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久留米競輪、開設以来毎年度一般会計に繰り入れ

2017-02-22 12:57:05 | 競輪
西日本新聞はナイター開催の効果を強調したいんだろうけど、以下の文章にはもっと大事なことが述べられている。


ナイター競輪、効果じわり 新たなファン獲得で売り上げ減に歯止め(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

西日本新聞 2/21(火) 11:39配信

レジャーの多様化が進み、地方自治体が運営する公営ギャンブルの苦戦が続く中、全国的に競輪の車券の売り上げ減に歯止めがかかっている。福岡県久留米市野中町の久留米競輪場でも、新たな取り組みの効果が徐々に表れてきているという。競輪場を訪ね、背景を追った。

 経済産業省の統計によると、全国の売り上げは、ピーク時の1991年度の1兆9553億円から減少が続き、3分の1程度にまで落ち込んだが、2013年度の6063億円で底を打ち、14年度6159億円、15年度6308億円とやや増加に転じた。経産省は、インターネットを通じた車券販売や、午後9時ごろに始まるミッドナイト競輪の開催が要因と分析する。


仕事帰りの会社員や若者など、新たな需要の掘り起こしに

 久留米競輪場はどうか。市によると、売り上げのピークは、全国と同じ1991年度で466億円。2009年度に107億円まで落ち込んだが、15年度は、競輪界で最もグレードの高いGIレースの一つ「全日本選抜競輪」が25年ぶりに開催されたこともあり、202億円を売り上げた。1949年の開設以来、市の一般会計への繰り入れは毎年続いており、2015年度の2億円を含め、これまでの累計は375億円に上る。

 久留米競輪場では、ミッドナイト競輪はしていないが、午後4時ごろに始まるナイター競輪を11年に導入。本年度は、照明設備を自前で用意したこともあり、レースを開く年46日間のうち、ナイターが30日間を占める。久留米を含め、全国のレースはネットで無料中継されており、午前中に始まる従来のレースと比べ、仕事帰りの会社員や若者など、新たな需要の掘り起こしにつながっているという。

老朽化が進む施設の改修など、課題も少なくない

 ナイター開催日の今月8日、市競輪事業課の渕上秀樹さん(49)に場内を案内してもらった。観客席に上がると、1周400メートルのすり鉢状のバンクが一望できる。男子の場合、9人が5周して順位を競う。ついついゴール前のスパートに注目してしまうが、渕上さんによると、レース序盤から中盤にかけて、数人の選手が隊列を組む「ライン」の駆け引きが、勝敗を左右するという。奥が深そうだ。

 真剣な表情でレースを見つめていた朝倉市の男性(60)は、40年近く通っているという。競輪の魅力を聞くと「最後まで何が起きるか分からないスリルと、レース展開を推理するサスペンスだね。俺は競馬もボートもしない。競輪一筋」と熱く語ってくれた。

 従来のファンを大切にしながら、いかに新規開拓するか。車券の売り上げは底打ちしたが、老朽化が進む施設の改修など、課題も少なくない。

 市は、2カ月に1回程度、市民を対象にバンクを無料開放するなど、市民と競輪場との距離を縮める取り組みも続けている。市出身の「ミスター競輪」中野浩一さんの名前を冠した「中野カップレース」(6月)には、全国レベルの選手が参戦するほか、場内には屋台が並び、お笑い芸人のイベントやヒーローショーもある。

 渕上さんは「まずは1度、お祭り気分で遊びに来てもらえたら。そこから次につなげたい」と話す。

=2017/02/21付 西日本新聞朝刊=
ジャンル:
自転車
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