「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

さや鉢焼成ー内と外・・・・内の作品

2007年03月09日 | 陶芸作品

今回は次回と2回にわたって「さや鉢焼成ー内と外」と大げさなタイトルをつけて、
同じ窯で同時に同じ土(信楽楽焼土)を使って焼いた素焼きなし焼締め作品を内と外に分けて2,3品掲載します。
なお、今回の作品は、我が人生、初めての展示会に展示されております。

さや鉢内の様子はこれ、先日掲載した、このさや鉢の左の「Zooさんの短いお鼻」は
土が黒泥土で条件が違う。

最初の湯呑を角度を変えて撮って見た。
三角や丸の発色が少し異なる部分はアクセントに違う土の泥しょうを塗ってみた。





ほとんど炭化焼成なのだがアチコチに緋色やコゲが見える。
曲線の白っぽい模様が出ているのは、上にのせた枯れ木の小枝が焼けてもたれかかり、
予想もしない面白い模様になった。
また、写真ではみえにくいが、珪石のブツブツがアチコチに黄金色に輝いてこれも予想外のうれしい結果。


次はぐい呑みを角度を変えて撮って見た。
ここにも斜めに削り模様を入れ違う土の泥しょうを入れ込んだ。
ここにも緋色、コゲ、小枝の反応と珪石の黄金色が同じように出ている。







最近、特に登り窯や穴窯などの炎による焼成に憧れが強くなっている事は先日も書いたが、
電気窯でのさや鉢焼成以外に頼る方法のない私にとって、この結果は全体的な風景としては
予想以上のものでしたが、果たして客観的にはどう写るのか?

私がまだまだ不勉強なため、何がどうなって何が出たのか、そこのところの因果関係がイマイチワカリマセン!!
どうぞご指導、ご意見をいただければうれしいです。

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄いです。 (四恵菜)
2007-03-09 16:27:20
四恵菜は携帯から閲覧なので写真は1枚しか見れません。文面からするとPCからは複数枚アップされていると推察します。視ているのは白生地の湯呑みで、正面左手に三角の色違いの部分があり、右下に影のように窯変が出ています。               機会が有れば現物を前に解説して頂きたい お作です。
返信する
このカップは! (ゆか)
2007-03-09 18:01:31
ansyuさん、このカップ、湯飲みはあのカードのものですね~?デザインとかは、どんな風に考えられるんですか?
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遅ればせながら。 (亜竜翁)
2007-03-09 22:21:58
お久しぶりです。
初めての展示会おめでとうございます。
すごいことですね。
明日、時間を作って行ってみます。
まだ、あっているのかなぁ?

ところで小生のほうはトレーニングが佳境に入ってきました。毎晩、7~10k歩きまくってます。
出来ることなら、去年の記録を1分でも更新してチェリー豆をGETしたいものです。
あと、2ヶ月たらずどうなることやら。
返信する
Unknown (維真尽)
2007-03-09 22:44:22
こんばんわ~

しぶいですね~
電気窯でも、ここまでできるんですね~~
炭化焼成~
七輪では 真っ黒になりましたけどね~(笑)
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四恵菜さんへ (ansyu)
2007-03-09 23:33:35
私も最近、携帯からは写真が1枚目しか見れないことを知りました。それ以来メインの写真を1枚目にと気がけています。欲が深いものでついつい何枚も載せてしまいます。私も七輪陶芸出身ですが随分レベルの高い七輪陶芸ですね。炎への憧れから穴窯は時間的にきついので短時間で済む七輪陶芸の進化形、ミニ窯作りたいですね。今日の作品もいつもの電気窯の作品に比べると少しは七輪陶芸に近づきました。
返信する
ゆかさんへ (ansyu)
2007-03-09 23:42:00
そうです。この写真です。
過去記事からお分かりかと思いますが、絵付け、デザインは苦手です。才能ないんです。
だからこの三角マーク、トレードマークにしようと思ってます。自分の作品のどこかにこのデザインが入ってるっていいなー、なんて!!
立てになったら砂時計、横になったら蝶々、もう名前まで決まってます。
シンプルなデザインなので簡単!これがその第1号、ふと思いついて描いてみたんです。
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亜流翁さんへ (ansyu)
2007-03-09 23:49:49
名前変わりました?確かこちらが・・・
ありがとうございます。行ってくれるんですか、うれしいなー。
まだ始まったばかりで4月8日までです。

早いもんですね、あの自己記録からもう1年ですか?
ついこの前のような気がしますが。
毎日、7~10K、こちらこそすごいことですよ~~。
ところでPCのご機嫌はいかがですか?
vista購入の決心は・・・
返信する
維真尽さんへ (ansyu)
2007-03-09 23:55:06
正直、この渋さを見たときはやったー、思いましたね!!(笑い)
電気窯でここまでできるとは私自身驚きました。
でも、まだ七輪陶芸のあの荒々しさ、素朴さにはかないません。
時々、爆発してとんでもない風景出しますよね!!
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素晴らしい!の一言。 (harchan)
2007-03-10 00:34:20
ansyuさん、素晴らしいではないですか!
ご苦労の甲斐がありましたね。このような作品はお教室で焼成してもらってる限り出来ませんね。
ですから私には手の届かないものです。羨ましいな~
返信する
焼しめ?教えて(^~^) (かにちゃん)
2007-03-10 02:07:58
スゴーイ!! 渋いですねー (^o^) もっと詳しく作陶方法教えてほしいです。この渋さ、憧れです。
自己流で始めたので、解らない言葉が… 
初心者はやはり一度は陶芸教室で基本を習った方がよいのかなぁ (-.-)
PS;今日、2個目のサヤ鉢が届きました。これで花瓶とかの背高のものも還元で焼くこと出来る(ワクワク!)
気になるのですが、電気窯で還元をすると電熱線を傷めてしまうのですか?
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