トガニ

こんにちは、家具のよろこび福山です。



映画「トガニ」を観ました。





2000年-2005年の間に韓国の田舎町の聾学校で起きた

教員・スタッフによる幼い生徒への性的虐待事件を扱った作品。



その学校に赴任した美術教師の主人公は

地域の人権センターの女性スタッフと共に

警察や役所に訴えるものの

相手にされません

（刑事は買収されているので）。



そこで、裁判に持ち込むのですが、

障害児の親も障害者で生活が苦しい為に

示談金に目がくらんで示談に持ち込まれたり、

買収された証人、「ある程度の地位まで上り詰めたヤメ検弁護士のデビュー戦は、

ご祝儀代わりに勝たせる」といった悪習に阻まれてしまいます。



韓国ではこの映画の原作本がきっかけとなり

容疑者や法制度への批判が高まったそうですが

（←それまでは、社会的な関心も薄かったとの事）、

自分も「障害者施設での（性）暴行」のニュースを結構耳にしていながら

それに対して余りどうこうといった感情を持っていなかったなぁと

痛感させられました

（←流石にここまでひどい話はそうそう無いでしょうが）。



【田舎だからか？】

作中ではコネや賄賂が飛び交いますが

中国だけでなく、韓国も盛んなんですね。



【ちなみに】

暴行シーンが度々登場する為に

R18指定映画になっています

（鑑賞される際は、その覚悟で）。



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