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小沢一郎:国民の意識もおかしいと思う。

2017-05-06 18:23:29 | 政治経済問題
小沢一郎氏が強烈危惧 「安倍首相は本心と行動が矛盾」 #日刊ゲンダイDIGITAL

2017年5月5日

世界全体が非常に流動的になってきている。それぞれの国内で今までの政治の歪みが表面化してきて、先行きが見通せない。そんな中で、日本は安倍首相の一人天下のような一強多弱と呼ばれる状況だが、国際社会の変化に対応できるのだろうか。ただひたすら米国の鼻息をうかがうような政権であると同時に、国内では何をしても歯向かうものがいない非常に権力主義的な政治が、間違った方向に運営されつつある。非常に危惧している。

 トランプ米大統領は商売人。日米関係がおかしくなると安倍政権が困るのがわかっているから、日米同盟を深化させなければならないと言いながら、経済は2国間の交渉でと、実を取ろうとする。したたかで割り切っている。トランプ大統領は日本をなめ切っているから、きちっとした主張をしていかないと大変なことになる。

 もっとも一番の問題は、安倍首相は本心では、実は反米。ポツダム宣言も極東軍事裁判も日本国憲法もみんなおかしいと言い、戦後体制を認めていないわけだから。大日本帝国みたいな軍事強国に戻したいというのが本音だろう。それなのに、米国と今、事を起こすと自分の身が危ういということで、ひたすらお世辞を言ってる。本心と行動が矛盾している。これが何かの時に判断の間違いになるのではないかと思う。


結局、安倍首相の悪いところは、本音を隠して国民をごまかして、既成事実を積み重ねていくところだ。安保法制も集団的自衛権の行使容認もそう。事実上、海外派兵の道を開いてしまった。道を誤る。トップリーダーとして非常によろしくない。

 森友学園問題をきっかけに今の政権の異常さも浮き彫りになってきた。一番の象徴が、安倍首相夫人に5人もの政府職員とSPが付いていることだ。公務員だから秘書官だよ。秘書官が5人も付いているのは総理だけで、一般の国務大臣には1人しか付いていない。総理が付けろと言わなければ、役所が職員を派遣するわけがない。少なくとも誰かが、総理の意向だと言わなければ。権力の私物化、ここに極まれりだ。

 安倍政権にはこれだけいろいろな問題があるわけだが、それでも支持率が高いのは、まずは野党の体たらくだからだけれども、国民の意識もおかしいと思う。個別の基本政策には反対が多いのに、なぜ支持するのか。ダメなら他にすればいい。日本人はすぐ諦めてしまう。それで選挙でも投票を棄権してしまう。


ただ、こうした日本人の性根はすぐには直せないから、やはり政治家が先に行動して国民に訴えなきゃいけない。だから私は、共産党は別として、無所属を含めた野党みんながまとまるべきだと言っている。それ以外に国民が認める「受け皿」にはならない。

 今回のテーマは「スローダウンして走り抜く」ということだそうだけど、「果報は寝て待て」などのことわざもある。目の前のささいな現象にとらわれずに、全体をいま一度見つめ直すというのは必要だと思う。私も今は少しスローダウンして、民進党の奮起を待っているところだ。



安倍が反米、というよりも、日本会議が反米なのだろう。

しかし、日本会議の奴らは「狡くて」、いわゆる、「ハンドラーズ」の連中に楯突けば、その何倍もの報復をされることを恐れている。

だから、徹頭徹尾、戦前戦中回帰を取れない。だから、日本国憲法のことは「押しつけ憲法」だというくせして、日米安保は肯定する。こんなバカな話はないわけで、相矛盾することを平気で掲げている。

よって、日本会議のいいなり(傀儡)の安倍も、それに同調せざるを得ない。

また、安倍はオバマともそりが合わなかったし、トランプに至っては「恐れをなしている」。これは、安倍が、「トランプと果たして良好な関係を築いていっていいのかどうか・・・」と、戸惑いの言葉を漏らしたことでもわかる。

ということは、安倍が対米関係をよくしようと思っていないのは明白ではないか。

それでも、安倍が対米寄りになるのは、アーミテージやナイといったハンドラーズに全幅の信頼を置いているからだ。というか、頭が上がらない。

しかしながら、トランプ政権になって以降、アーミテージやナイ、グリーンといった、お馴染みの顔がとんと姿を現さなくなった。どうやら、ハンドラーズがトランプ政権下では「戦力外」に追い込まれたか、はたまた表舞台から葬り去られたかのどちらかだろう。

さすれば、後ろ盾がいないも同然の安倍は、「困ったことになる」だろうね。小沢のいう、「これが何かの時に判断の間違いになるのではないかと思う。」という危険性は低くない。


さて、日本国民にはすっかり、自民党に政権を担当させておけば何とかなる、という意識が根付いているのではないか。これは要するに、長い物には巻かれろ、ということに他ならないのだが、だったら、2009年の政権交代は一体何だったのか?

2005年の衆院選で、「郵政解散」を挙行した小泉純一郎総裁の下、自民党は圧勝。だが、その4年後には自民党は大惨敗を喫して下野したのである。この事実は、要するに、国民が、自公政権はもうダメだ、という判断を下した結果ではないのか。

ま、その後の民主党(国民新党・社民党)政権が、次第に政権運営に対する「素人さ」を露呈し、おまけに内部闘争を繰り返したものだから、国民が愛想を尽かし、2012年に再び自公政権に戻すしかなくなった、という点については賢明な判断だった、ということを否定するつもりはないが、今の自公政権といえば、民主党政権時代に、極力、国民の生活に寄り添う形の政策を取ってきたのとは「真逆の」、言い換えると、「帝国主義」的な政策ばかり推し進めているにもかかわらず、常にその政権を掌る安倍内閣に50%以上の高率の支持を与えてきたのである。

これはつまりは、日本国民は、自らの手で政権交代を果たすことはできない、という証左も同然であり、そればかりか、戦前戦中回帰を目指す自公政権が望ましい、ということなのだから、世界各国の目からすると、日本という国は将来的に危ない方向へと進むのではないか、と疑わざるを得まい。

よって、中国が尖閣沖にしばし船を出しているけど、これは日本の帝国主義復活を恐れての行動という意味も含まれていると考えられる。

また、報道における自由度も、汚職のオンパレード国家・イタリアにすら「負け」、G7参加国の中ではついに最下位(国別ランキング72位)に転落した。鳩山政権の頃は11位の位置にあったのだから、安倍が首相になったとたん、日本の動向が大きく変化(悪化)したと言わざるを得まい。

ところが、日本人自らが、こうした「危機的状況」を本当に認識しているのか、甚だ疑問である。

加えて、若い連中ほど、好戦的思考を好む、という傾向にもあるようだ。つまりは、中国と韓国、それに北朝鮮が「仮想敵国」という認識なのだろう、と考えられる。

但し、そのような話に持って行ったのは、日本会議を中心とした、いわゆる、「なんちゃって極右思想」の連中である。

「日本はすごい!」「日本は世界一!」ばかりを喧伝し、他国の姿を見ようとしない。しかし、アメリカは「真の同盟国」であると過信する。

こんな、ヴァーチャルでしかない世界の見方、考え方が、凡そ、常にリアルで動く世界情勢において通用するわけがないのである。

これはひとえに、日本の外交力が弱体化、いや、外交力そのものが「なくなった」ことに一番の原因があるように思われる。

安倍が「俯瞰外交」と言いながら、実際には行った国に対してカネをバラまいて終わり、というケースばかりであるということを知っている国民は少なくないはずだ。

また、俯瞰外交と言いながら、欧米諸国の首脳が密に会談している、中国の首脳とは、定例の国際会議で少し話をするだけ。場合によっては、立ち話で済ます。この辺をとらまえても、日本はなぜ中国とうまく疎通が図れないのか、こんなことでは、有事の火種になるだけではないか、と懸念するわけである。

日本国民は、本当に安倍政権を今後とも支持していくつもりなのか?

もう一度、「自らの手によって」、政権を交代させたくないのか?

だとするならば、もう、独立国家としての役割を放棄したほうがいいだろう。

日本は今、そこまで追い詰められていることを深く認識すべきである。
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