YOsHID's cafe concept

いつかどこかでカフェを開くために。
Someday Somewhere, I open my own cafe.

Hand Roasting3

2010-09-03 | YOsHID's café


3度目の正直。
3回目の自家焙煎に挑戦です。これまでの失敗の原因がよくわからなかったので、焙煎にとりかかる前に本屋へ走りました。そして立ち読み。

すると二つの点が明らかになりました。

1.一度に焙煎する豆の量が多すぎた。
2.網にふたをしていなかった。

どの本を見ても、網にアルミホイルでふたがしてあります。なんでも熱を逃がさないようにして、焙煎を早めるのだとか。ふむふむ、なるほど。
ふたの名前が書いてあったのですが、忘れました。確かダンパー(ダンパじゃないよ)だったような・・・

今回焙煎に挑戦するのは、自分のためではありません。マレーシアの友人が私が自家焙煎に挑戦しているのを知って、ぜひ飲んでみたいと言ったからなのです。私は成功する(であろう)豆を持って、来週マレーシアに飛び立つはずです。

気合を入れて豆をネットで洗い、水気をタオルで除きます。それを例の高価な網なべに入れて、そして今回はふたの部分をアルミホイルで覆います。立ち読みした本では、それに若干穴を開けていたような気がするので、爪楊枝で小さい穴をいくつか開けます。そしてコンロの上で二の腕を振りながら友人とくっちゃべること30分。

バチッ、バチッ・・・

やりました!
ハゼました!

これまでの2回で聞くことがなかったハゼる音を確かに聞きました。
以前このキューバ豆を買うとき、東京のカフェで1ハゼのタイミングで火からおろせばいいと聞いていたのですが、立ち読みした本には初心者は失敗を避けるため、まずは深めに煎ったほうがいいと書いてあったので、もうしばらく続けます。そして程なくして2回目のハゼが。それでもまだ続けようかと思っていたのですが、モクモクと煙が出てきたので、慌てて火からおろしました。

ふたを開けると、若干煎りムラがありますが、豆はこれまでとは確実に違う色づきをしています。そしてこれまでになかったコーヒーの香り。青臭さは微塵も感じられません。
すぐに試したいところですが、まずは豆を広げて粗熱を逃がします。ある程度冷めたら、豆を容器に移して完成です。

早速くっちゃべっていた友人と試してみます。
いつものようにネルで淹れたのですが、お湯を注いだときに豆の膨らみが違います。これまで日本で試したどの豆よりも膨らみます。それは私がマレーシアで経験して、日本でもぜひ出会いたいと願っていた新鮮な豆の膨らみです。香りも上々で期待が持てます。

さあ、淹れ終わってテイスティング。
コーヒーです。まぎれもなくコーヒーです。あまりコクはありませんでしたが、確かにコーヒーとしての飲み物になりました。ようやくスタート地点に立てたようです。

3度目の正直で成功。嬉しい自家焙煎初成功です。これでマレーシアの友人にプレゼントすることができます。
自分で焙煎したコーヒーはおいしい!!


This is the 3rd time I tried roasting bean by myself. I took care these two points this time. First, cover the top of a pan by foil. Second, don't put too much beans. I shook the pan for 30mins. I heard pop sound. And I continue a little more. Finally, I made it! The taste is not so good, doesn't have body, but it is really coffee.