民主 菅氏の処分は週内に再協議(NHK)
民主党は常任幹事会を開き、執行部は、参議院選挙で党の公認を取り消された無所属候補を支援した菅元総理大臣を除籍処分とする案を示しましたが、出席者から反発が出されて結論は出ず、週内にも改めて協議することになりました。
民主党内では、参議院選挙で大敗したことを受けて、東京選挙区で、党の公認を取り消された無所属候補を支援した菅元総理大臣の対応は「重大な反党行為だ」という意見が出ており、海江田代表は、24日、東京都内のホテルで菅氏と会談し、自発的に離党するよう促しました。
これに対し菅氏は、受け入れられないという考えを示しました。
民主党は午後、海江田、菅両氏も出席して常任幹事会を開き、執行部は、菅氏がみずから離党しない以上処分せざるを得ないとして、除籍とする案を倫理委員会にはかることを提案しました。
これに対し菅氏は「ご迷惑をおかけして申し訳なかったが、執行部の提案は納得できない」と述べました。
ほかの出席者からも「参議院選挙で菅氏と同様の行動をとった議員もおり、菅氏だけを厳しい処分にするのはおかしい」などと反発が出され、結論を持ち越しました。
民主党は、週内にも常任幹事会を開いて改めて協議することにしています。
一方、鳩山元総理大臣については、沖縄県の尖閣諸島を巡る一連の発言が参議院選挙に与えた影響は無視できないとしながらも、鳩山氏に党籍がなく、さかのぼって処分できないことから、常任幹事会として改めて抗議することを決めました。
また、常任幹事会で海江田氏は、細野幹事長が来月末に辞任することを報告するとともに、「改めて全国を回って、各地域の皆さんの意見を聞きたい」と述べ、みずからを含めた執行部が留任することに理解を求め、最終的に了承されました。
思えば、菅元首相は、例の「4億円出所事件」に関連して、小沢元代表を追放するべく、日本共産党が行っている(共産党自身は否定しているが、実際に行われている)、『査問』まがいのことを仕掛けたことがあったが、まさか自身がこうした立場に置かれるとは思ってもみなかったことだろう。
しかしながら、いやしくも、歴代の党代表経験者であり、かつ、総理大臣経験者である以上、党の規約に相反する行為は許されまい。この件については、すみやかに菅氏が離党するのが「筋」だろう。
だが、この人物がすみやかに勧告に従うとは思えない。何せ、「自分に甘く、他人に厳しい」という典型的な人物だからね。
しかしながら、「絶対に」、菅直人は「追放」しなければダメだ。
なぜなら、菅の他、過日取り上げた通り、民主党には「特級戦犯」と呼ばれる人物がまだ6人も残っている。ここで菅を生かすと、他の6人もまたぞろ「息を吹き返す」ことになる。
これでは、民主党の再生は不可能。とにかく、多少時間がかかっても、菅は追放しろ。
民主党は常任幹事会を開き、執行部は、参議院選挙で党の公認を取り消された無所属候補を支援した菅元総理大臣を除籍処分とする案を示しましたが、出席者から反発が出されて結論は出ず、週内にも改めて協議することになりました。
民主党内では、参議院選挙で大敗したことを受けて、東京選挙区で、党の公認を取り消された無所属候補を支援した菅元総理大臣の対応は「重大な反党行為だ」という意見が出ており、海江田代表は、24日、東京都内のホテルで菅氏と会談し、自発的に離党するよう促しました。
これに対し菅氏は、受け入れられないという考えを示しました。
民主党は午後、海江田、菅両氏も出席して常任幹事会を開き、執行部は、菅氏がみずから離党しない以上処分せざるを得ないとして、除籍とする案を倫理委員会にはかることを提案しました。
これに対し菅氏は「ご迷惑をおかけして申し訳なかったが、執行部の提案は納得できない」と述べました。
ほかの出席者からも「参議院選挙で菅氏と同様の行動をとった議員もおり、菅氏だけを厳しい処分にするのはおかしい」などと反発が出され、結論を持ち越しました。
民主党は、週内にも常任幹事会を開いて改めて協議することにしています。
一方、鳩山元総理大臣については、沖縄県の尖閣諸島を巡る一連の発言が参議院選挙に与えた影響は無視できないとしながらも、鳩山氏に党籍がなく、さかのぼって処分できないことから、常任幹事会として改めて抗議することを決めました。
また、常任幹事会で海江田氏は、細野幹事長が来月末に辞任することを報告するとともに、「改めて全国を回って、各地域の皆さんの意見を聞きたい」と述べ、みずからを含めた執行部が留任することに理解を求め、最終的に了承されました。
思えば、菅元首相は、例の「4億円出所事件」に関連して、小沢元代表を追放するべく、日本共産党が行っている(共産党自身は否定しているが、実際に行われている)、『査問』まがいのことを仕掛けたことがあったが、まさか自身がこうした立場に置かれるとは思ってもみなかったことだろう。
しかしながら、いやしくも、歴代の党代表経験者であり、かつ、総理大臣経験者である以上、党の規約に相反する行為は許されまい。この件については、すみやかに菅氏が離党するのが「筋」だろう。
だが、この人物がすみやかに勧告に従うとは思えない。何せ、「自分に甘く、他人に厳しい」という典型的な人物だからね。
しかしながら、「絶対に」、菅直人は「追放」しなければダメだ。
なぜなら、菅の他、過日取り上げた通り、民主党には「特級戦犯」と呼ばれる人物がまだ6人も残っている。ここで菅を生かすと、他の6人もまたぞろ「息を吹き返す」ことになる。
これでは、民主党の再生は不可能。とにかく、多少時間がかかっても、菅は追放しろ。