「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

重ね掛け・・湯呑み

2010年01月07日 | 陶芸作品









唐津土に黒マット釉を掛け、口縁部に藁白釉を掛けて見ました。
重ね掛けが流れやすいとは知っていましたが、それは上に掛けた釉薬が
下の釉薬の上を滑るように流れるからだと思っていました。
今回は一部ですが、下の釉を剥ぎ落しながら、しかも自分自信もその流れに
溶け合いながら流れ、土色を露出させています。

裏側はかろうじて自分が踏みとどまっているようにも見えます。

釉薬が共に失敗灰釉の混合合体の組み合わせ。
何が起こるか分からない!!


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2 コメント

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Unknown (karwen16)
2010-01-09 22:30:42
私もいつだったか、この釉と同じような霧雨みたいな流れ系の表情が出たことがありました。
狙ってやれば、出てこない。

余談
  先ほど、NHKの時代ドラマを見ていたら。松坂恵子が使っている茶碗が私の釉薬にそっくりでした。灰釉はとらえどころがないように見えて結局同じような色に行きつくのでしょうか。
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karwen16さんへ (ansyu)
2010-01-12 12:18:43
と言う事は、私も師匠と同じ道を遅ればせながら歩んでいるのでしょうか(爆)
そして余談のごとく行きつく先が同じであればこれほど光栄なことはございません!!
多分、木の枝をはうごとくにあっちへ行ったりこっちへ行ったり、無駄な動きがほとんどなんでしょうね(笑)
松坂恵子の茶碗、何としても再放送でも見てみます。
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