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既に動き出しているサッカー日本代表「次期監督」

2014-06-25 14:39:20 | スポーツ
すでに動きだしているザック後任探し 有力候補はこの3人

日刊ゲンダイ 2014年6月25日

W杯本大会前から、ザッケローニ監督(61)の退任は既定路線だった。

 穏やかな性格で義理堅く、日本生活にも完璧に馴染んでいる。ザック本人は「代表監督を続けたい」と話していたようだが、マンネリ化を避けるために代表監督の任期は「W杯開催年に合わせて最長で4年」がサッカー界の習わし。代表監督選任の権限を持っている日本サッカー協会技術委員会・強化担当の原博実委員長が、後任候補をリストアップ済みである。

「原委員長はスペインのスペクタクルな攻撃サッカーの信奉者。FC東京の監督時代から何度もスペインを訪れ、それなりの人脈もある。4年前もスペイン人監督、スペインリーグで指揮を執った監督たちと折衝を重ねたが、条件面などが折り合わなくて断念したという経緯がある」(サッカー専門誌『フットボールライフ・ゼロ』編集長の中山淳氏)

■「年俸2億円の条件提示された」

 有力候補といわれているのが、スペインリーグで実績を残したメキシコ国籍のハビエル・アギーレ前エスパニョール監督(55)である。

 両親がスペイン・バスク地方からの移民。現役時代はメキシコ代表として86年W杯に出場。メキシコ代表監督として02年、10年W杯で16強に入った。クラブではオサスナ、アトレチコ・マドリード、サラゴサで采配を振り、エスパニョールを今季限りで退団したアギーレは「スペインリーグからひと息つき、次はサッカーの歴史の浅い国の代表チームを率いたい」と発言。スペインメディアが「日本行きが決まった」と報じた。海外サッカーに詳しい田崎健太氏(ノンフィクション作家)がこう解説する。

「W杯15回出場のメキシコは、伝統的に攻撃重視の国です。アギーレも攻撃サッカーを推し進める指導者として知られ、メキシコ特有の豊富な運動量をベースにしながら速いパス回しで主導権を握っていく。アギーレについてスペイン人のサッカー関係者に連絡を取ってみたら、『日本サッカー協会関係者と接触して年俸として2億円前後の金額を提示された』と言っていた。日本協会が払える年俸の上限は2億円といわれ、条件的にも妥当な人選だと思います」

対抗馬がポルト監督時代の04年にトヨタカップを制し、世界クラブ王者に輝いたスペイン人指導者のビクトル・フェルナンデス(53)。

 サラゴサの監督時代には、EL(欧州カップウイナーズカップ=当時)とスペイン国王杯を制覇し、02年に就任したベティスでは、欧州トップといわれた超攻撃サッカーで一時代を築いた。前出の中山氏がこう言う。

「専門誌の記者時代にベティスのホームで試合を観戦し、そのファンタスティックな攻撃サッカーに感銘を受けた。当時の指揮官フェルナンデスに取材を申し込むと快諾してくれて、クラブハウスでじっくり話を聞いた。柔和で気さくな紳士。話し方も丁寧だし、自身のサッカー哲学を理路整然と語ってくれた。人柄的にも日本の代表監督に適しているという印象が強い」

■50代中ばまでという「年齢制限」

大穴として前出の中山氏は、セビリアで指揮を執っているスペイン人監督ウナイ・エメリ(42)を挙げる。

 06年に2部アルメリアを率いてクラブ史上初の1部昇格を実現し、08年に強豪バレンシア監督に引き抜かれた。就任時は36歳。クラブ史上最年少監督である。ここでCL3回出場など輝かしい戦績を残した。13年にセビリアの監督に就任すると1年目(13―14年シーズン)のELを制覇。オフにクラブと契約延長のサインを交わした。

「希代の戦略家として知られ、攻撃サッカーの戦術的引き出しも多く、欧州では非常に高く評価されている指導者です。EL優勝で年俸相場もハネ上がり、契約を延長したセビリアに違約金も必要となり、金銭的には獲得が難しいが、ある程度の犠牲を払ってでも獲得する価値のある監督といえます」(中山氏)

ポスト・ザッケローニについて日本サッカー協会は「年齢的には50代中盤まで。健康体」という条件を付けたという。

 これでコロンビア代表を率いるアルゼンチン出身のペケルマン(64)、母国のアルゼンチンを率いたビエルサ(58)、元鹿島のオリベイラ(63)、元C大阪のクルピ(61)ら有力候補は姿を消した。

 ハビエル・アギーレ、ビクトル・フェルナンデス、そしてウナイ・エメリの三つ巴決戦なのである。



早く決めないといけないね。


ザックの「続投」は『ありえない』、か。


劣勢で不可解采配…高すぎたザックの年俸「4年8億円」

日刊ゲンダイ 2014年6月25日

1-4の惨敗に終わったコロンビア戦前、チームの雰囲気は悪かった。そこでザッケローニ監督は21日(日本時間22日)、現地午後3時半から予定していた練習を、30分前に「休養日にする」とメディア陣にアナウンス。ザッケローニ監督がインタビューに応じ、「次の試合に良い状態で臨むため、選手のメンタル面を良好な状態にしたかった」とコメント。当日夜、ブラジルの名物肉料理シュラスコ専門店を貸し切って食事会を行った。

 13日間に3試合と短期決戦のW杯グループリーグ中に休養日を設けるなど、前代未聞。ところがザックの頭の中には、食事会が“いいクスリ”として刷り込まれていた。12年6月3日に埼玉スタジアムで行われた、W杯アジア最終予選オマーン戦前のことだ。

「当時代表選手は5月下旬からさいたま市内の定宿に泊まって事前合宿をやっていましたが、チーム状況が悪かったこともあって、代表の雰囲気がよどんでいた。そこでザックは、ホテル近くの焼き肉屋で食事会をやったのです。オマーン戦は日本代表が3-0で勝ったため、ザックはチーム状態が悪くなったら練習をオフにして食事会をやって切り替えれぱいいと、単純に考えてしまった。そういう指導者なんです」(スポーツ紙記者)

■招聘したサッカー協会にも責任

 就任当初から、「試合中に劣勢になるとフリーズして思考停止になる傾向がある」と指摘されていたが、W杯本大会も同様だった。主軸選手を不慣れなポジションで使い回し、「日本人には空中戦における成功体験がない」と言い切りながら初戦、2戦目と試合終盤、CB吉田麻也にパワープレーをやらせた。

 メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏が言う。

「ギリシャ戦では交代3人枠を2人しか使わなかった。吉田のパワープレー、選手の配置など不可解な部分が多く、それがチームに悪影響を及ぼしたことが、グループリーグ敗退を呼び込んだといっていい」

 無能な指揮官を招聘(しょうへい)した日本サッカー協会にも問題があるが、年俸が4年8億円では割に合わない。

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