陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

働かせかたは、法律だけでは解決しない(目次)

2018-08-17 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

働かせかたは、法律だけでは解決しない(一)
働き方改革関連法が、6月29日に成立。「残業規制」「脱時間給」「同一労働同一賃金」の三つの柱により、日本の労働慣行は大きく変わるのか? 「労働者」と「使用者」との意識格差が存在する限り、労働闘争は永遠になくならない。


働かせかたは、法律だけでは解決しない(二)
働き方改革関連法の第一の柱「残業規制」。 法定労働時間を骨抜きにする恐怖条項「36協定」に対し、時間外労働の上限規制を導入、罰則を設ける。ただし、企業規模に応じて、ないしは一部業種のみ先送りや、業務効率化を図る管理職の負担も懸念される。


働かせかたは、法律だけでは解決しない(三)

働き方改革関連法の第二の柱「脱時間給」。 高度プロフェッショナル業務を労働時間規制から外す制度は労働生産性向上につながるか、それとも、成果を賃金で評価するシステムが際限なく広がっていく恐れも。


働かせかたは、法律だけでは解決しない(四)
働き方改革関連法の第三の柱「同一労働同一賃金」。 日本の労働者の実に四割が非正規労働者。正規社員と非正規社員との待遇格差解消は望ましいが、一部正社員の待遇引き下げが広がる恐れ。


働かせかたは、法律だけでは解決しない(五)
全国の会社員の皆さん、生存戦略してますか? 職場で嫌がらせを受けている! 不当きわまる雇い止めに遭った! 残業代が支払われない! ブラック職場のトラブルで困ったときは、勇気をもって「総合労働相談コーナー」へ掛け合ってみよう。泣いてもいいが、泣き寝入りはいけません。どんなに絶望しても、いつかは希望があります。


働かせかたは、法律だけでは解決しない(六)
労働法では保護されない働きかた・フリーランス起業について。起業するならば、いつか目指したい法人化。自身の心身メンテナンスやお金の管理にシビアになりましょう。また、いつでも被用者に戻れるように、怠りなくスキルアップしておきましょう。

働かせかたは、法律だけでは解決しない(七)
夢を売る商売の裏には、血と涙の悲劇がある。ご当地アイドルとして売り出された少女が過労の果てに望んだのは…。人気高騰のゆえにプライバシーもなく、人間らしい生活を奪われたアイドル稼業の裏側について考えてみます。


働かせかたは、法律だけでは解決しない(八)
いたいけで無知、保護されるべき未成年を、大人の欲得のために労働搾取するのをふせぐ法律があります。小中高校生の皆さん、その保護者、および学校現場の先生に知ってほしい労働基準法の規定について、さらっと見ておきましょう。








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