「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

3ヶ月ぶりの素焼きでガッカリ!!

2006年10月02日 | 焼成

実に7月以来3ヶ月ぶりの素焼きである。
これまで窯の中がガラガラの素焼きが続いたので、電動ロクロでの練習を兼ねた小さな作品を貯め込んで、
いつもよりは窯の中は埋まった。

しかし、そのことが裏目に出たのだろうか。



9月22日の記事「初めての赤土で粉引きに挑む!」に書いた期待のタタラ扁平丸皿長径30cm2枚と
右下の五斗蒔白土の半切りタタラ角皿長径32.5cm1枚の写真手前3枚になんとヒビが







両方ともに、初めての粘土での作品で、大きさも大きく、ショックも大きかった。

しかし、まー、気を取り直して、初めての粘土なのでテストの意味でも本焼きをしてみようと決めた。

窯詰めの写真で何かお気づきの点がありましたらご教示ください!!

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たららの作品は (タカタカ)
2006-10-03 00:07:52
こんにちは、はじめましてタカタカといいます。たららの作品はじっくり温度を上げないと、亀裂が入りますよ。600度くらいまでは今までの時間の倍近くかけてみて下さい。
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タカタカさんへ (ansyu)
2006-10-03 00:36:35
こちらこそ初めまして!

そうなんですか、次回から試してみます。

さっそくにご丁寧なご教示本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします!
返信する
お皿 (hidehito)
2006-10-03 08:29:08
立てるとヒビ入り難くなります

平置きで重ねると入りやすいです

どうしても平置きで重ねる場合は

焼成に失敗した素焼を砕き小粒の砂状にしたモノを

間にかませるといいよ!
返信する
追伸 です (タカタカ)
2006-10-03 11:05:59
窯内写真をよく見ないで書き込みましたが(温度の上げ方もそうですが)下段、いくらなんでも重ね過ぎです。

これでは亀裂が入る可能性は高いです。この点もご注意下さい。

今回の原因は「重ね過ぎ」の可能性の方が高いです。細かな点については説明が長くなりますので(確か陶芸の先生が近くにおられると記憶してますが)窯内の写真をみせて、ツメ方の悪い点を指摘してもらったほうがよろしいかと思います。
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hidehitoさんへ (ansyu)
2006-10-03 11:44:06
いつも困った時に月光仮面(ちと古いですかね?)のようにコメントで助けてくださり感謝します。

いつもは欠片をかませていたのですが、今回重ねたもんですから「まずいかな!」と思ってかませませんでした。立てて見るのも試してみますね!
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タカタカさんへ (ansyu)
2006-10-03 11:50:28
追伸での救援コメントありがとうございます。

これまで本焼きのようなもったいない素焼きの仕方してて、テレビでプロの方が山のように重ねて焼いてらっしゃるのを見て、憧れてました。



初めて作品が少し貯まったので、その憧れを少しでもまねしようとして重ねましたが、やりすぎでしたね。



せっかく作った作品だからもっと慎重にやらないと!

本当にありがとうございました。
返信する
残念・・ (kikumomo)
2006-10-03 15:27:30
残念ですね、上の段が空いていた様に見えたのですが、私なら角皿を上に段に伏せて置くと思いますが。。後タタラの時は立てて置く時もあります。
返信する
kikumomoさんへ (ansyu)
2006-10-03 22:07:23
初めての土での、私にしては結構大きなタタラ皿だっただけに、

亀裂を見つけた時はショックでした。

でもミスのショックが大きければ大きいだけ勉強になります。

ミスもプレゼントだと思ってまた陶芸に励みます。
返信する
うーん・・・ (ハプー)
2006-10-04 21:15:17
うーん ぼくは「重ねすぎ」とは思いませんねー プロはこの3倍くらい重ねますからねー・・・重ねた上の 重量で下が割れなければ どんどん重ねますしねー・・・



温度の上げ方も急激でも割れません

850まで1時間200度 4時間で焼き上げが標準 0.5の灯油窯ですが



これ 冷め切れ のよーに思うけどなー

ウチの土 タタラ作りの品でも 冷めキレ

ってほとんどないなぁ 上記の焼き方でも・・・



真平らの 陶板は非常によく 冷めキレします 平置き重ね無し で詰めたり トチかませて1センチ間隔立てて焼いても 20%確率で 冷めキレ が入ります



で その場合は素焼きせず 生イッパツ焼き

釉薬 濃くして杓掛けで 対応できますねー



で フシギなんは 同じ土同じ仕事でも 

タタラでふちの上がった皿はほとんど

冷めキレ無し なのに 真平らな陶板は

どー工夫して詰めても ヒジョーに高い確率で冷めキレする・・・これなんでかわかりません 20年やってますけど 



でねー この皿のバアイ

詰め方でも 温度の上げ方でもなく

土の締め をしてないから キレるのではないかと そのよーに見えるんですねー



切り糸のあとが そのまま見えるよーな気が・・・裏表それぞれ10数回 いろんな角度から タタラ板で ワイパーみたいにこすりあげる 土の締め やってみたらどーかなー



これが 画像から見て ぼくの思う

アドバイスです♪

 

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ハプーさんへ (ansyu)
2006-10-04 22:31:13
ハプーさんて、まさかあのハプーさんですか?



やはり、そうですね。

あんなにハードな一日を過ごされ、しかも毎日長文の新規投稿をなさるハプーさん。

その上、私のような土素人のブログまで、しかも小さな画像を食い入るように見つめて下さっている。



いくら仕事が早いと言われても、私には神業としか思えません。

私にとってはコメントも書き込めない、遥かとーくの雲上人なのですよ。



ところでご指摘の点、これまでタタラで板皿を作る場合、10数回とは言いませんが、ゴムかステンレスのヘラで最低1往復は擦りあげておりました。



ところが今回に限って、あのザラザラ感に憧れていたもので、切り糸で切ったままを使いました。無知ゆえの所業で、ご指摘の通りです。



ご多忙の中を率直なるアドバイス感謝します。今後に役立てたいと思います。



話は変わりますが、いつも色々な知識を吸収させて頂いております。瀬戸話での『永仁の壺』事件、それまでボンヤリとした知識しかありませんでしたが、事件の背景や土壌、そこまで深く入り込んで初めて真実が見えてくる。いい勉強させてもらってます。



今後ともよろしくお願いします。
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