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寛仁親王牌2016回顧 「総売り上げは目標を大幅に下回りました」

2016-10-14 06:00:49 | 大レース回顧集
関連記事:10/10 前橋・寛仁親王牌 稲垣裕之悲願のG I 初制覇!


【前橋・寛仁親王牌】稲垣ついに獲った!39歳G1決勝12度目の正直 ― スポニチ Sponichi Annex 競輪

稲垣裕之が涙のG1初制覇――。平成28年熊本地震被災地支援競輪「第25回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」の決勝戦が10日、前橋競輪場で行われ、稲垣裕之(39=京都・86期)が脇本雄太マークから番手まくりで優勝。賞金2890万円と「グランプリ2016」(12月30日、立川競輪場)の出場権を獲得した。2着は平原康多、3着は村上義弘だった。

 平原と並んでのゴール。稲垣は勝ったかどうか分からなかった。半信半疑のまま半周するとフェンスの向こうからファンが教えてくれた。「おめでとう、稲垣!!」。直後、村上義が肩を叩いてくれた。勝っていた。どっと涙があふれた。右手で遅ればせながらガッツポーズをつくった。

 「自分はタイトルに縁がないと思っていた。本当にうれしい。感謝の気持ちでいっぱいです」。涙があふれる。39歳、G1初優勝。格別の味だった。

 04年9月の西武園オールスターから今年8月の松戸オールスターまで、過去11回のG1決勝戦でことごとく悔しさを味わった。松戸オールスターでは尊敬する村上義の先行に乗る必勝態勢で臨みながら、岩津裕介に1/4輪(約17センチ)差された。情けなかった。悔し涙に暮れた。

 12回目の挑戦。脇本―稲垣―村上の結束で挑んだ。脇本が残り2周から果敢に先行する絶好の展開。4番手の古性がまくると、こん身の番手まくり。「まだ頑張っていた脇本君に悪いけど踏ませてもらった」。平原の直線強襲をこらえ切った先に初めて味わう栄光が待っていた。平原との着差は1/4輪。くしくも松戸ASで敗れた岩津との着差と同じだった。

 10年8月には骨盤骨折の重傷を負った。「G1の舞台にはもう戻れないのか…」。しかし家族、そして村上義ら多くの選手仲間の支えで乗り越えた。口癖は「感謝」。誰もが認める誠実な男が、ついに周囲への恩返しを果たした。

 G1を獲ってグランプリへ。昨年初めてGP舞台を経験した稲垣は年頭に立てた目標を達成した。「これからはタイトルホルダーとして、ふさわしい走りをしたい」。今回のG1初優勝を機に稲垣は充実期を迎えるはずだ。

 ◆稲垣 裕之(いながき・ひろゆき)1977(昭52)7月28日生まれの39歳。京都府舞鶴市出身。府立西舞鶴高卒。自衛隊を経て01年8月プロデビュー。真面目な人柄でファンも多い。主な優勝はG2・ふるさとダービー松阪(07年11月)、G1・寛仁親王牌(16年10月)。通算取得賞金は6億4079万円。通算1305戦423勝。1メートル78、83キロ。血液型B。



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【寛仁親王牌】稲垣裕之が悲願のGI初制覇! - 予想王TV@SANSPO.COM

2016.10.10 20:01

稲垣が悲願達成。「平成28年熊本地震被災地支援競輪」として前橋競輪場で開催された『第25回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』(GI)は最終日の10日に決勝戦が行われ、稲垣裕之(39)=京都・86期=が脇本雄太の番手からまくり上げて優勝、賞金2890万円(副賞含む)を手にした。稲垣はデビュー15年2カ月にしてGI初制覇。年末に行われるKEIRINグランプリ2016(12月30日、立川)の出場権を獲得した。

        ◇

 デビューから5547日目。タイトルに最も近い男といわれ続けてきた稲垣裕之が、ついに悲願を達成した。

 「脇本君のかかりはよかったけど、古性君の仕掛けがものすごい勢いに見えたので…。あとは任された仕事をしっかりしようと思っていました」

 頼れる同地区の後輩・脇本雄太に託し、後ろを兄貴分の村上義弘が固める鉄壁ラインで臨んだ決戦。脇本が赤板から先頭に立つと、別線の反撃に合わせて迷うことなく最終BSから踏み上げた。

 「今まで何度も近畿の仲間が頑張ってくれたのに、結果を出せず申し訳ないと思っていました。何とかここで-と。感無量ですね」

 前回のGI(松戸オールスター)では、男気を見せた村上の番手からまくるも約17センチ差で悔し涙を流した。今回、村上をどかしゴール前で迫った平原との差も約17センチ。勝利を確信した瞬間から止まらなかったその涙は、ドームのライトに照らされてキラキラと輝いていた。そして、村上と抱き合い喜びを分かち合った。

 「自分の力だけで取れたとは思っていません。けがをしたときにアドバイスをくれた(元選手の)松本整トレーナーや近畿の仲間、そして家族のおかげです」

 2010年8月の富山記念の落車では、骨盤骨折と選手生命を脅かすほどの大けがを負った。S級S班として迎えた今年GI初戦となった2月の全日本選抜では、決勝で落車失格し右鎖骨を骨折。心が折れそうになった時期もあったが、たくさんの人に支えられ、乗り越えることができた。

 「仲間のおかげで勝てたという気持ちを忘れずに、そしてこれからはタイトルホルダーとしてふさわしい走りをしたい」

 これで昨年に続き2度目のグランプリ(12月30日・立川)出場のチャンスを手にした稲垣。新たなヒーローは、最後は笑顔でさらなる飛躍を誓った。(仲野谷有紀)

 ◆稲垣 裕之(いながき・ひろゆき)1977年(昭和52)7月28日生まれ、39歳。京都府舞鶴市出身。府立西舞鶴高校卒業後、海上自衛官となったが、館山航空基地のヘリコプター整備員として勤務の傍ら競輪選手になるためのトレーニングを積み、2000年に競輪学校へ。86期生として01年8月に富山でデビュー。同期には、村上博幸、井上昌己、海老根恵太がいる。ビッグレース優勝は今回が2度目で、07年11月にはGIIふるさとダービー松阪を制している。通算成績は1305戦423勝、2着200回、3着138回、着外544回。通算取得賞金は6億4079万1909円。1メートル78、83キロ、血液型B。

《決勝VTR》後方に構えた古性-南が始動して残り3周。これを平原が追う。上昇した脇本-稲垣-村上を古性が受けて打鐘へ。園田が7番手、前攻めから下げた深谷-浅井が後方になり一列棒状で最終周回へ。BSで古性が4番手からまくり出ると、稲垣が合わせて番手から出る。平原は古性ラインの内を抜けて村上のインへ。そのまま稲垣が押し切り、村上をはじいた平原が2着。



平成28年10月10日

前橋寬仁親王牌は売り上げこそ目標を大きく下廻りましたが、最高のフィナーレが待ってました。

全国のファンが応援していた稲垣裕之の優勝。脇本雄太がカマシ、3番手の村上義弘は援護に撤したからの事ですが、別線と言ってた古性優作は4番手から捲りに行くやる気、そして立派だったのは稲垣と並び称される、男として全てを兼ね備えた超スター平原康多、あきらめないインからの急襲、あわや優勝迄迫り、グランプリの賞金争いで吉田敏洋に肩を並べました。

弊社の稲垣◎、平原○、村上△の予想もバッチリ。

稲垣・平原・村上の表彰式は実に感動もの。この流れで競輪人気が再燃して、競輪祭はせめて90億は越えて欲しいと願うばかり。

九州の番組なら大丈夫。審判団も今回を大いに反省したのなら、迅速で誰もが納得する判定、そうでないとこれ迄競輪祭は優秀な九州の審判団に負けると言う事に成りますよ。

そう言われない様にスピードそして正確な判定に期待します。そして番組は寬仁親王牌を他山の石として売り上げ優先で、スター選手納得のものを作ると思います。

九州は熊本(久留米)記念・武雄記念・佐世保記念と年内は続くので、競技会も腕の見せ処。私も及ばず乍ら頑張ります。



【競輪】稲垣裕之が寛仁親王牌でG1初制覇 半周後に1着を知ってガッツポーズ/競馬・レース/デイリースポーツ online

2016.10.10

「寛仁親王牌・G1」(10日、前橋)

 11Rで決勝戦が行われ、稲垣裕之(39)=京都・86期・SS=が最終3角から番手まくりで1着。G1初優勝を飾った。3角から内を突いた平原康多(埼玉)が2着に入り、稲垣を追走した村上義弘(京都)は平原に阻まれて3着だった。

 レースは残り2周の赤板で脇本雄太(福井)が一気にスパート。快調に先行して、最終2角まで別線は仕掛けることができない。4番手に入った古性優作(大阪)が踏み上げたが、稲垣が3角から番手まくりを敢行。空いた内を突いた平原が稲垣後位の村上を阻み、直線で伸びてきたが、わずかに稲垣に届かず。稲垣が先頭でゴールした。

 ゴール後の稲垣は自分が1着と気づかず、喜びを表さないまま半周ほど経過。「平原に行かれたと思ったので、手を挙げられませんでした。半信半疑でゴール後に周回していたら、ファンの方が教えてくれて、やっとガッツポーズができました」と明かした。

 初優勝には「感無量です。自分の力だけで獲れたと思っていないので、これからもファンの方に喜んでもらえるように走りたいです」と語った。



2016/10/10(最終日)第11レースS級決勝 2035m(6周)先頭固定競走 曇:風速 0.0m

1 3 稲垣 裕之 39 京都 86 SS 9.5 捲くり
2 2 平原 康多 34 埼玉 87 SS 1/4車輪 9.1 差し
3 5 村上 義弘 42 京都 73 SS 1車身1/2 9.6
4 8 南 修二 35 大阪 88 S1 1  車輪 9.4
5 7 園田 匠 35 福岡 87 SS 1  車輪 9.3
6 1 浅井 康太 32 三重 90 SS 3/4車輪 9.2
7 6 古性 優作 25 大阪 100 S1 3  車身 9.9
8 4 深谷 知広 26 愛知 96 S1 4  車身 10.0
9 9 脇本 雄太 27 福井 94 S1 2  車身 10.8 HB

2枠複 2=3  1,040円 (4)
2車複 2=3 940円 (4)
3連複 2=3=5 1,040円 (1)
2枠単 3-2 1,500円 (5)
2車単 3-2 1,380円 (4)
3連単 3-2-5 3,960円 (6)
ワイド 2=3 310円 (2) 3=5 240円 (1) 2=5 860円 (14)



高校生のときに競輪学校を受験したが不合格となったため、海上自衛官を経て競輪選手になったという経歴を持つ稲垣。

ナショナルチームの一員として、アジア大会で銅メダルを獲得した実績もあるし、2007年にはふるさとダービー(松阪)で優勝を果たしたことから、G I 制覇は時間の問題と思われたが、そこからが長かった。

最初にタイトル制覇のチャンスが訪れたのが2013年の高松宮記念杯(岸和田)。ゴール直前まで先頭だったが、寸前で武田豊樹に差し込まれ2着。

その後、2015年と2016年の、いずれも松戸でのオールスターでもチャンスがあったが、前者は3着、後者は直前で岩津裕介に差し込まれ2着となった。

もっとも、稲垣はまだ自力で戦える脚があるので、まだあと数回は必ずチャンスが巡ってくるはず、と書いたが、今回、ついに悲願のG I 制覇とあいまった。

直前の向日町記念を優勝して乗り込んできたわけだが、そのときも、地元記念優勝だけでは満足できないという表情が伝わってきた。

今シリーズは、初戦の特選予選こそ不運なアクシデントがあって8着事故入となったが、二次予選では山田久徳、準決勝と決勝では脇本雄太をそれぞれ足場にして3連勝しての優勝であった。

思えば、2013年の宮杯決勝から、GIの決勝へ進出するたびに、◎を打ってきたように思う。そんな中、優勝こそなかったが、2、3着には来ていたことを考えると、そこで妥協することなく、ついに頂点を掴んでくれたか、という思いで一杯だ。そして、名門・向日町バンクから、また新たなタイトルホルダーが誕生した。

ところで、2~3年ほど前、稲垣にはなかなか記念の斡旋が回ってこず、S級シリーズばかり走っていたことがあったが、そこでは積極果敢な主導権取りのレースを心掛け、確か、5場所続けてS級シリーズで優勝したことがあると記憶している。こうした積み重ねも、タイトル奪取に繋がったということは言うまでもあるまい。
ジャンル:
自転車
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