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北序列2位失脚:北で「三池淵グループ」が急浮上

2013年12月14日 16時30分05秒 | Weblog
韓国大手新聞 朝鮮日報 13年12月13日記事抜粋
張成沢氏粛正の前後、金正恩第1書記は白頭山・三池淵に滞在
同行した人物を重用か
 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記は、張成沢(チャン・ソンテク)氏粛正の前後、白頭山に近い三池淵(両江道)に滞在した。その後、北朝鮮メディアはにわかに「白頭の血統」を強調するようになり、かつて金正日(キム・ジョンイル)総書記も困難に直面するたび三池淵を訪れたと強調している。金正恩第1書記の三池淵滞在に同行した人々が、新たな実力者グループを形成するだろうという見方もある。
 労働党の機関紙『労働新聞』は12月12日、「元帥様に従って天地の果てまで」というタイトルの記事を掲載して「白頭の血統、主体の血統が脈々と受け継がれるわれらの朝鮮労働党には、余計なものが入り込むいかなる隙もない」と主張した。
 また「『打倒帝国主義』の血には、余計なものは混じっていなかった」と語った金日成(キム・イルソン)主席の回顧録に言及し「白頭の血統」の純粋さを強調した。
 さらに同紙は前日「1956年の『8月宗派事件』当時、まだ10代だった金正日(キム・ジョンイル)総書記が『白頭の血統』の聖地とされる三池淵を初めて訪れた」と紹介した。
 同紙は「(当時)内部では宗派分子や革命の背信者たちが暗躍し、革命の伝統を去勢抹殺して首領の権威を損なおうとする策動まで行った」「白頭山への初の踏査行軍は(金正日)将軍様の鉄の信念の噴出であり、革命の背信者に下された恐るべき鉄槌だった」と報じた。
 最近行われた金正恩第1書記の三池淵滞在を「8月宗派事件」当時金正日総書記が行った三池淵滞在に重ねようとする意図がある、と解釈されている。このほか同紙は、1960年代に起こった甲山派事件の後、金正日総書記が「今こそ革命に背いた者たちと決別すべき時になった」と発言したことも紹介した。
 金正恩第1書記は、今回の三池淵滞在に同行した人々と粛正について話し合った可能性がある。従って、今回同行した金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長、金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長、ハン・グァンサン財政経理部長、パク・テソン副部長、黄炳誓(ファン・ビョンソ)組織指導部副部長、キム・ビョンホ宣伝扇動部副部長、ホン・ヨンチル機械工業部副部長、マ・ウォンチュン労働党副部長などといった人々が、新たな実力者となる可能性が高い。
 このため、いわゆる「三池淵グループ」が新たな実力者グループとして台頭している、という分析がなされている。





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