yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

数学と記号

2017-08-08 05:09:02 | 文化
数学は演繹を行う学問といわれます。演繹とは、前提に基づいて、結論を誘導したり証明することです。演繹の反対語は帰納です。帰納とは多くの事実から、それを説明する普遍的な原理・原則を見出すことで、例えば、物理学がこれに当たります。
 数学を記述するのに言語の役割を果しているのが記号です。数学にとって記号は、とても重要です。+、―,×、÷から始まり、微分記号、積分記号、行列、ベクトルの記号など多種多様です。さらに、人間はパイ(π)虚数単位(i)やエクスポーネンシャル(e)などと
アルファベットで数値を定義してきました。これらを関係付けたオイラーの定理は最も簡素な定理といわれます。
    e**iπ+1=0   (オイラーの定理、eのiπ乗プラス1イコール0)
 数学が数学記号を使うのは、思考過程が数式で表現でき、数式の変形によって目に見える形で表せるからであり、その方が普通の文章表現よりはるかに正確に内容を表すことができるからです。

数学では、また、ベッセル関数、ロジスティック関数、極値分布関数など、種々の関数を定義して、学問を深め、真理の探究と物理学への応用・支援を進めています。
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