おとらのブログ

見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

銀座 千と一の物語

2017-02-08 23:32:52 | 読んだもの
 最近、本はもっぱらインターネットで買うことが多くなり、本屋さんに行かなくなりました。「ポチッ」で家まで届けてくれるのは便利ですが、インターネットって過去に買った本の履歴をもとに「オススメ」が出てくるので、何か読む本の傾向が偏ってしまいます。ちょっと飽きてきたので、先日久しぶりに本屋さんに寄ったら、大好きな銀座の本を見つけました。

 藤田宜永さんの「銀座千と一の物語」で、銀座のお店でよく見かける「銀座百点」という冊子に連載されていたそそうです。

 本の紹介です。
 
だれもが憧れる街、銀座。そこには恋も、挫折も、野心も、生きがいもある。なにかを期待するから、この街に男も女も引き寄せられ、なにかが起こるから、人生は彩られていく。銀座は、何気ない日常の中の特別な舞台―。「銀座百点」で好評連載された33のショートストーリーに、撮り下ろしの写真を多数収録。宝石箱のような一冊。

 藤田さんの本なら男女のラブストーリーばかりかしらと思って読み始めたら、案外そうではなく、ラブストーリーもあるけれど、親と子、祖父と孫、果ては猫まで主人公になったお話がありました。ドロドロした内容は一切なく、ホワッと温かで、さわやかで、ちょっと切なくなるような、そんな内容のお話が33ありました。全てが全てHappyendではないのですが、読後感は不思議とすっきりしています。お店や建物などが全て実名で出てきます。巻末に地図までついていました。今度、上京したら行ってみようかしらと思いました。

 ただ、頁数の制約なのかあるいは「銀座百点」が性善説?だからか、登場人物たちが出会ってすぐにお茶に行ったり、食事に行ったりするんです。確かに良い人しか登場しない小説ばかりなんですが、そんなに簡単に人を信用していいものかとひねくれた性格のワタシはちょっと思ってしまいました。あ、それとみんなすごく“ご縁”があるんです。小説の世界なんだから、とわかってはいるんですが、あまりに都合よく話が展開するので、「エエッ~~~」って思うことも何度か…。

 でも、元文学少女はこういう夢のようなお話は好きなので、33しかないのがとても残念です。もっと続けていただきたかったなぁと思いました。心地よい小説です。です。

 今回「銀座百点」のWebsiteを見たら、無料で配っているんですね。銀座のお店の店頭でよく見かけるんですが、何か買い物をすれば「入れておきますね」っておっしゃっていただきましたが、何も買わないのにもらっていいのかどうか田舎者は悩んでおりました。今度から遠慮せずにもらってこようっと。
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2 コメント

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「銀座百点」 (まるこ)
2017-02-10 19:54:46
えへへへ、お買いものをしなくても、図々しくいただいたことがございます。
俳句も載っていたし。^^
歌舞伎役者さんも (おとら)
2017-02-12 00:33:49
まるこさん
ホームページに「無料で配布」と書いてありましたから、大丈夫です。私も次回からは堂々といただくことにします。

たまに歌舞伎役者さんも載っているので、それも読みたいです。

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