いつごろからだろうか、紫色を身に纏うことに抵抗がなくなった。
それなりの似合う年齢になったと言うことなのだろうか。
好きな色と似合う色は違う。
自分でも気持ちの上でもしっくり来るには実年齢と紫にふさわしい背筋をただした品格が整わないと着こなせない気がする。
と言っても,私の好きな紫は,厳密に言うと青紫になる。
高貴な紫より、私は野性味のある青が入ることで自分に馴染む気がしている。
その青紫の花々が庭に咲いている。
梅雨前の木陰にそれらは咲いている。
白い花の山法師とエゴの木の花が咲くと、いよいよ梅雨に入る。
夏野菜の定植もほぼ終わり,後は豆類を残すだけになった。
でも、畑仕事が終わった訳ではない。
追肥、土寄せ、脇芽掻き、支柱立て、草取りなど、収穫の日までつづく。