公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

社員旅行は浜名湖競艇!

2016-10-16 06:05:33 | 政治経済問題
社員旅行は「浜名湖競艇場」!「能力がある人」より、「一緒にいたら面白い人」を選べ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

ダイヤモンド・オンライン 10月15日(土)6時0分配信

ベストセラーとなり話題を呼んでいる『1日36万円のかばん持ち』。
一方、「新・PASONAの法則」を初めて解説し、重版出来の『稼ぐ言葉の法則』。
ビジネス書の2大巨頭とも言うべき「経営指導のカリスマ」小山昇氏と「日本一のマーケター」神田昌典氏のKK対談が約15年ぶりに吉祥寺で実現! 
いったいどんなことが語られるのか? 注目の対談前篇をお送りする。
(構成・藤吉豊)

● オーケストラの指揮者と 社長の共通点

 進行:かつておふたりは、一度、対談をされたことがあるそうですね。きっかけは? 

 神田:今から15、16年ほど前に、私のお客様から「ものすごくおもしろい社長がいる」とうかがい、アポイントを取らせていただいたのです。
 小山社長が、「日本経営品質賞」を初めて受賞(2000年度)された後でした。
 私は、フランクリン・コヴィー博士の言う「インサイド・アウト」、つまり、「状況を変えたければ、自分の内面を変えていく」というスタンスです。
 一方で小山社長は「仕組みを使って問題を解決する」というスタンスを持っておられます。
 会社経営を合理的、科学的、自動的に進められている、というのが小山社長に対する第一印象ですね。

 小山:私は神田さんに対して、『言葉の魔術師』といった印象を持っていました。
 初対面当時、神田さんは、『口コミ伝染病』という本を出されていましたね。「そういう伝染病にはかかりたくないな」と(笑)。

 神田:今回、15年ぶりにお目にかかった小山社長は、さながら、「マイスター」といった感じですね。
「ブルックナーの巨匠」と呼ばれた指揮者、故・朝比奈隆さんに、とても趣が似ていらっしゃる。
 でも実際に、社長と指揮者は、似ているかもしれません。
 指揮者は、一人ひとりの音色を聴いて、演奏者や楽器に合わせて指示を出す。
 社長は、社員の個性に合わせて教育を施し、仕事を任せる。
 オーケストラには「楽譜」という約束事があって、会社には「経営計画書」という約束事があります。
 そしてなにより、指揮者にも社長にも、人間力が必要です。経験がもたらす人間的な深みがないと、人はついてこない気がします。

 小山:この人はラッパを吹くのが上手なのか、それともバイオリンを弾くのが上手なのかを見極めて、それぞれの向き不向きやレベルに応じた指導をすることが大切です。
 普通の会社の社長は、自分の都合でみんなを画一的に指導しようとします。けれど、私は違います。
 社員のレベルが低いなら低いなりに、高ければ高いなりにやる。そうしないと人が育たないのです。


● 社長は、聖人君子でなくていい

 神田:初めてお会いした当時から、実際の現場を目の前で見せてくれる社長は、小山社長のほかにはいなかったと思います。
 会社のいいところも悪いところも、包み隠さずにすべて「見せる」ことは、相当に勇気がいることです。

 小山:私の場合は、仕事も家庭もフルオープンです。いいことや、うまくいっていることだけを見せようとすると、準備をしなければいけないので、疲れます。
 私がパチンコ好きなのも、独身時代に「歌舞伎町の夜の帝王」と呼ばれていたのも、全部本当のこと。本当のことだから、隠さなくてもいいじゃないですか(笑)。

 神田:武蔵野の社長になる前は、何をされていたのですか? 

 小山:9年かけて大学を卒業後、「はとバス」に入ろうと思ったら落ちて、「武蔵野」しか行くところがなかったのです(笑)。
 その後、創業者とケンカをして退職し、自分で事業を行っていたのですが(貸しおしぼり業)、引き戻されて再び武蔵野で働くようになった。
 社長に就任したのは、1989(平成元)年。バブル絶頂期に就任し、翌年からバブルが一気に弾ける、そんな時期でした。
 その後、おしぼり屋さんを1億円で売却し、そのお金はすべて歌舞伎町の定期預金にしています(笑)。観光バスを借り切って歌舞伎町に横づけして、47人でキャバクラに行ったことも多々ありました。

 神田:私はキャバクラには行きませんので、まだまだ実践が足りないのかもしれません(笑)。

 小山:多くの人は「社長は、聖人君子でなければならない」と思っているようですが、聖人君子になることよりも、会社の業績を上げることのほうが大切です。
「キャバクラには行くけれど、社員の給与が安定的に上がる社長」と、「立派な人徳を持っていながら、毎年赤字で賞与ゼロの社長」がいたら、武蔵野の社員は、全員が前者の社長を選ぶでしょう。
 なぜなら、社員が社長に求めているものは、「安定した生活ができること」だからです。
 私は、聖人君子とは正反対ですが(笑)、それでもわが社の社員がついてきてくれるのは、増収増益を続けてきたからです。


● ワンマン経営と ボトムアップは両立できる⁉

 神田:非常に強烈なリーダーシップを持つ社長がいると、どうしてもイエスマンの組織になりがちです。
 そして、「自分で考えない社員」が育ってしまう。
 武蔵野には「経営計画書」という会社のシナリオがあって、方針も規律もロジックもしっかりしています。
 社員は、そのシナリオに従いながらも、一方で、しっかり自分自身を持ち続けています。武蔵野は、とても不思議な会社ですね。

 小山:私が社長に就任した当初、武蔵野は、超・超ブラック企業でした。
 元暴走族がゴロゴロいましたから(笑)。「サラ金」から追われている社員が、30人くらいいましたね。「アコム」じゃなくて、「悪夢」です(笑)。
 当時は、神田さんがおっしゃるような自立した会社ではなくて、社長のトップダウンの会社でした。
 私が「こうする」「ああする」と言い、社員は、嫌々ながらしかたなく、それに従っていた。
 社員教育も、年間300時間はしたと思います。
 たとえて言うなら、かつての武蔵野は、「小山昇」という強力な機関車が、社員という車両を無理矢理引っ張っている状態でした。
 けれど現在では、各車両にモーターがついて、全員が走れるようになった。
 つまりボトムアップによる改善と実行ができるようになったのです。

 神田:元暴走族相手に年間300時間の教育をするのは、大変だったのではありませんか? 
 普通の社長なら、手にあまると思います。
 なぜ、やりきることができたのですか? 

 小山:私もかつては不良社員でしたからね。
 元暴走族の猛者たちが「やくざより怖い」と恐れたのが、私でした(笑)。
 暴走族だからといって、バカなわけではありません。
 彼らが人に迷惑をかけるのは、「自分が評価されていない」からです。
 私は彼らの存在をきちんと認め、ときには、「グー」を使って頭を撫でであげた(笑)。だから、彼らは変わることができたのです。


● 人材採用の基準は、 「能力の高さ」よりも「価値観」が合うか

 神田:社員が増えていく中で、採用基準も変わりましたか? 

 小山:まったく変わっていません。
 基本的には、「一緒に遊んだときに面白い人」を採用しています。
 武蔵野の場合は、「能力が高い人」よりも「価値観が合っている人」を優先しています。
 能力のある社員を集めても、価値観が揃っていなければ、組織はバラバラになる。
 でも価値観が揃っていれば、同じ優先順位で行動できるので、少しくらい能力が劣っていても、組織力で勝負できます。

 神田:武蔵野で経験を積み、「自分で走れる」くらいの実力がつくと、「独立しよう」と思う社員も出てくるのではありませんか? 

 小山:独立をするよりも、武蔵野の中にいたほうが、絶対に面白い。だから辞めないのです。なんでもありですからね、うちは。
 社員旅行の行き先に「浜名湖競艇場」を選んで、社員全員で舟券(勝舟投票券)を買う会社は、そうそうない(笑)。
 わが社は、入社3年で課長になれる会社です。1年でなった者もいる。
 実力があるから課長になったのではなく、「会社の成長に人が間に合わない」というのが実情ですが(笑)、それでも社員がやりがいを感じるのなら、いいじゃないですか。
 よいことも悪いことも、みんなで一緒になって体験できる。
 だから、武蔵野は面白いのです。


ジャンル:
経済
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 東国原英夫 「都議会はなぜ... | トップ | アルマンゾール人気に応えV!... »
最近の画像もっと見る

あわせて読む