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連合は労働組合の看板を捨てろ!

2017-07-14 01:42:52 | 政治経済問題
森永卓郎が12日、NHKラジオのマイあさラジオに出演して、「なぜ賃金が上がらないのか」という話をしていたが、日本の労組の弱体化については言及していなかった。

はっきり言うが、日本の労働組合は先進国の中では最も弱い。

それに輪をかけて、連合が、何と、ホワイトカラーエグゼンプションに「賛同する」姿勢を示しているとは、開いた口が塞がらない。

こんな、労働者に不利になるような施策に真っ先に賛同する国など、先進国の中では日本だけだ。


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残業代ゼロ法案を一転容認…「連合」は誰の味方なのか? #日刊ゲンダイDIGITAL

2017年7月13日

サラリーマンに「暗黒社会」が到来するかもしれない。安倍政権が提案している「残業代ゼロ法案」について、労組の連合が、これまでの反対姿勢を百八十度転換し、容認する方針であることが分かった。

「残業代ゼロ法案」は、安倍政権が2015年4月に国会に提出したが、野党側の猛反発で審議入りできていない。11日に明らかになった、政府と経済界、労働界の首脳が参加する政労使会合の合意案によると、連合は法律の修正案として、政府が導入を目指している「高度プロフェッショナル制度」(残業代ゼロ)を認める代わりに、「年間104日間以上の休日取得」を企業に義務付けるよう要請したという。しかし、この修正案で妥協するのはとんでもない話だ。

■ブラック企業レベルの修正案

 日本労働弁護団幹事の渡辺輝人弁護士(京都弁護士会)はこう言う。


「年間104日間の休日というのは、単に週休2日に52週(1年)をかけた数値です。つまり、連合が残業代ゼロ法案容認の引き換えにしようとしている年間104日の休日とは、元日も憲法記念日も勤労感謝の日も全く無視しているわけで、これはブラック企業レベル。少なくとも年間120日以上の休日は必要ですよ」

 現在、普通のサラリーマンは年間約113日間の休みを取っている。修正案が施行されたら労働強化につながるのは間違いない。

 連合は2015年4月、当時は事務局長だった神津会長が〈事務局長談話〉を公表。〈「高度プロフェッショナル制度」が創設されれば、対象労働者は労働時間に関する基本的かつ最低限のルール保護さえ受けられなくなる〉と猛批判していた。それがわずか2年余りで手のひら返しだから裏切りもいいところだ。


「『残業代ゼロ法案』は、連合内部でも大企業と中小企業で賛否が分かれている。中小企業が加盟する下部組織は絶対反対ですが、神津会長や幹部が出身母体の大企業の本音は賛成です」(経済ジャーナリスト)

 神津会長と安倍首相は13日にも官邸で修正案について会談する予定だ。労働貴族の神津会長は、いったい誰の味方なのか。

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