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時に末日聖徒/モルモン教への私見含むメモ帳にて御座候 ほな毎度どんもにて 御きげんよろしゅうで御座候

黙示録とモルモン書

2014-09-01 21:44:43 | モルモン書、アメリカ先住民

モルモン書で、新約聖書の最後の書、ヨハネの黙示録についてふれてるのは一箇所だけですかぁぁ・・・・黙示録の解釈で真相に迫って意義を持たしめたい、たまWEBとしては、黙示録とモルモン書を関連付け得る事柄は見ておくのは必須っす。

「18 そこで、天使はわたしに語って、「見なさい」と言った。
 19 眺めると、白い衣を着ている一人の男の人が見えた。
 20 すると天使はわたしに言った。「小羊の十二使徒の一人を見なさい。
 21 見よ、彼は、これらのことの残りの部分と、また今までにあった多くのことを見て書き記す。
 22 また、世の終わりについても書き記す。
 23 彼が書き記すことは正しく真実である。そして見よ、それらのことは、あなたがユダヤ人の口から出るのを見た書物の中に書き記される。そして、それらがユダヤ人の口から出て来た当時、すなわちその書物がユダヤ人の口から出て来た当時は、書き記されたことは分かりやすくて純粋であり、また大変貴くて、すべての人に理解しやすいものであった。
 24 見よ、この小羊の使徒の書き記すことの多くを、あなたは見た。そして見よ、これからあなたはその残りの部分を見るであろう。
 25 しかし、これからあなたが見ることは書き留めてはならない。主なる神が、それらのことを書き記すように、あの神の小羊の使徒を任じられたからである。
 26 神はまた、かつてこの世に生きたほかの人々にも、すべてのことを示され、彼らはそれらのことを書き記した。そしてそれらの記録は、主御自身がふさわしいと思われるときに、小羊の内にある真理によって純粋なままでイスラエルの家に伝わるように、今は封じられている。」
 27 わたしニーファイは、天使の言葉により、この小羊の使徒の名がヨハネであることを聞き、ここに証する。
 28 そして見よ、わたしニーファイは、見聞きしたことの残りの部分を書き記すことを禁じられているので、今まで書き記したことで満足するが、これまで書き記したことは、わたしが見たことの一部分にすぎない。

 (第1ニーファイ書14章)

末日から再降臨、福千年に向けての示現を予言者ニーファイは見せられたんだけれど、彼が書き留めたことは途中までということになるのかな。で、ニーファイが書くのを禁じられた部分というのは、(数世紀後)使徒ヨハネが書き記すことになっているとありますんですが、なにしろ新約聖書の中で超難解と言われる黙示録になっちゃうわけです。なかなかほとんど誰も理解が及ばないみたいになってるわけで。

しかしながら、他の予言者たちにもすべてが示されてかつ書き記したものが、現在は、封じられていて誰も読めなくても、将来、ふさわしい時に、純粋なままで分かりやすい内容で明らかにされ伝わるとありますから、その記録に、黙示録の内容と同等のものがわかりやすく記されていて、読む人にとって容易に理解され得る内容なんだと想像するわけです。

そのへんについては、ジョセフが、金版から翻訳するにあたって、手を付けてはいけないところ、つまり、封じられた部分というのがありましたね、それは、金版を受け取った時に、天使モロナイからも言われたのかな(量的には、見た目?金版総量の2分の一ないし3分の2とも)、封じられたのはヤレドの記録の写しを含むんでしょうか、どうやら、そこに(も)簡明に記された黙示録の内容が含まれているんだというのが、オリバー・カウドリの書簡に、あるんでしたっけ。その一言は後で訳すとして、まずは、“封じられている部分”に関する聖句など、メモっておきやす。

「21 封じられている部分に触れてはならない。わたしは、自分がふさわしいと思うときにそれらをもたらすからである。そして、わたしにはわたし自身の業を行う能力があることを、人の子らに示そう。

 (第2ニーファイ27章)

「25 主はこれらの御言葉を語ると、かつてこの世にいた地のすべての民と、これからこの世に来るすべての民をヤレドの兄弟にお見せになった。また主は彼らを、地の果てに至るまで彼に見せずにはおかれなかった。

 (エテル書3章)

「04 見よ、わたしは、ヤレドの兄弟が見たとおりのことをこの版に書き記した。ヤレドの兄弟に明らかにされたこと以上に大いなることは、いまだかつて明らかにされたことがない。
 05 そこで主はわたしに、それらのことを書き記すように命じられた。そして、わたしはそれを書き記した。すると、主はわたしに、それを封じるように命じられた。また、主がその解訳も封じるようにと命じられたので、わたしは主の命じられたとおりに解訳器も封じた。
 06 主がわたしに、 「異邦人が彼らの罪悪を悔い改めて、わたしの前に清くなる日まで、これらのものは異邦人に伝わることがないであろう」と言われたからである。

 (エテル書4章)

「01 さて、わたしモロナイは、命じられた言葉を記憶に従って書き記してきた。また、わたしが封じたものについてもあなたに告げた。したがって、封じられているものに手を着けて翻訳しようとしてはならない。そのことは禁じられているからである。しかし、やがてそれが神の知恵にかなう時が来るであろう。
 02 また見よ、あなたは、この書物を出す助けをする者たちに版を見せるのを、特別に許されるであろう。
 」
 (エテル書5章)   この‘あなた’というのは、ジョセフ・スミスのことに。

 

さてさて、今日、その封じられた部分は、明らかにされてるだろうか??と問えば、答えはノーということに。であれば、異邦人はまだ罪悪の中に・・・・

ここで、よくよく、能く能く考えてみたいのは、何故、全部一気に、訳すことをさせなかったのか??、封じる部分を設けられたのか??ということですよね。この問いが大切になってくるんだと・・・・封じられた箇所には、末日から主の再臨、福千年に至る状況等がはっきりと記されてるとしてですね・・・・

ニーファイは書くのを禁じられ、すべてを示され、それらを記したであろうところのヤレドの記録は、モロナイによって書き写されたわけですが、彼モロナイもまた、封じるよう命ぜられて、その封じたところを、ジョセフに告げ、ジョセフは当然封じられた部分に手を付けず、モルモン書(エテル書も含め)として翻訳、出版したわけなんですよね。

ふさわしい時に至ってないといえば、それまでですが、モロナイは、“主がわたしに、「異邦人が彼らの罪悪を悔い改めて、わたしの前に清くなる日まで、これらのものは異邦人に伝わることがないであろう」と言われた”と書いてますね。ここを深読みしますればね、この“異邦人”は、“末日聖徒”のことでもあるんだよと捕らえる視点を持っているかどうか??ということなんですよねぇぇ。そんな隠されたような見方が真相で、重要なんでは?!そうだとしたら、そんな理解が持てるかどうか、大きな信仰の一里塚、或いは、ふるい分けの地点になっている?!・・・・うぅぅんん・・・・ま、当然と言えば当然、当ったり前の話でもあるかな・・・・

やはり、ジョセフ暗殺後、ブリガムらに教会指導層が乗っ取られるのを許し、一般聖徒らの信仰を試みるという試しの状況をもたらすということがずっと続いて来てるんではないかと・・・・

 

ちなみに、この“封じられた部分”についてジョセフが言及した歴史記録は一つだけ。教会の信仰箇条が記されることになったウェントワース書簡に(1842年,シカゴ・デモクラット新聞編集者の質問への回答として書かれた書簡)出てるんだと。


「これらの記録は,金の様相を呈した金属板に刻まれていました。また各板は,
幅約15センチ,縦約20センチで,普通のブリキ板ほどの厚さでした。そこには
エジプト文字がいっぱいに刻んでありました。また全体が3つの輪で本のよう
にとじられて1冊になっており,厚さは15センチほどでした。その一部は封じ
られていました。封じられていない部分の文字は,小さくきれいに刻まれてい
ました。また本全体にわたって,その作りの古さを示す多くのしるしが見られ,
彫刻技術は見事でした。古代の人々が『ウリムとトンミム』と呼んだ珍しい道
具も,その記録とともに見つかりました。これは,胸当てに付けた眼鏡のつる
に2個の透明な石をはめたものです。わたしはウリムとトンミムを仲立ちとし,
神の賜と力によって記録を翻訳しました。

「ウェントワース書簡」http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/lds/wentworth.htm


""""
「わたしは,この大陸に住んでいた昔の預言者たちの記録を短くま
とめたものが刻まれている幾つかの版が隠されている場所〔をモロナ
イから告げられ〕ました。……これらの記録は,金のように見える版
に刻まれていました。またそれぞれの版は横6インチ(15センチ),縦
8インチ(20センチ)で,普通のブリキほど厚くはありませんでした。
版にはエジプトの文字がいっぱいに刻んであり,すべてに3つの輪が
通されていて,本のページのように1冊にとじられていました。全体
で厚さは6インチ(15センチ)近くあり,一部が封じられていました。
封じられていない部分の文字は小さく,きれいに刻まれていました。
また全体にわたって,その作りの古さを示す多くのしるしが見られ,
彫刻の技術は見事でした。また記録とともに,昔の人々が『ウリムと
トンミム』と呼んだ珍しい道具も見つけました。それはつるの縁には
められた二つの透明な石から成っていて,そのつるは胸当てに付けて
ありました。わたしはウリムとトンミムの仲立ちにより,神の賜物と
力によって記録を翻訳しました。」4

4. History of the Church,第4巻,537。原文(英語)においては,句読点は現代の
用法に修正,段落は変更。イリノイ州ノーブーで,ジョセフ・スミスがジョン・
ウェントワースとジョージ・バーストウの要請で書いた手紙から。Times and
Seasons,1842年3月1日付,707に掲載
""""
p60、“第4章 モルモン書――わたしたちの宗教のかなめ石”、『歴代大管長の教え――ジョセフ・スミス 』2007

難解と言われる黙示録 http://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A2RgBcIXpQNUbhYArBE40f17?p=%E9%9B%A3%E8%A7%A3%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2&search.x=1&fr=top_lt3_sa&tid=top_lt3_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&afs=


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