第135回 春の天皇賞は29日、京都競馬場で行われた。
1番人気は8・アイポッパーで3.8倍、2番人気は6・メイショウサムソンで4.5倍、3番人気は15・デルタブルースで4.6倍、4番人気は12・トウカイトリックで9.2倍、5番人気は1・マツリダゴッホで9.6倍。
3・ユメノシルシが逃げ、マツリダゴッホが2〜3番手。デルタブルースが4番手。さらにに10・トウショウナイト、トウカイトリック、16・エリモエクスパイアと続き、メイショウサムソンは中団。アイポッパーは後ろから3頭目で、14・ネヴァブションは最後方。縦長の状態のまま1周目のホームスタンド前を通過。
2周目の3〜4角でデルタブルースが動きに出る。これにサムソンが呼応。一方、アイポッパーはまだ後方の位置で直線へ。
直線に入り、デルタがズルズルと後退。替わって馬場の中からサムソンが先頭に立とうとするが、内からトウカイトリック、外にはエリモエクスパイア、トウショウナイトも加わって激戦に。さらに漸くアイポッパーが直線半ばあたりからいい脚で伸びてくるも、残り50ではサムソン、エリモ、トウカイの争い。3頭のデッドヒートはわずかにサムソンがハナ差、エリモを抑え、さらにクビ差でトウカイトリック。そしてアイポッパーは4着が精一杯だった。
昨年の二冠馬・メイショウサムソン。
しかし昨秋は三冠を逃し、しかも古馬相手のJC、有馬記念でも上位圏内に入れず、このまま終わってしまうのかな、といった懸念もされた。
さらに瀬戸口勉調教師が2月一杯をもって勇退。高橋成忠厩舎に移籍したことも懸念材料とされた。
だが今月1日の大阪杯では、動きそのものは不本意ながらも、シャドウゲイトを力でねじ伏せ、本番へ向けてのいい足がかりを掴んだ。
今回は中団につけながらも、デルタブルースが先に動きをかけると石橋騎手が4角でゴーサインを出し、後続の追撃を常に警戒せねばならないという厳しい競馬を強いられながらも、最後はやはり二冠馬の意地が上回った。
天皇賞を勝ったことで、この馬はさらに今後よくなるだろうと思う。これからのレースも十分期待できる。
ところで、3月から管理することになった高橋成忠調教師は、これがG1初優勝。騎手時代は栗田勝から関西リーディングジョッキーの座を奪ったばかりか、福永洋一がリーディングの座に就くまで間、関西では常にナンバーワンのジョッキーであった同調教師は、騎手時代に2回(64・ヒカルポーラ、70・リキエイカン)、春の天皇賞を勝っているが、くしくも騎手時代に相性が良かったこのレースで見事調教師としてもG1を勝った。これも何かの因縁かも。
エリモエクスパイアは混戦になることを図ったかのような鞍上の騎乗ぶりが功を奏し、あわや大金星というところまで詰め寄ったが惜しくも2着。トウカイトリックもよく頑張っての3着だった。
対して、アイポッパーはペースが上がらないレース展開の中、勝負どころの3角でもまだ最後方グループの位置にいたのではまず勝てない。お終いは実にいい脚で伸びてきたというのに、もったいないレース。デルタブルースは掛かる癖がどうも直りきらないといったレースを今回もやってしまい、大敗した。










でも、実際のレースではあまりにも後ろ過ぎる位置取り故に4着に負けてしまいました。
皐月賞でも大事に乗りすぎて(と個人的に思う)3着。
今年連対率4割のアンカツにも1番人気故のプレッシャーがあったのでしょうか?
彼にとってあまりにも消化不良のレースだったと思います。
皐月賞のときは馬が外にさえ膨れなければ最後は勝っていたかもしれませんが、今回のレースではどう考えても3角の時点を見る限り勝てません。
嵌らなかったときのアンカツの脆さといえるんでしょうか・・・
よく言われる事ですが長距離でもスタートが重要って事ですね。
私が連軸にしていたデルタブルースの惨敗は残念でした。やはり京都の高速馬場は合わないのか?急にペースアップした瞬間に外から来られて仕掛けざるを得なかった?
どちらにしろG1を2勝しているにも関わらず入着すらできなかったのは完全な力負け。好きな馬だけにひじょ〜にがっかりです。
アイポッパーは初手から前で競馬をしたケースが過去に少なく、初手の位置からみれば問題はなかったと思いますが、坂の上りで前の流れに反応しておらず、いかにお終い切れる脚をもっているからといって、3角で最後方グループというのは厳しいですね。
安勝がどういう位置でレース運びをしたかったのかは分かりませんが、
前がかなり飛ばしていると踏んで、後方待機を決め込んだのだと考えます。
それが1000〜2000の1000mでペースがかなり落ち着いてしまった。
その分届かなかったのではないでしょうか。
今回は馬を信じて乗った、石橋守の好判断で勝てたと思います。
しかし、去年あの馬がいたにしても、10%の売上減。
う〜ん、レース体系の見直しを迫られているのでしょうか…。
JRAの弱点といえば、ネットを活用していないこと。それにつきますね。
そもそも、リアルタイムの競馬情報といえば、netkeibaやスポニチアネックスあたりのほうが詳しいし、オッズならば、競馬ニホンが一番使い勝手がいいという有様です。
そして、レース実況等については、いまだテレビ中継に依存している有様。
つまり、従来のマスメディア系に肝心な情報源というものを握られてしまっていて、JRA自らが発信しているものというのはほとんどありません。
これだけ情報が「切り売り」されてしまうと、非常にわずらわしいものを感じてしまいます。
そのあたりに、不振の要因が隠されているような気がします。
それと、番組面についての問題点ももちろんありますが、それはおってブログで後日検証したいと思います。