所は、水害や台風が発生したにもかかわらず、6月だけで163万人の観光客を集めた。そのおかげで、釜山全域の海水浴場の利用客数も前年に比べ10%増えた。大川海水浴場を管理する保寧市は「各自治体がレジャー客を呼び込むため、先を争ってオープンを早めていることも、早期の海開きを決めた理由だ」と話している。
また、海開きを早めた海水浴場のうち、多くが閉場日を例年より遅く設定している。大川海水浴場は、閉場日を昨年(8月25日)より1カ月遅い9月末にすることを決めた。
釜山市文化体育観光局のイ・ガプチュン局長は「気候の亜熱帯化に合わせ、海水浴場を夏だけでなく年中楽しめるリゾート地にしていきたい」と話している。
気候変動で夏が以前に比べ長く、暑くなっていることから、韓国各地の海水浴場が先を争って海開きの時期を早めている。従来の海開きは6月末から7月初めごろが一般的だが、今年は6月1日にオープンする海水浴場が増えている。
昨年は、釜山市の海雲台・松亭・広安里・松島海水浴場の4カ所が初めて6月1日にオープンしたが、今年は東海岸や西海岸など、他地域の海水浴場も例年より早く海開きを行う予定だ。
東海岸では、慶尚北道浦項市の海水浴場6カ所のうち、北部・月浦海水浴場の2カ所が6月1日にオープンすることを決めた。昨年に比べ2週間ほど早い。西海岸でも、忠清南道保寧市の大川海水浴場が昨年よりも約20日早く同日にオープンする。また、忠清南道泰安郡の万里浦海水浴場は、昨年よりも10日早い6月14日に海開きを行う。
各地で海開きの時期が早まっているのは、韓半島(朝鮮半島)の気候が亜熱帯化し、早くから水温が上昇しているためだ。浦項地域の海水浴場の水温は19.7度ほどで、昨年同時期の16.5度に比べ約3度高い。大川海水浴場の水温も、例年に比べ2-3度高くなっている。
各自治体は、早めの海開きで多くの集客を狙っている。昨年、海開きを早めた釜山市の海水浴場4カ所は、水害や台風が発生したにもかかわらず、6月だけで163万人の観光客を集めた。そのおかげで、釜山全域の海水浴場の利用客数も前年に比べ10%増えた。大川海水浴場を管理する保寧市は「各自治体がレジャー客を呼び込むため、先を争ってオープンを早めていることも、早期の海開きを決めた理由だ」と話している。
また、海開きを早めた海水浴場のうち、多くが閉場日を例年より遅く設定している。大川海水浴場は、閉場日を昨年(8月25日)より1カ月遅い9月末にすることを決めた。
釜山市文化体育観光局のイ・ガプチュン局長は「気候の亜熱帯化に合わせ、海水浴場を夏だけでなく年中楽しめるリゾート地にしていきたい」と話している。