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鳥貴族、幸楽苑 一歩間違えればとんでもない事態になっていた

2016-10-30 12:43:03 | その他
私は両方とも利用したことないけど、利用する人はくれぐれもご注意を。


消毒液酎ハイに親指混入ラーメン、取り繕う外食企業の不徳(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

ダイヤモンド・オンライン 10/29(土) 6:00配信

天高く馬肥ゆる秋だが、何を食べても美味しいこの時期、ちょっと食欲が減退するような不祥事が飲食業界で起きている。おまけに対応がまずかったものだから、騒動を起こした飲食店への信頼度までが失墜する始末だ。

 まずは、大手焼き鳥チェーン『鳥貴族』南柏店での不祥事だ。地元の大学生が言う。

 「スイカチューハイとゆずはちみつチューハイを頼んだとき、味が変だったので、店員にそう伝えたのですが『はあ~? 』見たいな感じで相手にしてもらえなかった。こっちも自信がなかったのでそのままにしてしまったんですが、もっとヤバいものと間違えてたらどうするつもりだったんですかね」

 酎ハイの味が“変”だったのは、“消毒用アルコール”を酎ハイ用の焼酎と誤って使用していたからだ。七月十九日から二十三日の五日間にわたって提供された消毒用アルコール入り酎ハイは計一五一杯にも及んだという。

 鳥貴族がこの事実を公表したのは、それから三週間を経た八月十五日になってからのことだ。何故こんなことになったのか、社会部記者が説明する。

 「南柏店で酎ハイのドリンクサーバーに焼酎を接続するべきところを、誤って従業員が手指の消毒に使う食品添加物アルコール製剤につないでしまった。客の指摘で十九日には異常に気づいたようですが、原因がサーバーの不具合にあると判断し、二十三日のサーバーのメンテナンスまで提供し続けていました。同社の発表では健康被害は報告されていないとのことですが、発表までに三週間もかかるなど、謎が起こります」

 体調不良を訴えた人がいなかったのを幸いに、ミスそのものをなかったことにしようとしたのか。だとしたら、この焼き鳥チェーン店はちょっと信用できない。


 鳥貴族と言えば、全品二八〇円均一という安さからも、若い人たちのあいだでは“トリキ”の愛称で親しまれている焼き鳥チェーン店だ。一九八五年に第一号店を出店以来、事業は拡大し、現在は五〇〇店舗を数えるまでになった。焼き鳥業界での売り上げはナンバーワンを誇るのである。

 そのためか、鳥貴族は追随した『鳥二郎(秀インターワン社が展開)』のロゴマークやメニューの類似が事業を侵害したとして、鳥二郎側にロゴマークの使用禁止及び約六〇〇〇万円の損害賠償を求めた裁判を起こしてもいる(訴訟は昨年十一月二日に和解。和解内容は非公表)。

 また、創業者の大倉忠司氏が『関ジャニ∞』メンバー・大倉忠義くんのお父さんであることでも知られている。

 そんなトリキで起きたトラブルだが、こうした人的ミスが起こる要因を元従業員は次のように説明した。


「時給八三〇円(東京都の最低賃金は九〇七円)で雇われるアルバイトの大半は学生とフリーター、外国人です。手洗いの徹底など衛生面での注意は受けますが、幹部の人たちもいつも見ているわけではないし、全然守られてませんね。外国人スタッフは、手袋を着用すべき場面でも、つい素手で食材に触れてしまったり。外国人スタッフとのコミュニケーションがうまくいかなかったり、あまりいい環境ではないです」

 二八〇円均一という安さの裏側には、何かしらミスやトラブルを招きかねない不都合があるのかもしれない。

 余談ながら、焼き鳥の話が出たついでに……、先日、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』という番組が“食品産地”について議論していたのだが、その内容というのが驚いてしまうものばかりだった。

 たとえば、中国内で飼育した後に絞め、解体し、串打ちまでした状態の鶏肉が日本に輸出されたとする。その輸入鶏肉をお店で焼いて焼き鳥として客に提供したとき、その焼き鳥は中国産ではなく、“国産”となるのだそうだ。皆さんはご存じだっただろうか? 

 加工食品の場合、最後に手を加えたのが日本なら国産というワケのわからないルールがあるかららしい。東京湾で養殖した牡蠣を広島まで運び、瀬戸内海にじゃぼんと漬けたら“広島産”となるのと同じ原理だが、国産だから安心だと思って食べていた焼き鳥が、実は中国で育てられた鶏だった……、なんてことは当たり前のようにあるのだそうだ。その鶏が中国でどんな育てられ方をしたかまでは書かないが。


 日本マクドナルド社が期限切れの中国産鶏肉を廃棄せず再利用していたのは二年前のことだ。ワイドショーのみならず夜のニュースでも、肉を素手で扱ったり、床に落ちた肉を拾ってそのまま製造ラインに乗せた中国工場内の映像が繰り返し映し出され、マクドナルド社は一気に信頼をなくし、その年、二〇〇一年の上場以来、初の経常赤字を記録するに至った。

 かつて賞味期限切れの洋菓子販売と産地偽装で船場吉兆が閉店に追い込まれたように、食の安全や衛生管理にかかわる問題は店舗の存続をも左右する時代だが、福島県郡山市に本社を置くラーメンチェーン『幸楽苑』静岡清水インター店で起きたできごとはショッキングだった。

 子どもが食べた「お子様セット(小ラーメンとチャーハン、ガチャガチャの無料券付セット)」に、女性従業員の切断された親指が混入していたのである。


ラーメンに混入した“異物”を見つけたのは子どもだったという。母親が店に指摘すると、店側は異物を“親指の先端部分”だと確認した。従業員は母親の自宅まで出向いて謝罪したというが、そのとき、混入されていた親指も届けたという。

 何のために親指を持参したのかは不明だが、親指を受け取った母親は翌々日になって静岡市保健所に通報。親指は幅約一センチ、長さ七~八ミリ大で爪が付着していたそうだ。女性従業員が親指を切断したのは、九月八日正午ごろ、仕込みのため、電動のハムスライサーでチャーシューを切っていたときだったとのことだ。店の関係者が言う。

 「開店する刃の部分に肉の欠片が詰まったのです。そこで彼女は電源を入れたまま、ゴムの手袋をはめた左手の親指で押し込もうとしたところ切断してしまったのです」

 店はスライスしたばかりのチャーシューを廃棄し、スライサーのアルコール消毒を行なったが、切断された指先は見つからなかったそうだ。スライサー近くに置いたタッパー内のチャーシューは廃棄せず冷蔵庫に保管したが、見つからなかった親指は、実はこのタッパーに混入していた。

 ところが、である。親指混入を朝毎読の三紙が報じたところ、何故か幸楽苑ホールディングスが激怒。報道内容を全否定した。幸楽苑ホールディングス広報部が言う。

 「異物混入は事実であり真摯にお詫びを申し上げますが、混入したのは『爪』であり、従業員は指すら切っておりません。報道内容は当社が出したものではなく、どうしてあのようになっているのか摩訶不思議です」

 異物は爪だと言い張る幸楽苑は、スライサーは二~三ミリに設定しているため、仮に指を切ったとしても七~八ミリもの厚さにはならないと言い、切断された指を客に渡すわけがないと反論するのだ。

 そのすぐあとで、やっぱりあれは従業員の指の混入だったと訂正するのだが、幸楽苑ホールディングスは、何故すぐにバレるような嘘をついたのか。さらに言うなら、母親の通報を受けた保健所が立ち入り検査に入った際、幸楽苑が提出した報告書にも異物は“爪の一部”と記され、保健所から「親指ではないのか」との指摘を受けて書き直していたのだという。報告書の書き直しも、本社には伝えられていなかったらしい。

 幸楽苑がついた嘘はたいへんな危険性をはらんでいた。その危険性を保健所の職員が説いている。


「幸楽苑の担当者は当初、他のタッパーもすべて廃棄したと説明していた。指は腐敗が進み黄色ブドウ球菌が繁殖します。血が飛び散っている可能性もあり、肝炎やエイズなどの感染症が伝染する恐れもある。幸楽苑には、仕込みから二十四時間経ったチャーシューは廃棄する社内ルールがあるようですが、それも守られていなかった」

 最初から親指混入を認めて謝罪しても、幸楽苑の評判はガタ落ちだっただろう。だが、事実を隠そうとしてその嘘が暴かれたときのダメージは計り知れない。幸楽苑は、後者を選んだということだ。

 それは、自社の企業イメージや売り上げと客の安全のどちらを優先するかの問いでもあるのだが、切断された指先が未発見のまま営業を続けたことに、幸楽苑は贖罪意識を持たなかったということなのだろう。


 結果、幸楽苑は二七日、ショッピングセンター内の一店舗を除いた全五二二店舗を一斉休業し、全従業員に衛生教育を施すのだという(翌二八日からは通常営業)。だが、親指混入はもとより、その事実すら組織ぐるみで隠そうとした幸楽苑に、客は戻ってくるだろうか。

 これからラーメンがおいしい季節なのに、なんだか、ついつい具を丹念に確認してしまいそうだ。

 もうひとつ、日本郵政が運営する『かんぽの宿青梅』で北海道フェアが催された際、道産と記載しながら実際には三割ほど安いノルウェー産のズワイガニを使っていたことが発覚した。日本郵政広報部が釈明する。

 「仕入れの見通しが甘く、道産を十分に仕入れることができず、道産でないものを提供せざるを得なかった」

 ズワイガニだけでなく、実際にはアスパラガスや鮭、いくら、メロンも道産では足りず道外産を混ぜていたり、毛ガニと称したカニも実は格安のクリガニだったりと、利用客約二二〇〇人をだましていたのだが、消毒用アルコール入りの酎ハイや親指混入ラーメンを知った後だと不祥事が小さく思えてしまうから不思議だ。もちろん、笑って済ませられる問題ではないのだけど。

 はごろもフーズのツナ缶にゴキブリが混入していたというニュースも飛び込んできた。安全で、安心な、美味しいものを食べたい食欲の秋である。

 参考記事:朝日新聞10月7日・13日付
産経新聞10月21日・26日付
J-castニュース10月13日付
週刊文春9月1日・10月27日号 他

降旗 学
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