関連記事:5/1 飯塚・オールスターオートレース 青山周平 圧逃!2度目のSG V!
【飯塚・オールスター】青山ぶっちぎりV「マイペース心掛けた」 ― スポニチ Sponichi Annex オート
福岡・飯塚オートレース場のSG「第35回オールスター」(優勝賞金1300万円=副賞を含む)は1日、12Rで優勝戦が争われ、青山周平(31=伊勢崎)がトップSから10周回を逃げ切りぶっちぎりの先頭ゴール。昨年12月の川口スーパースター以来、通算2回目のSG優勝を成し遂げた。
気温28度、走路温度42度という熱気に包まれた走路とは裏腹に、青山は「ペースを乱さないように、マイペースで走ることを心掛けた」と涼しげな表情で豪華な優勝戦メンバーを子供扱いした。ワンマンショーのレース内容にも「優勝を確信したのは最終4コーナーを立ち上がってから。いつもやられているから」とおどける余裕さえ見られた。
「かみ合えば勝てることを実感したけど、まだ課題はある」と言葉こそ慎重だったが、とにかく飯塚走路での強さは破格。1月のG1開設記念でV、2月のSG全日本選抜は惜敗の2着、そして今回の圧勝劇だ。最後に青山は「少し休んで、また次のレース(浜松G1ゴールデンR、11日開幕)を頑張る」と締めくくった。いつも通りのレースを継続することで、さらなる飛躍を全国のファンに見せつけていく。
◆青山 周平(あおやま・しゅうへい)1984年(昭59)12月5日生まれ。千葉県市原市出身。伊勢崎支部所属。11年7月8日登録の31期生。同期は佐藤摩弥ら。通算28V(SG2V、G1・8V、G2・3Vを含む)。1メートル64、52キロ。血液型O。
【飯塚・オールスター】戦い終えて (オート) [ 5月2日 ]
【オールスターオート】青山周平が圧勝でSG2勝目 - 予想王TV@SANSPO.COM
2016.5.1 16:53
飯塚オートで開催されていた「第35回SGオールスター・オートレース」の決勝戦(10周回、5100m)が1日12Rで行われ、2号車の青山周平(32)=伊勢崎、31期=がスタートダッシュを決めて主導権を奪うと、終始リードを広げたまま1着となり、優勝賞金1300万円を手にした。青山は同レース初勝利で、SGは2勝目。
2着は金子大輔、3着には永井大介が入った。なお、この大会初優出でSG通算3度目の優出を果たした森且行は8着だった。
5場体制となって初めて迎えたSG。制したのは、3月いっぱいで閉場となった船橋が育んだ稀代の快速レーサー・青山だった。
試走から「先輩に教えてもらってギリギリまで整備して、ピタリと当たった」効果で断トツの30をマーク。先手を奪うと後続との差は開く一方。気温28度、走路温度42度という夏場のような走路で3・388秒のタイムを出されては、ライバル7人もお手上げだ。
昨年はSS王座決定戦で涙のSG初制覇を飾って初の賞金王に輝いたが、今年2月の当地・全日本選抜では最終コーナーで中村雅人に逆転を許し2着。「残り2周で思い出した。あの時はコースを小さくしてしまった。自分のコースでペースを落とさないように、最後まで集中して走れました」とワンランク上の走りを披露した。「本当に、ひとつ獲ってからですね。今回は一般戦の1Rくらいの感じで行けた」。かつて“怪物”と称されながらも、なかなかSGに手が届かなかった姿はもうない。
伊勢崎に所属変更となって迎えた最初のSG。「所属が替わってしまったのは複雑だけど、伊勢崎の先輩たちもいろいろ気にかけてくれている」と前を向き、しっかりと結果を出した。
今シリーズは選手会が中心となり、熊本地震の被災地に向けたチャリティー活動も行ってきた。この日の青山は、ツナギの下に熊本県の公式キャラクター『くまモン』の“勝負パンツ”を身につけレースに挑んでいた。「熊本にもオートファンの方がいると思う。メジャースポーツのような力はないかもしれないけど、スポーツ選手として、自分にできることはしていこうと、心の中に留めています」とメッセージを送る。
次走は11日開幕の浜松GIゴールデンレース。熱いハートを胸に、青山はオート新時代を駆け抜けるつもりだ。(高山直樹)
12R 優勝戦 5100m(10周) 2016年5月1日(日)優勝戦発走時間 16:40 天候:晴 走路状況:良走路 走路温度:42.0℃ 気温:28.0℃ 湿度:40.0% (16:45現在 1着賞金 13,000,000円
1 2 青山 周平 32歳/31期 伊勢崎 0m 3.30 3.388 0.03 1
2 3 金子 大輔 36歳/29期 浜松 0m 3.35 3.408 0.09 3
3 6 永井 大介 39歳/25期 川口 0m 3.33 3.410 0.06 4
4 5 中村 雅人 35歳/28期 川口 0m 3.34 3.429 0.06 5
5 1 高橋 貢 45歳/22期 伊勢崎 0m 3.36 3.433 0.03 6
6 7 若井 友和 42歳/25期 川口 0m 3.33 3.435 0.09 8
7 4 木村 武之 39歳/26期 浜松 0m 3.34 3.461 0.04 7
8 8 森 且行 42歳/25期 川口 0m 3.35 3.471 0.15 2
ゴール線通過 2 3 6 5 1 7 4 8
10周目 2 3 6 5 1 7 4 8
9周目 2 3 6 1 5 7 4 8
8周目 2 3 6 1 5 7 4 8
7周目 2 3 6 1 5 7 4 8
6周目 2 3 6 1 5 4 7 8
5周目 2 3 6 1 4 5 7 8
4周目 2 3 1 6 4 5 7 8
3周目 2 3 1 6 4 5 7 8
2周目 2 1 3 4 6 5 7 8
1周目 2 1 6 5 4 7 3 8
12R 払戻金
単勝 2 130円 1番人気
複勝 2 100円 1番人気 3 270円 5番人気 6 210円 4番人気
2連複 2 - 3 640円 4番人気
2連単 2 - 3 910円 4番人気
ワイド 2 - 3 230円 3番人気 2 - 6 180円 1番人気 3 - 6 510円 10番人気
3連複 2 - 3 - 6 670円 3番人気
3連単 2 - 3 - 6 2,320円 7番人気
試走時点で他を圧倒していた青山周平が、レースでも他を全く寄せ付けなかった。
スタートは高橋貢に覗かれたものの、すぐに伸び返して1角では早くも先頭。すかさず永井が反応するも、機力イマイチで高橋にすぐさま捌かれた時点で青山の独走は確定的となった。金子が3周目に2番手に浮上するも、青山との距離は全く縮められず。結果、青山が独走した。
SGでは2位が多い青山だが、この優勝でいよいよ「本格化」するかも。さすれば、毎回毎回、手が付けられないということになっていくのだろうか?ほかの選手の奮起に期待したい。
今大会は前半2日間が完全な湿走路だったためか、篠崎実や穴見和正といった超ベテランの活躍が目立ったほか、大怪我明けの開催にもかかわらず、8年ぶりのSG優出を決めた森且行の健闘など、優勝争いとは別の方面の話題も豊富な大会だった。
【飯塚・オールスター】青山ぶっちぎりV「マイペース心掛けた」 ― スポニチ Sponichi Annex オート
福岡・飯塚オートレース場のSG「第35回オールスター」(優勝賞金1300万円=副賞を含む)は1日、12Rで優勝戦が争われ、青山周平(31=伊勢崎)がトップSから10周回を逃げ切りぶっちぎりの先頭ゴール。昨年12月の川口スーパースター以来、通算2回目のSG優勝を成し遂げた。
気温28度、走路温度42度という熱気に包まれた走路とは裏腹に、青山は「ペースを乱さないように、マイペースで走ることを心掛けた」と涼しげな表情で豪華な優勝戦メンバーを子供扱いした。ワンマンショーのレース内容にも「優勝を確信したのは最終4コーナーを立ち上がってから。いつもやられているから」とおどける余裕さえ見られた。
「かみ合えば勝てることを実感したけど、まだ課題はある」と言葉こそ慎重だったが、とにかく飯塚走路での強さは破格。1月のG1開設記念でV、2月のSG全日本選抜は惜敗の2着、そして今回の圧勝劇だ。最後に青山は「少し休んで、また次のレース(浜松G1ゴールデンR、11日開幕)を頑張る」と締めくくった。いつも通りのレースを継続することで、さらなる飛躍を全国のファンに見せつけていく。
◆青山 周平(あおやま・しゅうへい)1984年(昭59)12月5日生まれ。千葉県市原市出身。伊勢崎支部所属。11年7月8日登録の31期生。同期は佐藤摩弥ら。通算28V(SG2V、G1・8V、G2・3Vを含む)。1メートル64、52キロ。血液型O。
【飯塚・オールスター】戦い終えて (オート) [ 5月2日 ]
【オールスターオート】青山周平が圧勝でSG2勝目 - 予想王TV@SANSPO.COM
2016.5.1 16:53
飯塚オートで開催されていた「第35回SGオールスター・オートレース」の決勝戦(10周回、5100m)が1日12Rで行われ、2号車の青山周平(32)=伊勢崎、31期=がスタートダッシュを決めて主導権を奪うと、終始リードを広げたまま1着となり、優勝賞金1300万円を手にした。青山は同レース初勝利で、SGは2勝目。
2着は金子大輔、3着には永井大介が入った。なお、この大会初優出でSG通算3度目の優出を果たした森且行は8着だった。
5場体制となって初めて迎えたSG。制したのは、3月いっぱいで閉場となった船橋が育んだ稀代の快速レーサー・青山だった。
試走から「先輩に教えてもらってギリギリまで整備して、ピタリと当たった」効果で断トツの30をマーク。先手を奪うと後続との差は開く一方。気温28度、走路温度42度という夏場のような走路で3・388秒のタイムを出されては、ライバル7人もお手上げだ。
昨年はSS王座決定戦で涙のSG初制覇を飾って初の賞金王に輝いたが、今年2月の当地・全日本選抜では最終コーナーで中村雅人に逆転を許し2着。「残り2周で思い出した。あの時はコースを小さくしてしまった。自分のコースでペースを落とさないように、最後まで集中して走れました」とワンランク上の走りを披露した。「本当に、ひとつ獲ってからですね。今回は一般戦の1Rくらいの感じで行けた」。かつて“怪物”と称されながらも、なかなかSGに手が届かなかった姿はもうない。
伊勢崎に所属変更となって迎えた最初のSG。「所属が替わってしまったのは複雑だけど、伊勢崎の先輩たちもいろいろ気にかけてくれている」と前を向き、しっかりと結果を出した。
今シリーズは選手会が中心となり、熊本地震の被災地に向けたチャリティー活動も行ってきた。この日の青山は、ツナギの下に熊本県の公式キャラクター『くまモン』の“勝負パンツ”を身につけレースに挑んでいた。「熊本にもオートファンの方がいると思う。メジャースポーツのような力はないかもしれないけど、スポーツ選手として、自分にできることはしていこうと、心の中に留めています」とメッセージを送る。
次走は11日開幕の浜松GIゴールデンレース。熱いハートを胸に、青山はオート新時代を駆け抜けるつもりだ。(高山直樹)
12R 優勝戦 5100m(10周) 2016年5月1日(日)優勝戦発走時間 16:40 天候:晴 走路状況:良走路 走路温度:42.0℃ 気温:28.0℃ 湿度:40.0% (16:45現在 1着賞金 13,000,000円
1 2 青山 周平 32歳/31期 伊勢崎 0m 3.30 3.388 0.03 1
2 3 金子 大輔 36歳/29期 浜松 0m 3.35 3.408 0.09 3
3 6 永井 大介 39歳/25期 川口 0m 3.33 3.410 0.06 4
4 5 中村 雅人 35歳/28期 川口 0m 3.34 3.429 0.06 5
5 1 高橋 貢 45歳/22期 伊勢崎 0m 3.36 3.433 0.03 6
6 7 若井 友和 42歳/25期 川口 0m 3.33 3.435 0.09 8
7 4 木村 武之 39歳/26期 浜松 0m 3.34 3.461 0.04 7
8 8 森 且行 42歳/25期 川口 0m 3.35 3.471 0.15 2
ゴール線通過 2 3 6 5 1 7 4 8
10周目 2 3 6 5 1 7 4 8
9周目 2 3 6 1 5 7 4 8
8周目 2 3 6 1 5 7 4 8
7周目 2 3 6 1 5 7 4 8
6周目 2 3 6 1 5 4 7 8
5周目 2 3 6 1 4 5 7 8
4周目 2 3 1 6 4 5 7 8
3周目 2 3 1 6 4 5 7 8
2周目 2 1 3 4 6 5 7 8
1周目 2 1 6 5 4 7 3 8
12R 払戻金
単勝 2 130円 1番人気
複勝 2 100円 1番人気 3 270円 5番人気 6 210円 4番人気
2連複 2 - 3 640円 4番人気
2連単 2 - 3 910円 4番人気
ワイド 2 - 3 230円 3番人気 2 - 6 180円 1番人気 3 - 6 510円 10番人気
3連複 2 - 3 - 6 670円 3番人気
3連単 2 - 3 - 6 2,320円 7番人気
試走時点で他を圧倒していた青山周平が、レースでも他を全く寄せ付けなかった。
スタートは高橋貢に覗かれたものの、すぐに伸び返して1角では早くも先頭。すかさず永井が反応するも、機力イマイチで高橋にすぐさま捌かれた時点で青山の独走は確定的となった。金子が3周目に2番手に浮上するも、青山との距離は全く縮められず。結果、青山が独走した。
SGでは2位が多い青山だが、この優勝でいよいよ「本格化」するかも。さすれば、毎回毎回、手が付けられないということになっていくのだろうか?ほかの選手の奮起に期待したい。
今大会は前半2日間が完全な湿走路だったためか、篠崎実や穴見和正といった超ベテランの活躍が目立ったほか、大怪我明けの開催にもかかわらず、8年ぶりのSG優出を決めた森且行の健闘など、優勝争いとは別の方面の話題も豊富な大会だった。