公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

競輪祭2015回顧 & KEIRINグランプリ2015出場選手決定!

2015-12-30 18:48:44 | 大レース回顧集
関連記事


KEIRINグランプリ2015 共同記者会見 


ガールズグランプリ2015 & ヤンググランプリ2015 想定番組


11/23 小倉・競輪祭 武田豊樹が2度目の競輪王!



【小倉・競輪祭】武田が7度目G1制覇!平原の番手から豪快差し ― スポニチ Sponichi Annex 競輪

今年最後のG1「第57回競輪祭」の決勝戦は23日、北九州市の小倉競輪場で争われ、平原康多のまくりを武田豊樹(41=茨城・88期)が差して優勝、賞金2890万円を獲得した。武田のG1優勝は今年6月の高松宮記念杯以来、7回目。競輪祭優勝は3年ぶり2回目となった。なお大会終了後に12月30日に京王閣競輪場で行われる「グランプリ2015」の出場選手が決定した。

 今年1年間、1番車のチャンピオンユニホームで戦った武田が今年最後のG1を優勝で締めた。「グランプリ前のG1が一番大事と思っている。しっかり練習した」。万全の状態で迎えた今大会。準決勝に続き決勝戦も「お互いに信頼している」と言う通り、数々の好連係、好勝負を演じてきた平原に任せて挑んだ。

 村上兄が先行勝負に出て、一度は平原との連係が崩れるシーンがあったが、平原がまくると必死に食らいついた。後輪だけに集中。「最後は脚がいっぱいで差せるとは思わなかった…」と語ったが、1/4輪差し切った。

 「優勝できたのは平原君の頑張りに尽きる。平原君は相当苦しかったと思う」。武田―平原の並びで走るケースもあるだけに、武田は平原の走りの厳しさも分かる。だからこそ何度も平原に感謝した。

 昨年の競輪祭は武田―平原の並びで平原が優勝、武田が2着。そして今年は平原―武田の並びで武田が優勝、平原が2着。1人でも強い武田と平原が並ぶと、1+1が3にも4にもなる。

 「思ったよりユニホームが重く感じた1年間」だったがG12勝を飾り、立派に責任を果たした武田。次の大舞台はグランプリ2015だ。「今年は関東(京王閣)で開催されるので関東の代表選手としてしっかり備えたい。連覇とかは考えていない。競輪祭を大事に走った気持ちがグランプリにもつながると思う」。平原と武田と神山の3人がグランプリでも中心になるはずだ。

 ◆武田 豊樹(たけだ・とよき)1974年(昭49)1月9日、北海道斜里町生まれの41歳。私立釧路緑ケ岡高卒。03年7月プロデビュー。通算成績は930戦371勝。通算取得賞金は12億7850万円。主なビッグ優勝は第62回日本選手権(09年)、第52回、57回オールスター(09、14年)、第63回、66回高松宮記念杯(12、15年)、第54回、57回競輪祭(12、15年)。その他の競技歴はソルトレークシティー五輪(02年)スピードスケート500メートル8位。趣味は「食べること」。1メートル77、90キロ。血液型O。



小倉競輪祭4日間の総売り上げは93億1308万4500円。前年比94.2%で売り上げ目標の105億円に届かなかった。

【小倉・競輪祭】村上義7着、最終切符獲得も「残念」 (競輪) [ 11月24日 ]
【小倉・競輪祭】戦い終えて (競輪) [ 11月24日 ]


平成27年11月23日

競輪祭の最終日は早朝より大盛況。今回は4日間を通して久し振りにお客さんに喜んで貰えたと思ってます。

期待していた脇本雄太・深谷知広・新田祐大が1着を取れなかったのは想定外の出来事でしたが、決勝は村上義弘の魂が爆発、若い竹内雄作以上のパワーと積極的な走りで場内のファンもヒートアップ。3番手を取ってた平原康多が稲川翔に内を掬われるのを予期してたのか、1角からスパートするやホームで連結を外していた武田豊樹が何時の間にか後に居て、ゴール前は本命2人のデッドヒートは今年は武田が制し、3着は切れ乍ら3番手の池田憲昭の大人気。この2人が相まみえるのは年末の京王閣GP。

私の予想は武田が昨年のお返しで平原にVのプレゼントするのではで、3番手を神山雄一郎が固める鉄璧布陣。

逃げた村上義弘は「後の博幸・翔のどちらかに獲って欲しい気持もあり流れの中で逃げたけど、自分の力不足で済みません」とガックリうなだれていたが、結果はグランプリが決定。これで夢でもあった稲垣裕之との連携が実現。

ミソ付けた感がある新田祐大・山崎芳仁の福島コンビ。浅井康太に園田匠が行けば4分戦に成ります。

武田は「全て平原のお蔭」、平原は「翔が内から来て当られる前に踏みましたが一発は効きました」でも満面の笑み。

池田までは納得でしたが、残りの者は「来年こそは」で一致してました。

売上の方は奇蹟は起こらず、今回の流れもあり93億強。目標の105億には遠く及ばず、去年からも5億不足。番組はこれ以上ない優秀な物を作りましたが、競輪祭の前日までFⅠ五ヶ所にナイター・ミッドナイトが休まずあってはファンの懐は疲弊し切ってるのは事実。

競輪界は全体的にはプラスであればこの売り上げも納得。

記念・特別はやればやる程落ちる事が想定されますが、関係者は精一杯頑張って下さい。



だから、ガールズかエボか、どっちかやらないことには、G Iの売り上げは上がらないんだって。

ガールズとセットになっているサマーナイトフェスティバルは毎年ソコソコ売り上げるだろ。

もっとも、サマーナイトは「G II」だけど。

ところで、最終日のデータはこうだった。


売 上 3.253.230.100円

入場人員 6.177名


入場者数は普段の小倉の6倍以上の数字だな。売上もこんなもんじゃない。


2015/11/23(最終日)第11レースS級決勝 2425m(6周)先頭固定競走 曇:風速 0.0m

1 1 武田 豊樹 41 茨城 88 SS 11.3 差し
2 7 平原 康多 33 埼玉 87 SS 1/4車輪 11.4 捲くり
3 6 池田 憲昭 33 香川 90 S1 3  車身 11.4
4 4 渡邉 一成 32 福島 88 S1 3/4車身 11.2
5 3 浅井 康太 31 三重 90 SS 3/4車身 11.5
6 5 村上 博幸 36 京都 86 SS 1車身1/2 12.0
7 2 村上 義弘 41 京都 73 SS 1/2車輪 12.1 HB
8 9 稲川 翔 30 大阪 90 SS 1  車身 12.1
9 8 竹内 雄作 28 岐阜 99 S1 大差


2枠複 1=5 340円(1)
2車複 1=7 380円(1)
3連複 1=6=7 1,880円(4)
ワイド 1=7 240円(1) 1=6 450円(4) 6=7 1,180円(17)
2枠単 1-5 520円(1)
2車単 1-7 630円(1)
3連単 1-7-6 3,250円(3)


各選手が死力を尽くすという、近時のG I決勝では珍しいレース展開となった。

とりわけ、村上義弘の突っ張り先行には驚かされた。これで竹内は行ききれず、浅井は行き場を失った。

そんな中、厳しい位置取りを強いられた平原が最後は捲り切り、マークの武田とのマッチレースのような形に最後はなったが、武田が平原を捕え、競輪祭は3年ぶり2度目、G Iは通算7度目の優勝を果たした。

武田のG I年間2度Ⅴは、2009年、2012年に続き今年で3回目。要するに、3年おきにやってのけている、ということになる。

初日の特選予選は展開が向かずに4着に敗れたが、二次予選は捲り勝ち、準決勝と決勝はいずれも平原マークから勝利を得た。

来月のグランプリには平原の他、神山雄一郎の出場も決まっている。恐らく、平原 - 武田 - 神山の順で並ぶという見方が大きいが、武田自身の調子がよければ、平原との並びが入れ替わる可能性も。何はともあれ、グランプリ連覇も射程圏に入ったようにも思えた、今回の武田の優勝であった。

平原はまだ8割程度の力しか出せていないと思うが、それでもこの実績。グランプリではさらによくなるだろうから、武田同様、グランプリ制覇へ向けて、射程圏に入ったものと思われる。

池田憲昭は最後に2人にはついていけなかったが、その後、他選手に絡まれながらもよく3位に入った。関東の3番手を選択したという点も当たっていた。


【競輪祭】武田豊樹が今年2度目のGI制覇! - 予想王TV@SANSPO.COM

小倉競輪場で開催されていた「第57回競輪祭」(GI)は23日、第11Rで決勝戦が行われ、武田豊樹(41)=茨城・88期=が優勝した。今年は高松宮記念杯競輪に次いで2度目のGI優勝で、通算7度目のGI制覇。2着は平原康多(埼玉)、3着には池田憲昭(香川)が入っている。

 レースは渡辺一成-竹内雄作-浅井康太-平原-武田-池田-村上義弘-村上博幸-稲川翔の順で周回。残り2周を前にして後方から近畿勢が押し上げると、竹内はいったん下げる。赤板を過ぎて一本棒の状態になると、後方から竹内が仕掛けて出るが、村上義がこれを突っ張って先行。竹内も先行争いを挑む形になったが、浅井はついていけず、竹内は番手で力尽きた形に。残り1周の段階で絶好の3番手に入った平原が3コーナーでまくり、これに武田がピタリとマーク。直線は完全に2人の争いとなったが、最後は武田が差して関東両者がワンツーを決めた。3着には、離れ気味になりながらも懸命に追走した池田が入っている。

 この結果、KEIRINグランプリ2015(12月30日、京王閣)の出場9選手は下記の9人に決定した。

 《GI優勝選手》
山崎芳仁(福島)=全日本選抜
新田祐大(福島)=日本選手権、オールスター
武田豊樹(茨城)=高松宮記念杯、競輪祭
園田匠(福岡)=寛仁親王牌

 《賞金上位選手》
浅井康太(三重)
稲垣裕之(京都)
神山雄一郎(栃木)
平原康多(埼玉)
村上義弘(京都)


補欠は金子貴志(愛知)

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KEIRINグランプリ2015 共同... | トップ | 12/29 佐世保・夜中 ガール... »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-11-24 06:36:54
グランプリの選考は賞金額で決めるのが一番良いじゃないかい?基本的にG1取ったら賞金も上位になるけど、年に1人は?の付く選手が混ざっているのが事実。結局次の年も大した活躍出来てない。
Unknown (Unknown)
2015-11-24 09:31:24
そう。
自力が潰し合うから記念も優勝ままならないマーク型が交わせる事がある。
特別優勝は勝ち上がりの自力との組合せ一つでフロック勝ちが起こる。
年に1人ぐらいいる、特別優勝したのに獲得賞金圏外の選手がそれだ。
やはり特別優勝で決定は直した方がいい。

逆にSSは獲得賞金だと、記念F1凡走ばかりで、特別やG2にて一発好走しただけの選手が格上になるのは、
特別偏重に繋がり良くない。
こちらは競走得点にしてほしい。
Unknown (Unknown)
2015-11-24 13:12:07
まあ、今回は「?」が付くのはひとりと言ってもいいし別にいいんじゃないのと個人的には思います。予想のとき一番に消せるのも魅力。
それよりも若手不在ってのがつまらない。最若手が29歳の新田て!40代が三人は多すぎだろう。

古い話ですが、GPに出口真浩を走らせてやりたかったです。
Unknown (Unknown)
2015-11-25 00:56:56
中・四国勢が一人も居ない…。

もっと頑張ってくれよ!瀬戸内の戦士達よ!
゜゜(´O`)°゜
Unknown (コマネチ)
2015-11-25 13:41:13
レースによって賞金が異なるからタイトル獲った園田の出場でいいと思うけどね。かつてのグランプリポイントよりははるかにましでしょ。


Unknown (Unknown)
2015-11-25 18:33:11
園田はF1でもなかなか一着取れないような選手だから、
Unknown (Unknown)
2015-11-25 19:33:24
やはり自力がないと上位にいるのが難かしい?
神山はあれだけの選手だから、絶対にいい位置取れるから問題ないのかもしれないけど、園田程度だと前次第の運任せだから、安定した成績残すのは至難の技。今年の博之のようにならないよう頑張れ!
Unknown (Unknown)
2015-11-25 20:21:38
優勝=決定で本命選手が犠牲アシストのデタラメ競走をした歴史を忘れてはいけない。

GPは賞金、SSは得点で決めるべきです。
特別は特別 (Unknown)
2015-11-28 13:16:32
園田はありだと思うよ
良い馬、井上昌己とか調子戻ればぐんぐんいけるんじゃ無いかな?
グランプリも4、5着以内にまとめて来ると思う
当時の村本とかと同じタイプ
中止さえしなければ (サンケイオート)
2015-11-29 19:09:58
ベスト9は人によって異なるのは当たり前。
1年分の思い入れ(主に多量のハズレ券)を忘れないように
G1の優勝者は優遇させる今の制度もベターと考えたい。
確かに純粋な賞金額だけで決めるのは誰の目にも分かりやすいが、
自転車世界選の競技者の本業を休むハンデは考慮する必要が有ります。
もちろん金メダルなら選出されるけどf(^_^;
参加者の確保は競輪界の広報の為にもなります。
結果は別問題として(´д`|||)

大レース回顧集」カテゴリの最新記事