陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。

聖闘士星矢、ハリウッド実写化するってよ

2017-05-26 | テレビドラマ・アニメ
その昔、アニメ好きの子どものすることといいましたら、毎週ビデオ録画は欠かさない、原作雑誌は欠かさず購入し、コミックスもシリーズ制覇。アニメ雑誌にイラストを送る、変身シーンやポーズは真似る、必殺技はそらで言えちゃう、主題歌は楽器で演奏できる、作者に応援レター送る、などなどでした。OVAやグッズ、CDを買う、イベント参加、アンソロジーを買うのは中級。コミケ行きだしたり、というか資料無しで複雑な構造のコスチュームとか鎧とかが描けたり、自分で同人誌発行したり、コスプレしだしたりはさすがに上級です。最近のヲタクの人は、いきなり上級まで言ってしまう人が多いですが。

しかし、しかし、まさかのまさか。
人気アニメだからって、大のオトナがまじめに実写化するなんて。しかもファンタジーなのに、と思っていたけれど、「デビルマン」だの「ヤッターマン」だの「るろうに剣心」だの、たぶん他にもあるだろうけれど、続々と実写化されていて、しかも案外ハマっていたりもしますよね。

これが日本どころじゃなくて、最近ではハリウッドまで進出。
観たことないけれど黒歴史の悪名高い「ドラゴンボール」とか、「ドラゴンボール」とか、「ドラゴンボール」とかですね。ジャッキー・チェン主演の「シティ・ハンター」なんてのもありました、香港映画だけど。

そして、今年は「聖闘士星矢」がハリウッド実写化ですって。
ソースはギリシア神話だし、キャラクターが多国籍だし、まあいいんじゃない、と思うのだけど。しかし、車田飛びとか、車田落ちとか、エスメラルダ走り(それは、いい)とか、どうやって再現するのかといぶかしむのですが、昨今のCGの発達はすさまじいのでノープロブレムかもしれないですね、ええ。

「聖闘士星矢」、毎週視聴していて、最終回迎えたときに、はじめて脱力した作品だったと記憶しています。もう明日から会えないんだ、というあの辛さ、あの喪失感。ところが、どうでしょう。あれから四半世紀も経って今じゃ、続編がばしばし作られ、しかもそれがもとファンだった作家が手掛けていて、原作者も並んで鋭意制作中という状況です。全世界にファンがいて、変な外人さんがペガサスファンタジーぃ~♪とか音痴で歌う動画が流れたり、ピクシブなどにファンアートが溢れたりする。そして、今度はハリウッドで実写映画化とは。驚きです。

この「聖闘士星矢」、五人組美少年戦士もののはしりだったのですが、この形式の少女版がまさに「美少女戦士セーラームーン」なのは有名ですよね。長髪のダークキングダム四天王とか。
管理人はですね、テレビ版旧作のED、当時はエレクトーンで弾けましたし(笑)。敵さんの肩書きが漢字に妙な当て字のカタカナでしたよね。綴りが分からないまま、あてずっぽうで英語の辞書引いて意味調べまくった覚えが。ギリシア神話も図書館で本借りてむさぼるように読んだとか、セイントとかクロスとか、欧米じゃ宗教的なニュアンスが強いのに、よくそれを馴染ませたものだとか感心したり(子供の頃は、クロス=「闘衣」が辞書に意味が載っていなくて、自分の辞書がおかしいのかと本気で本気でそう思ってました…。今の子だったら、ヤフー知恵袋とかツイッターとかで聞けば疑問解決なんでしょうけど)

荒木伸吾さんの美麗な作画でも、人気を掴みました。とくに女性層に。
原作漫画は当時ほとんど読まなくてですね、大人になってからふらっと文庫版原作読んでたら、大筋は同じなんだけど、細かい部分が異なっていて、といいますかかなり破天荒な展開が多くてびっくりだった覚えが。たとえば、十二宮編だったはずですがフェニックスの一輝が他の仲間の首をぶら下げていたとか(あとで幻覚とわかる)、わりと衝撃的な見せ方が多かったはずで、アニメって結構ソフトにアレンジされていたんだなと思いました。あんなキラキラした美少年、いねーよ! キグナス氷河はマザコンだし、アンドロメダ瞬とか、いま観たら、ニュートラルないじられ役のポジションになりそうですよね。黄金聖闘士にベルばらのオスカルみたいなのがいた気がする。この作品のせいで、星座マニアになって、その英語名まで言えてしまいます。

そして、原作漫画の画像をネットで漁っていて今更気づいたことがあります。
この作品の様式美に影響を受けた後世の漫画がいかに多いか。たとえば、神話どころか、民話とか伝承とかを下敷きにしたファンタジー多いですけど、その先駆けともいえますし。必殺技の大袈裟な吹き出しとか、大仰なレタリングとか、世界大崩壊の図とか、自分が知ってる漫画のなかに認められていまして、ほんとにこれが愛され、これで育ってきた方多かったんですね。もう、これは日本の伝説です。
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