懲りない面々とはこのことなのか？
１月１０日付の当ブログで大量落車・大量失格の件を取り上げたが、その後「またもや」連日の大量落車に沸く？？競輪界。
１月１３日、松戸競輪で８名大量落車！
http://www.dataplaza.keirininfo.or.jp/contents/kdphri.Kka1?KCD=31&KBI=20060113&RNO=08
他にも６車落車ってのがあった。１２月１０日の平塚（レースはこちらから。１０日の第９レース）。
http://www.dataplaza.keirininfo.or.jp/contents/kdphri.Kka1?KCD=35&KBI=20051210&RNO=09
和歌山でも初日８レースで７車落車だったな。
http://www.dataplaza.keirininfo.or.jp/contents/kdphri.Kka1?KCD=55&KBI=20060109&RNO=08
決勝もひどかった。２人失格、３人落車、１人車体故障。
http://www.dataplaza.keirininfo.or.jp/contents/kdphri.Kka1?KCD=55&KBI=20060112&RNO=11
他にも１月１３日、名古屋で５車落車、１４日、熊本で４車落車と１名完走するも車体故障。
なにか、「魔物に取り付かれた」みたいで、客は恐ろしくてだんだん「買えなくなっている」よ。
「何を考えているんでしょう！また何百人ものファンが競輪から去っていったことでしょう！」
とりわけ前にも書いたけど、２着や３着が「障害物競走」みたいな形でゴールしてレース成立だなんて、これはただの「当てモノ」ゲームみたいなもの。推理もへったくれもない。推理もへったくれもないなら、もちろん、
「買えない」わな。
一連の大量落車で共通していえることは、ろくにスペースもないのに、ちょっと内側が開いたからと言って無理やり突っ込んで行くケースばかりだということ。
もちろんそうした行為については許容範囲なんだが、逆に言えば、そうしたムリな突っ込みによって車体のバランスを崩して他選手と接触し、ひいては大量落車を誘発したんではどうにもならない。
中には「頭突き」をして前をこじあける選手もいるんだが、頭突きの「仕方にも」問題があるわな。
急激にボーンとかましたら、そりゃ横の選手は落っこちるに決まっている。果たして、そんなことを分かってやっているのかね？
分からないんだったら絶対に「やめろ」！
それにしても、一連の大量落車を誘発して失格になった選手の処分は一体どうするのかね？もちろん、即「お寺行き」になるんだろ。
そういやあの大社長は年初にこんなこと言ってたな。
ひどく無い限りは到達順に発表するのが基本なのでは、選手責任なら内部制裁。
いや、ルールに背く以上は徹底してやるのがスジ。そういえば相も変わらず、「やってはいけない」と言われている内圏線内・内側追い抜きをやらかす選手が後を絶たないし、はっきりいって選手が今のルールをあってないようなものとして捉えているために形骸化しているのが現状。もう「踏み切る」ところまで踏み切らないとダメだろう。
今の競輪のルールは重大走行注意・走行注意という、失格の一歩手前の制裁規定があるな。もうこれらは
廃止しろ！
当然これらは「失格」行為。但し落車に追い込まねば「降着」させる規定が国際ルールにはある。
もう国際ルールでやるしかないんじゃないのか。となると「追い込み専門」の選手は「いらなくなる」。
よく客が後方から捲ってきた選手に対して、
「仕事せい！」
というケースがあるんだが、仕事したら「降着」。「本当の仕事」なんて１着を取ることしかないだろ。
でないとこのまま行けばまたぞろ７・８車落車っていうケースが発生する。昔ならばそんなケース、１年に一回あるかないかだっただろ。
後日述べたいが、今の選手はトラック用レーサーをうまく乗りこなせていない連中が少なくなく、したがってトップスピードに乗ったときのボディコントロールができていない選手が目立つ。ということは、乗り込み不足に加えて、バンク練習もまともにやっていない選手が多いんだろう。
ところで１３日行われた名古屋の大量落車のレースにおいて、５１歳の松村信定が落車に巻き込まれる前に内圏線内に退避して免れ、２着に入線したシーンが見られた。こういった危険回避の場合にはもちろん有効であり、そのために内圏線ってのがあるわけなんだが・・・
