公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

三冠馬へ向けて視界よし?

2006-09-24 17:41:54 | 競馬

史上7頭目の三冠馬を目指し、メイショウサムソンが出走した神戸新聞杯

スタートはまずまずの出だったが、1角手前である馬に絡まれた格好となって向正面あたりまではカリカリして折り合いがつかない様子。

それでも3~4角あたりで、石橋が追い出しにかかり、アドマイヤメインを交わして先頭を伺うが、そのときに、アドマイヤメインと接触するところがあった。

内から先に先頭に立っていたソングオブウインド、ソングとサムソンの間を衝いてきたフサイチリシャール、さらに大外からドリームパスポートがものすごい脚で飛んできて、最後はクビ差、ドリームパスポートがサムソンを交わして勝った。

サムソンが2着、ソング3着、リシャールは4着で、アドマイヤメインは7着に終わったが、まるでG1レースのような興奮度がスタート前からあったし、再度鞍上が戻った高田潤は思わずガッツポーズ。

恐らく菊花賞もまた、この神戸新聞杯組が主力を形成するものと思われる。

さて、メイショウサムソンは果たして三冠馬なるか?

今日のサムソンは道中カリカリしていたところもあった上に、3~4角で手を動かさねばならないレース展開となった分、最後はドリームに屈したが、菊花賞は道中はゆったりとした流れになるし、今日のレース内容からいけば十分三冠馬の可能性はあろう。

ドリームパスポートもサムソンとは常に大接戦を演じており、まさに宿命のライバルといえる。菊花賞では早めにサムソンを捕らえるような競馬ができれば、三冠を阻止できるのではないか、というような気もする。

アドマイヤメインは不利があったとはいえ、サムソンに4角で完全に置かれる形となったことから、本番でもいささか不安な気がする。

この神戸新聞杯の出走組にセントライト記念組も加わっての戦いとなるが、恐らく、サムソンが菊花賞でも断然人気を背負うことは間違いなかろう。

また、中山ではオールカマーが行われ、これがG2としては6勝目。新潟2歳ステークス以外は全てG2勝ちと、「G2コレクター」のバランスオブゲームが「ベテラン」らしい走りを見せて勝ったが、終始内を通ったコスモバルクが狭い内をこじ開けて僅差のハナ差2着。これで秋の天皇賞への出走権をつかんだ。

東西で行われたG1のステップレースは両方とも好レースだった。G1でないのにいまだ興奮冷めやらぬ、といったことは、久しぶりのような気がするね。

コメント (6)
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♪大阪で生まれた、男やさかい♪

2006-09-24 02:20:19 | オートレース

何と4日連続でオートレースの話題。しかも先週からオートレースの記事ばかり書いてるような。こんなことは珍しいことだが。ついでに今日はオートレースグランプリ優勝戦日だから、明日ぐらいにはまた「オートレースグランプリ優勝戦回顧」という形で書くことになるけど。

とはいっても、今回は別に高橋のあの件を書こうとは思わない、でも関連はしている。

少なくとも、オートレースのスポーツ新聞記事を一つも見かけられないのは大阪圏だけである。

というのは、北海道は道新スポーツを除くと東京発行の記事に北海道の記事を書き足しという形になるため、ベースは東京版。したがって、「しっかりと」オートレースの記事は掲載される(でも去年北見に行ったときにスポニチ北海道版をみたが、オートは掲載されてなかったな)。東北も然り。

関東、九州は言わずもがな。中国地方も、広島西部あたりからは九スポあたりが顔を出すため、やっぱりオートの記事は載っている。

名古屋圏は中日スポーツがしっかり掲載。というわけで、競技エリアは実に狭いオートレースだが、スポーツ紙に掲載されるエリアは意外と広い。四国も松山あたりだとやはり九スポの領域となるからか、オートレースは掲載されるね。北陸はなかったかな?

というわけで、大阪圏だけ情報「なし」(但し京都以東では、中日スポーツが発売されているところもある)。オートレースをやめたかったら是非大阪へ?

私もそれで「困った」ことがあったよ。

会社勤めしている頃、97年の2月から00年の3月までは川口に住んでいたばかりか、川口オートへは歩いていつも行っていたほど。もちろん、専門紙なんか近くのセブンイレブンはもとより、西川口駅へ行けば7時半頃には前夜版も出ていたから、それも結構買ったことがある。それが、

「大阪へ戻れ!」

となって、オートレースからプッツリと遮断されてしまったわけで、しかもその当時、ネットもつないでなかったね。

それに、急に戻れ、って形になったから、こちらもまた、川口にいた時代には毎週読んでいた「週間レース」もしばらく読めなくなって、一時完全にオートレースから隔離されてしまった。

漸く落ち着いた頃にスカパーを入れることになって、オートレースをまた見れるようになったが、入れてからまだ3ヶ月ぐらいしか経ってないのに、大阪へ戻ってきてから1年後にまた東京へ行け、だからなぁ。

2度目の東京転勤時代、住む場所はまたまた川口。それでもってまたまたオート通い。但し、2度目は1年半で終わってその後は岐阜の垂井へ。

しかし、ここには中日スポーツがあった。だからオートの情報にはとりたてて苦労するほどでもなかった。

2年前、一身上の都合により退社することになり、大阪へ戻ってきたわけだが、さすがにその頃になると、大阪にいても、あらゆる角度からオートレースの情報は取れるようになった。思うに、6年前と較べると「雲泥の差」もいいところ。

ただ、売上げがどうとか、いくら客が入ったなんていう情報はさすがに取れないのが残念。競輪みたく、そちらの情報もネットで取れるようになればいいんだが、オートレースはさすがにそのあたりのデータはスポーツ新聞を見ないと分からない。

ま、高橋貢がどうなったとか、あるいは3月の伊藤信夫の一件なんて、完全に情報遮断状態の頃だったら、まず大阪にいたんでは知りえない情報だった。

ところで、高橋のあの一件があった日の翌日、大阪日刊をちょっと見てみたが、一面はディープ、11.0秒出す、となっていたが、オート関連記事は一切「なし」。ま、奈良競輪で飛び出した、競輪最高配当の記事は出ていた。

ま、関係ないからな。大阪圏では、オートレースは。専用場外もないし、よっぽど物好きでないと、まさか大阪にいて、

「エッ?オートレース??」

となるのが普通。

でもしかし。今や海外の競馬などの情報だって即時に取れる時代だというのに、文屋の世界って明らかに遅れてないか。

世界の情報が取れてどうして日本の情報には疎いんだ?そのあたりが不思議でならない日本の、というか大阪のスポーツ文屋。

私も一度、大阪日刊へその件で要望の電話を入れたことがあるが、

「場はないし、別にその件で他から要望の話が出たこともない。」

ので、オートレースの情報は別に入れなくてもいいというわけ。

というか、公営競技の場合、業界側が逆にスポーツ紙側に「お願い」しなければ、未来永劫、大阪圏におけるオートレース掲載などありえない(というか、そのあたりがスポーツ文屋の古い体質を物語っている気が)。

ところで、大阪圏にいる人で、オートレースを毎日のようにやっている人っているのかな?まずいないだろうね。

コメント (2)
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