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KEIRINグランプリ2015回顧 浅井康太激白!「慎平、ヤマコウ、山田裕仁に『いじめられました』」

2016-01-03 06:52:45 | 大レース回顧集
12/30 京王閣・KEIRINグランプリ 浅井康太V!& 寺内大吉記念杯は山内卓也優勝!

【競輪GP】浅井康太が5度目の出場で初優勝! - 予想王TV@SANSPO.COM

競輪の一年を締めくくる「KEIRINグランプリ2015」(1着賞金=1億160万円)が30日、京王閣競輪場で行われた。今年の競輪界を盛り上げた9選手による激戦を制したのは、浅井康太(31)=三重・90期。2着は新田祐大(福島)。3着は平原康多(埼玉)だった。

 5度目の挑戦でついに頂点へ-。大激戦を制してゴールを真っ先に駆け抜けたのは、単騎で臨んだ浅井康太だった。

 残り2周を前にしてレースが動くと、6番手で脚をためて勝機をうかがった。そして「(3番手の)武田さんの仕掛けが遅かったのが誤算だったので、内しか見ていなかった」と一瞬のスキを見逃すことなく勝負どころで内へ切り込み、武田の番手からまくった平原に切り替えて追い込んだ。縦横無尽な走り-。まさに浅井らしいレースだった。

 「まさか本当に勝てるなんて…。夢のようです。競輪ファンで、選手を目指すきっかけをくれたおやじ(和彦さん・享年47歳)が8年前に亡くなってしまって。込み上げてくるものがありました」

 1万7000人のファンの大歓声には右手を突き上げて応えたが、仲間に迎え入れられると思わず男泣き。いつもはクールな浅井が、このときばかりは感情を抑えることができなかった。

 「デビューしたときは(競走得点が)80点の選手だった(現在115・07)けど、山田裕仁さん、山口幸二さん、加藤慎平さんたち同地区の先輩にたくさん叱られたことが今に繋がっているんだと思います」

 デビュー当時は勝ちたい気持ちからまくりを多用していたが、強くなるために先行して脚力を付けることの大事さを教わった。そして表彰式にも参列していた師匠の佐久間重光・日本競輪選手会理事長、体の使い方やメンテナンスを任せている五体治療院の小山田良治氏に向け、「師匠や先生のおかげです」と感謝の言葉を口にした。

 初の賞金王に輝いた浅井は、来年からは白のチャンピオンユニフォームを着て戦うことになる。「今までもS級S班として緊張感を持って走っていたので、今の気持ちを忘れずに-。これからも自分らしいレースで頑張ります」。王者となっても今までと変わらず、変幻自在な走りで競輪界を盛り立てていく。

 ◆浅井 康太(あさい・こうた)1984(昭和59)年6月22日生まれ、三重県四日市市出身の31歳。県立朝明高卒業後、競輪学校に入校。90期生として2005年7月にデビュー。GIは2011年7月に仁親王牌、同年9月のオールスターを制している。自転車競技では、2009年ACCトラックアジアカップ日本大会チームスプリント優勝、同ケイリン2位、2010年W杯第3戦北京大会ケイリン3位、2011年アジア選手権ケイリンで優勝、チームスプリント2位の実績を持つ。通算成績は810戦254勝、2着151回、3着77回、着外328回。通算獲得賞金は6億9025万1933円。1m79、75キロ、血液型O



【KEIRINグランプリ】浅井、涙の初V!5回目の挑戦でついに ― スポニチ Sponichi Annex 競輪

スポニチファミリーの浅井がGP初V!!「KEIRINグランプリ2015」は30日に東京・京王閣競輪場で行われた。単騎戦で勝負した浅井康太(31=三重・90期)が追い込んでGP初優勝。賞金1億160万円を獲得して、15年の賞金王に輝いた。11年からスポニチのロゴを付けて走り続けた究極のオールラウンダーが、選手生活11年目で競輪界の頂点に立った。2着には新田祐大、3着に平原康多が入った。

 6番車の浅井が5年連続5回目の挑戦で暮れの大一番を制覇した。過去4回は深谷知広ら中部勢の連係策で臨んだが、今大会は「単騎戦で自由に」と自分の感性を信じて挑んだ。

 残り2周前から京都勢と関東勢が動きだすと「流れが速いし関東の4番手から脚をためていくのがいい」と瞬時に判断。最終バックで武田、平原の動きを冷静に見極めて神山の内を突くと平原に続いてゴール前で追い込んだ。

 「まさか自分が獲れると思っていなかったし、夢のようです」。歓喜のウイニングランを終えて仲間の祝福に迎えられた浅井だったが「(8年前に47歳で亡くなった)父のことを思い出して…」涙があふれだした。浅井が競輪選手を志したのは父・和彦さんに「幼稚園ぐらいから競輪選手になるんだ」と教えられた影響があったからこそ。父に対するさまざまな思い出が浮かんできたのだろう。

 表彰式のヒーローインタビューは山口幸二氏の司会で浅井らしい和やかな雰囲気に包まれた。その後ろには浅井の師匠で日本競輪選手会・佐久間重光理事長の姿もあり「師匠には高校生の頃からお世話になってます。感謝しています」と浅井が語ると師匠は感極まった様子だった。

 グランプリ初優勝に輝いたことで来年は1番車のチャンピオンユニホームを着用してレースに挑む。「グランプリが最強の6番車だったので、来年は最強の1番車になれるように頑張ります」と決意を語ると浅井を見守る多くのファンから拍手が送られた。

 「来年も一戦一戦ベストを尽くすことに変わらない。逃げ、差し、まくり、マーク、追い込みと何でもやっていく」。来年は深谷知広、竹内雄作ら中部勢のまとめ役として、そして浅井自身の充実期を極める。

 ◆浅井 康太(あさい・こうた)1984年(昭59)6月22日生まれの31歳。三重県出身。県立朝明高卒。90期生として05年7月プロデビュー。通算成績は810戦254勝。通算取得賞金は6億9025万円。主な優勝は第20回寛仁親王牌(11年7月)、第54回オールスター競輪(11年9月)、グランプリ2015。1メートル79、75キロ。血液型O。


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浅井康太が差し切りグランプリ初制覇/京王閣

[2015年12月30日16時53分]

<京王閣競輪:KEIRINグランプリ2015>◇GP◇30日

 浅井康太(31=三重)が初制覇を果たした。

 新田祐大-山崎芳仁が正攻法に出て、武田豊樹-平原康多-神山雄一郎、園田匠、浅井の順。稲垣裕之-村上義弘が赤板前から上昇し、合わせて武田も踏み上げた。

 先行態勢に入った稲垣-村上に武田-平原-神山、浅井、園田と続き、新田-山崎は後方。最終2角まくりの武田に合わせて村上が番手まくりを打った。武田が不発に終わると、その後ろから平原が発進。バックでインを突いて追い上げていた浅井が平原を追走した。

 まくり切った平原を浅井が差し切り1着。バックからまくり上げた新田は届かず2着、平原は3着だった。

 2車単(6)(2)は2920円、3連単(6)(2)(8)は7720円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)



平成27年12月30日

グランプリは最終2コーナー迄はパーフェクトの読みでしたが、誤算は赤板からブッ飛ばした稲垣裕之に付き合った村上義弘と武田豊樹は腹一杯脚を使ってたのに、それでも意地があって1コーナーからツバ競り合いは意外にペース上がらず、絶好のポジションに居た平原康多は車間を切れず、仕方なくバックから仕掛けたゝめ何時ものスピードではなく、直線に入るや失速。最終ホームで神山の後に居た浅井康太が独特の勘で神山雄一郎をジャストのタイミングで内から掬い、平原の番手をまるで忍者の様にキープして、溜めて溜めて捲りを放った新田祐大を斥けての優勝。

3月京王閣ダービー決勝で写判の勝負を演じた3人で又もや決まりました。

記憶力抜群のファンは3人のボックスで勝負されたんでしょう。3連単7720円は本命の内。

常に2番手、3番手の評価しかされなかった男の晴れ姿。今回もそうですが、独特な体作りに大事にしてるルーティン。そして何よりも道具を大事にする男はチェーンの一つ一つに油を注して、長時間掛けて拭き取る几帳面な真のプロ。

獲るべきレーサーが獲ったと思ってます。

次なるターゲットは栄光のグランプリチャンピオンユニフォームで走る久留米全日本選抜。記念Vもある得意バンクで狙うは3度目のGⅠV。

きっとこゝでも期待に応えてくれるものと信じてます。

おめでとう、又話をして下さい。



Reading:KEIRINグランプリ 浅井康太が初優勝 NHKニュース

12月30日 17時33分

競輪の年間チャンピオンを決める「KEIRINグランプリ」が東京の京王閣競輪場で行われ、浅井康太選手が5回目の出場で初優勝を果たしました。
「KEIRINグランプリ」は、ことしの主なレースの優勝者と賞金ランキング上位の選手合わせて9人が出場して年間チャンピオンを決める大会です。

東京・調布市の京王閣競輪場で行われたレースは1周400メートルのバンクを7周して争われ、前半は互いにけん制し合ってゆっくりしたペースで進みました。残り3周を切ったところで去年のチャンピオンの武田豊樹選手が仕掛けて徐々にペースが上がり、残り1周では集団の中ほどにいた浅井選手が最後のカーブでうまく位置を取ってスパートして先行の選手をゴールの直前でかわし、初優勝を果たしました。2着は新田祐大選手、3着は平原康多選手でした。

浅井選手は31歳、5年連続5回目の出場での初優勝で、ことしの賞金王にも輝きました。

浅井選手は「しっかり練習してきたので自分の持ち味が出たと思う。グランプリ制覇を夢みて目標にして走ってきたので本当にうれしい」と話していました。

レースの売上金の一部はNHK厚生文化事業団に寄付され、福祉活動などに役立てられます。



2015/12/30(最終日)第11レースS級GP 2825m(7周)先頭固定競走 晴:風速 1.0m

1 6 浅井 康太 31 三重 90 SS 11.4 差し
2 2 新田 祐大 29 福島 90 SS 1/2車身 11.2 捲くり
3 8 平原 康多 33 埼玉 87 SS 1/2車身 11.6
4 1 園田 匠 34 福岡 87 SS 3  車身 11.6
5 9 村上 義弘 41 京都 73 SS 3/4車身 12.0 B
6 7 山崎 芳仁 36 福島 88 SS 3/4車身 11.6
7 3 神山 雄一郎 47 栃木 61 SS 1/2車身 11.9
8 5 武田 豊樹 41 茨城 88 SS 1/2車身 12.2
9 4 稲垣 裕之 38 京都 86 SS 大差 15.0 H


2枠複 2=5 670円(4)
2車複 2=6 1,180円(4)
3連複 2=6=8 970円(1)
ワイド 2=6 420円(6) 6=8 340円(3) 2=8 240円(1)
2枠単 5-2 1,760円(9)
2車単 6-2 2,920円(12)
3連単 6-2-8 7,720円(22)


稲垣、武田、村上、平原、新田もそれぞれ持ち味を発揮したが、勝ったのは「単騎待ち」の浅井だった。

稲垣のジャン前先行に対し、武田が3番手。浅井が神山の後ろ6番手となり、新田は8番手。

武田が最終1センター過ぎからスパート。これに村上が渾身の番手捲りを試みた外から、平原が二段捲り。そして、平原の後位に入り込んだのが浅井だった。浅井は直線に入って平原を捕えて先頭に。これに対し、遅れ気味の捲りを放った新田が外から追い込んだものの、浅井が優勝。


先月23日に行われた競輪祭決勝のあと、前橋のミッドナイトケイリンが行われたのだが、そこで、スポンサーである、e新聞のCMに浅井が登場していることもあってか、その直後にニコ動のコメント欄が「大荒れ」。詳しくは知らないのだが、「金返せ!」「やめろ!」というコメントが殺到したようだ。

そんなことがあったことを、浅井が知っているかどうかはしらないが、そうした汚名を大一番で「返上」した。

2011年にGIを2つ制覇した後、なかなかタイトルにたどり着けない浅井だが、一方で記念では如何なく強さを発揮しており、昨年、そして今年と、記念で着実に賞金を上積みしていたため、競輪祭前に既に出場を決めていた。

実は、ここが一番大事なところであり、要するに、GIを獲っていなくても、早くからグランプリの出場権を確実にしていれば、慌てずに調整できる。これが競輪祭でやっとこさ決まったとなると、気持ちがグランプリまで続かなくなる。また、続いたとしても、翌年まではまず持たない。したがって、浅井のような形が、トップクラスの競輪選手ならば理想的な調整法でもある。

グランプリを獲った浅井だが、GIはあと1つ、2つと欲しいところ。来年は賞金順ではなく、スカッとGIを制して、グランプリ出場を決めてほしいと願う次第。

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