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オールスター競輪2017回顧

2017-08-17 10:17:21 | 大レース回顧集
関連記事:8/15 平・第60回オールスター競輪決勝


【いわき平・オールスター】福島コンビの一騎打ち制す!渡辺がG1制覇― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

一成が地元G1制覇――。G1「第60回オールスター競輪」の決勝戦が15日、福島県・いわき平競輪場で行われ、渡辺一成(34=福島・88期)が新田祐大のまくりを直線内から差し切り優勝。賞金4400万円(副賞含む)と、グランプリ2017(12月30日、平塚)の出場権を獲得した。渡辺のG1優勝は16年2月の久留米全日本選抜以来2回目。2着は新田で地元コンビでのワンツー決着となった。

 渡辺が新田とのゴール前勝負を1/4輪(約17センチ)制して2度目のG1優勝を飾った。

 中部勢との対決が最大の焦点になった決勝戦。地元勢は「新田君が(イン粘りも含めて)柔軟に対応できるように」と前受けから組み立てた。残り2周前に竹内が落車するアクシデント後は新田が4番手を確保。

 「強い新田君なら行ける。僕はついて行き、浅井君を乗り越えてからの勝負」と直線勝負に懸けた。4コーナーを回ると新田と渡辺の一騎打ち。「内を差して思い切り踏ませてもらった」。10秒8の好タイムでまくった新田をかわした。

 「抜いた確信はあった」。ウイニングランから引き揚げると北日本勢の仲間による歓喜の胴上げ。表彰式では「地元の皆さまの応援があったからこそ優勝できました。ありがとうございました」と腹の底から声を絞り出して地元ファンの声援に笑顔で応えた。

 渡辺が何度も口にした「新田君のおかげ」が勝因の一つ。そして地元のG1決勝を平常心で戦えた精神面の充実ぶりも大きい。「3年後(東京五輪)は日本代表という責任感の中で走る。その舞台に向けてレースの緊張感に負けるわけにはいかない」という強い思いがある。今年1月の平記念をS級S班1人で参戦して、“負けられない”というプレッシャーの中で結果(<1><3>(2)<1>)を出したことも今シリーズにつながった。

 この優勝で2年連続のグランプリ出場を決めた。渡辺は今年後半戦も自転車競技と競輪の両立を続けるが、新田とのコンビでビッグ戦線の流れを左右する。

 ◆渡辺 一成(わたなべ・かずなり)1983年(昭58)8月12日生まれの34歳。福島県双葉町出身。県立小高工卒。03年7月プロデビュー。通算成績は806戦228勝。通算取得賞金は4億5805万円。主な優勝は第31回全日本選抜競輪(16年)、第60回オールスター競輪(17年)。1メートル76、80キロ。血液型A。

 ◆目標届かず いわき平オールスターの5日間の総売り上げは106億7867万6100円。最終日6Rが不成立で全返還となり、目標の107億円にわずかに届かなかった。



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【競輪】オールスターは渡辺一成が制圧 地元でのG1優勝を八代亜紀も祝福(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170815-00000078-dal-spo @YahooNewsTopics

8/15(火) 18:21配信

「オールスター競輪・G1」(15日、いわき平)

 最終日11Rで決勝戦が行われ、渡辺一成(34)=福島・88期・SS=が直線で内を踏んで1着。昨年2月の全日本選抜(久留米)以来となる2回目のG1優勝を、地元バンクで決めた。最終2角からまくった新田祐大(福島)が2着、先行した深谷知広(愛知)をかわした浅井康太(三重)が3着に入った。

 レースは残り2周半前から深谷が竹内雄作(岐阜)-浅井-坂口晃輔(三重)を連れて上昇。先行態勢に入ろうとしたとき、竹内が前の深谷に接触して落車(過失走行で失格)。正攻法の新田は4番手に引き、単騎の脇本雄太(福井)、原田研太朗(徳島)は後方に下げる。

 深谷がマイペースで駆けるが、最終2角から新田がスパート。3番手回りの山崎芳仁(福島)は離れたものの、新田はグングンと加速して、中部3車を難なくとらえる。だが、4角手前から蛇行したため、マークの渡辺は内を突いて抜きにかかる。並んだまま直線に入り、最後に新田をかわした渡辺が1着でゴールした。

 ヒーローの渡辺は「ゴールした瞬間に1着と確信はあった」と言うものの「内容に納得していないので、喜び半減ですね」と2回目のG1優勝も笑顔は少なかった。レース前は緊張することがなかったとのこと。「ここで緊張しているようでは、東京五輪で勝負ができませんから。今回は余裕を持って走れました」とキッパリ。北京、ロンドン、リオデジャネイロに続き、2020年の東京で4大会連続の五輪出場を狙っている。

 ただ、年末のKEIRINグランプリ(12月28日・平塚)へは新田とともに出場できる。「グランプリでいいレースができるようにしたい」と抱負を語った。




11R (S級決勝) 2,425m(6周) 曇・風速1.0m

1 7 渡邉 一成 33 福 島 88 SS 10.7 差し
2 1 新田 祐大 31 福 島 90 SS 1/4車輪 10.8 捲り
3 9 浅井 康太 33 三 重 90 SS 3 車身 11.1
4 2 脇本 雄太 28 福 井 94 S1 1 車身 10.9
5 6 坂口 晃輔 29 三 重 95 S1 1 車輪 11.1
6 5 原田 研太朗 26 徳 島 98 S1 1/2車身 10.8
7 8 山崎 芳仁 38 福 島 88 S1 1車身1/2 11.1
8 3 深谷 知広 27 愛 知 96 S1 4 車身 11.8 HB
  4 竹内 雄作 29 岐 阜 99 S1 失格過失走行 入線順位:9

■ 払戻金
2枠複 1=5 420円 (1)
2枠単 5-1 890円 (2)
2車複 1=7 390円 (1)
2車単 7-1 880円 (2)
3連複 1=7=9 1,560円 (2)
3連単 7-1-9 4,860円 (5)
ワイド
1=7 260円 (1)
7=9 480円 (4)
1=9 530円 (5)



『第60回オールスター競輪(GI)レポート』 最終日編

決勝戦 レース経過

 号砲と同時に新田祐大が勢い良く飛び出してスタートを取った。初手は新田-渡邉一成-山崎芳仁、脇本雄太、原田研太朗、深谷知広-竹内雄作-浅井康太-坂口晃輔の順で並ぶ。
 
周回が進み、青板周回の2角から深谷が勢いよく上昇していき、バック過ぎに先頭に立った。このとき、竹内が深谷の後輪に接触し、バランスを崩して落車。すると、浅井が追い上げて替わって番手回りになる。下げた新田はすんなり中団4番手に入り、落車のあおりを受けた脇本、原田は切り替えられず、それぞれ7番手と最後尾に置かれた。赤板を通過して打鐘を迎えたが後ろからの反撃はなく、深谷は3角からペースを上げていき、最終ホームでトップギアに入れた。深谷が懸命に逃げる一方、脇本が最初に反撃するが、車は1車進んだだけ。今度は2角から新田がスパートすると、こちらはスピードが違った。新田は一瞬にして中部勢を飲み込むと、渡邉と2人でセーフティーリード。地元両者のマッチレースは、新田が4角で車を外に振ったときに渡邉は内のコースを踏み、ゴール寸前で交わして優勝を手にした。山崎は踏み出しで離れ、深谷の番手から浅井が追い込んで3着に入る。


青板のバック過ぎに竹内雄作が落車に見舞われた。主導権を握った深谷知広の番手は1車上げて浅井康太。単騎の脇本雄太、原田研太朗は動くに動けず、新田祐大が3車になった中部ラインの後ろの4番手を確保し、反撃のタイミングをうかがう。最終2コーナーから新田がまくると渡邉一成も続いて、2人で中部ラインをのみ込む。山崎芳仁は置いていかれ、新田、渡邉の地元両者のV争い。最終4コーナー手前で新田が外に振ると、渡邉が新田の内に進路を取って直線へ。ハンドル投げで新田をとらえた渡邉が、2度目のGI優勝を地元で手に入れた。
 
「本当に今回だけは、地元の執念だけでした。新田君に申し訳ないし、ブサイクなレースだったんで、手放しでは喜べない。スッキリした勝ち方ではないですよね。今回は全部、番手からの勝負だったんで、新田君みたいに(自力で)豪脚を発揮できるようなレースをしたい」
 
高松宮記念杯、サマーナイトフェスティバルに次いで3連続でのビッグ制覇がかかっていた新田祐大(写真)は、4分の1輪差で2着。しかしながら、深谷の逃げをあっさりねじ伏せたスピードで地元ファンを魅了した。
 
「目標としていた(ラインの)3人で独占ができなかったのは悔しい。まさかあんな風に落車になるとは誰も思っていなかった。波乱のレースになったなかで、地元ワンツーはよかったです。深谷君も強いし、浅井(康太)さんはタテにも踏めるしヨコもできる。坂口(晃輔)君もいてしっかりしたライン。だから、4番手を取ったからといって確信はできなかった。しっかりしたところでしっかり仕掛けようと。しっかり仕掛けることはできました」
 
竹内の落車で深谷の番手になった浅井康太は、新田のまくりを止め切れず3着がいっぱい。
 
「(竹内)雄作の落車を避けてだいぶ脚にきていた。そのあとはしっかりとレースができたけど、新田君が強かった。あれは止められない…」
 
新田が4番手で構えて、単騎の脇本雄太、原田は7、8番手。最終1コーナーで脇本がまくりを打ったが時すでに遅く、新田に合わされ不発。
 
「新田さんが引いてきた時点でチャンスがなかった。落車を避けて、(体が)固まってしまった。もうちょっともつれると思ったんですけど…」




竹内の転倒により、中部はもちろん、脇本、原田の単騎勢も目算が狂ってしまった。

そんな中、新田は慌てることなく深谷を前に行かせて自身は4番手。これで勝負あった、と思われた。

で、新田は満を持して2角からスパート。これでGI連覇、ビッグ3連覇は濃厚と思われたが、4角で車体がふらついてしまった。その煽りを受けた渡邉が、やむを得ず危険回避のため内圏線を踏み外し、ゴール直前、新田を捕らえて2度目のGI制覇。

決勝では内側追い抜きのような形で勝ったため、後味の悪い優勝と言っていた渡邉だが、調子のほうは、サマーナイトフェスティバルのときよりも格段に上がっていて、準決勝ではついに新田を差したし。決勝も新田を捕らえた。

これで、2つ目のタイトルとなり、「競技オタク」的なイメージは払しょくされた。もちろん、今もナショナルチームの一員であり、最年長選手であることから、チームのまとめ役も任されているようだ。

オールスター競輪の制覇は渡邉一成が日本を代表する自転車選手であることも裏付けたのではないか。

竹内は不用意な転倒だった。これで当分の間、中部の番手は回れまい。
ジャンル:
自転車
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