「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

薄けりゃええんとちゃうねんで!

2008年01月05日 | 作陶工程


正月そうそう今年一年を暗示するかのような不吉な姿。
陶芸を始めて、こんなに薄くロクロが挽けたのは初めてのこと。
素焼き後にペーパーを掛けていて、欠けた部分の右側がペキッと。
ついつい短気になって、自分で左半分をペキッ。
器の傷も心の傷も大きゅうなっただけ。
次男坊から「次回からは、その工程は省略しなさい」と助言を頂く。

厚さを測ってみたら1.2mm。
理想的な陶器の厚さって何mmやろか?

素焼きは780℃。少し焼きが甘いんやろか?
それとも単に扱いが荒いんやろか、注意が散漫なんやろか?

そういえば、最近お茶を飲もうと手を伸ばしては湯呑をよくひっくり返す。
歩いていて、時々ふらつく。
今度、医者に聞いてみよ。
そういえばあの医者も少し患者扱いが荒いな。今度注意したろ。


そんなこんなでテストピースになりました。













割れた茶碗の写真、5枚も見せられたら、少し悔しさが伝わりましたか?
それともうんざりしましたか?
コメント (13)
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