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【福岡・オールスター】石野 5大SG初V!年末GP今年こそ― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
ボートレース福岡のSG「第44回ボートレースオールスター」は28日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の石野貴之(34=福岡)がコンマ09の好スタートを踏み込んで優勝。昨年11月の大村チャレンジC以来となるSG5勝目を挙げ、5大SG競走を初めて獲得した。
予選道中、準優と変わらぬパフォーマンスを優勝戦の舞台でも余すことなく発揮した。大時計との呼吸をきっちりと合わせた石野。ファイナルもコンマ09のトップタイスタートだ。先輩の田中を絶好のカベ役に1Mを難なく先制。後続にわずかな隙も与えることなく置き去りにした。
「展示、本番とお客さんの声援が凄くて、今までにないくらい緊張した。本当に泣きそうになるくらい。ずっと5大競走を取りたかった。オールスターはファン投票の末に出場できるレースだし、この優勝は格別」
石野の強さがとにかく際立ったシリーズだった。評判機のパワーを存分に引き出し、初日の段階で機力にOKサイン。あとは鉛筆の先端をとがらせるように、最終日に向けて少しずつ集中力を研ぎ澄ませていった。
「今節はいいエンジンに助けられた。ここ最近はペラも少しズレていて、リズムも悪かった。今後は悪いエンジンの時に、どうしのいでいくか。そういう部分はある」。そうは言っても、リズムひと息の時には鬼のような抽選の引きを見せるのが石野。そのハンドパワーは今やSG前検の風物詩だ。そして、その勢いのままにエンジンのポテンシャルを限界まで引き出す。15年以降、SGで11優出4V。怪物じみたその安定感は運と技量が完璧にかみ合ってのものだ。
「(良機を)引くと思っているから引けるのかな。大阪の先輩たちには“またか”とよく言われる(笑い)。グランプリを考えれば立場的には、これでかなり優位に戦っていけると思う」。この優勝で賞金ランクは2位に浮上。グランプリ奪取へ、機は熟しすぎるほど熟した。今年こその思いを胸に石野が年末の大舞台へと歩みを進めていく。
◆石野 貴之(いしの・たかゆき)1982年(昭57)6月3日生まれ。大阪支部の34歳、90期。父・美好氏も元ボートレーサー。近大付高では野球部主将。02年5月、住之江でデビュー。SGは10年まるがめオーシャンC、15年三国オーシャンC、16年鳴門オーシャンC、同大村チャレンジCを制し今回で通算5勝目。G1も5勝。過去4度参戦したグランプリはいずれもファイナルへと進んだ。通算3377戦1044勝。主な同期は吉田拡郎、赤坂俊輔、宇野弥生。
【福岡・オールスター】戦い終えて― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
【ボート】福岡で石野貴之がオールスター初制覇 イン速攻で通算5回目のSG優勝(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170528-00000140-dal-spo @YahooNewsTopics
デイリースポーツ 5/28(日) 18:46配信
「ボートレースオールスター・SG」(28日、福岡)
12Rで優勝戦が行われ、1号艇の石野貴之(34)=大阪・90期・A1=がイン速攻で1着。SG通算5回目、オールスター初優勝を飾り、3500万円を獲得し、今年の賞金ランクは前日の25位から2位へ急浮上した。3コースから外マイの茅原悠紀(岡山)が2着、4コースから差した篠崎元志(福岡)が3着に入った。
『浪速のスピードスター』石野が節イチパワーで他艇を圧倒した。インからコンマ09とこん身のSを決めて1周1Mを先に回ると、バックでは2番手以下を突き放し、早々に優勝を確定させた。
「ホッとした。気を遣う水面だったし、ファンの声援がすごかったからね。今までで一番緊張したし、泣きそうだった」と苦笑い。それでも「全速でいいSが行けた。少しうねりがあったので、後ろを振り返る余裕がなかったから3周しっかり走った」。勝利を確信しながらも最後まで気を抜かず、ゴールを過ぎてからガッツポーズで喜びを爆発させた。
この優勝で今年の賞金ランクも2位へジャンプアップ。1位の桐生とは約1000万円差。「昨年(のグランプリは)は1位(選考順)で出場したのに勝てなかった。今年は自分に足りないモノを年末までに探して挑みたい」と石野は目を輝かせた。今やボートレース界の主役を張る34歳。今後も圧倒的な走りで年末まで突っ走る。
石野貴之「勝ててホッ」逃げて5度目SG制覇/福岡 日刊スポーツ 2017年5月28日17時2分
<福岡ボート:ボートレースオールスター>◇SG◇最終日◇28日
12Rで優勝戦が行われ、石野貴之(34=大阪)がインから逃げ切って快勝。5度目のSG制覇を果たした。この日はうねりが出てインの苦戦が続き、「今までで一番難しいレースでしたから、勝ててホッとしてます」と安堵(あんど)の表情を見せた。2着には茅原悠紀、3着には篠崎元志が入った。
払戻金は、2連単(1)(3)360円、3連単(1)(3)(4)1390円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
茅原悠紀2着「完璧なターン」V石野を称賛/福岡 日刊スポーツ 2017年5月28日18時6分
第44回ボートレースオールスター 最終日
全レース成績
12R 優勝戦 場外締切予定時刻 16:34
◎ 1 石野 貴之 3 11161 1 1 全部の足がいいし一番出ていますよ。
〇 2 田中 信一郎 2 521 1 1 5 凄く回り足がよかったし抜けも悪くない。
△ 3 茅原 悠紀 251 1 521 2 伸びにターン回りと向きは標準以上ですね。
4 篠崎 元志 4 1 46122 3 優勝戦に入ると正直、劣勢ですね。
▲ 5 桐生 順平 1 3 不3312 転 どの足もバランスが取れていいレベルです。
6 松井 繁 133 414 2 4 バックで伸びたし出口のつかみが○だった。
1 1 石野 貴之 1’49’0
2 3 茅原 悠紀 1’50’4
3 4 篠崎 元志 1’52’5
4 6 松井 繁 1’54’8
5 2 田中 信一郎
転 5 桐生 順平
11号艇 .09 逃 げ
22号艇 .09
33号艇 .09
44号艇 .18
55号艇 .13
66号艇 .13
単勝式 1 120円
複勝式
1 100円
3 160円
2連勝単式 1-3 360円 1
2連勝複式 1=3 290円 1
3連勝単式 1-3-4 1,390円 4
3連勝複式 1=3=4 730円 3
拡大2連勝複式
1=3 150円 1
1=4 240円 4
3=4 470円 9
予選トップの石野貴之が優勝戦も堂々と押し切った。SGの優勝は昨年の大村・チャレンジカップ以来通算5度目。いわゆる、GRANDE5(オールスター・メモリアル・ダービー・グランプリ・クラシック)と称するSG制覇はこれが初めて。
大阪の選手が3人乗り合わせるというプレッシャーもあったが、見事人気に応えた。このあとは若松周年、住之江周年、グランドチャンピオンと続く。
茅原は篠崎との2着争いを制し健闘を見せた。