今や「保守」も2種類いて「両陛下の意志を盲目的に貫く」派と「間違った事は諫めなくてはならない」派に分かれています。
盲目的な人は諫める派を「逆賊」と呼びます 何だかなあと思います。
この動画の1時間30分先で高清水さんが「皇太子の退位は議論されていないのか」と質問しています。
「これは不敬ではなく、妃殿下があのような状態の中で・・・」とも発言。
要するに「議論されていない」という事です。
ここに出席している人はみな、「天皇の譲位」反対者で「特措法ですら憲法違反」とし「今上は恒久的な制度にしたいと考えているが、そのような事を考える事しらいけない」と言っています。本当にそうだと思います。
江戸時代まで「上皇」「天皇」は両雄並び立つ存在でそれが南北朝のような争いになった事を考えると平成の世でも上皇も天皇も「陛下」になると、立場は同等になるので、傍仕えする人が非常に苦労するという事です。
仮に上皇が「殿下」になると格下げになるので、上皇側に仕える人達の不満が・・・ということで、敵対しかねない状況があるでしょう。
皇室を語る人達は「源氏物語」を読んでいる人が少ない・・・・という意見にも「へえーー」と思いました。
ここでは「朱雀帝が譲位した事によって娘の女二宮・三宮の運命が大きく変化していく、それも悪い方向に」という視点から語られ、ある国文学者は「それによって源氏が出世したんだからいいじゃないか」と言った事に「恣意的に出席するのは変」と言っています。
今思うと「源氏物語」の中の光源氏は言葉が悪いけど小和田さんのようなものです。
自らは帝の子でも母親の身分が低かった為に臣下に落とされ、その事に対し、コンプレックスを持っていたわけです。
父帝の愛妻を奪う事で、一つの復讐がなされ、さらにその子供が冷泉帝になる事で壮大な復讐劇がなされたとみていいのではありませんか?
桐壺帝が朱雀帝に譲位したのは、幼い息子(源氏の子)を東宮にする為という明確な政治的意図がありました。
結果的にこの子が東宮になり、源氏が後見人になり、帝になってからは源氏の息がかかった秋好中宮を妻とし、朱雀帝の息子に娘(明石姫君)嫁ぐのですから、策士も策士。
桐壺帝は光源氏を皇族として残す事が出来なかった事に後悔の念を抱いていたわけで、その意味でも冷泉帝とその後宮における源氏の権力発揮は草葉の陰で喜んでいる事でしょうね。
つまり「譲位」は常に政治的な意図があって行われるもので、単に「老齢」「公務が出来ない」
などという理由ではないのです。
老齢なわりにベトナム行ってタイに立ち寄る元気がある。でも「3月11」には「節目を過ぎた」からといって出席しない。
このような矛盾の言い訳を許さない今上の権力の強さが垣間見えます。
話題がそれてしまいましたが、皇太子が自主的に位をおりるなら、その方がいいと考えている有識者会議のメンバーもいるようです。
高清水さんにはもっと
皇太子自身の健康状態が天皇の位を全うできるかどうか
雅子妃の父、小和田恒氏の軟禁が真実かどうか。もし真実なら、そのような人の娘が皇后になっていいのかどうか
を聞いてほしいと思います。
そもそも有識者会議でこのような事が議論されないのはおかしいでしょう
天皇は健康でなくてはならない・・・のではなく、健康状態を国民に隠している事が問題なのです。雅子妃にしても真の病名は何で、何をどう治療してきて今後はどうなのかきちんと説明されなくては皇后として認めるわけにはいかないとか、愛子内親王にしても、あの激やせの本当の原因を公表しない限り「皇女」として認めるわけにはいかないとか、そういう明確な線引きをしてほしいと思っています。
これはここに集う人ならだれでも知っている雅子妃の「2:45事件」の折に紀子妃が流された涙の話ですが、こういう事を淡々と一般人の目にふれさせることで、印象づける事は可能ではないかと。みなさんの身近な人にさりげなく動画を見せてあげてください。
しかし、「事実」は一つだけ。
東宮一家の健康状態について「事実」を開示してほしい。
昭和天皇の時代は、病気や手術について相当具体的に公開していましたよね。最晩年、亡くなる前、NHKのニュースで毎日のように「今日は下血が○○CC」云々と言っているのを聞いてそこまで言わなくても、と思ったことを覚えています。
3時間討論。さすがに一度には聞くのは無理でこれからじっくり聞かせていただきたいですが、こういうことをもっと国民の皆様が知っていただきたいですね。
花畑というか無知すぎる……
宮内庁の長官ですら、皇室がわかってないというのですから。
今回まだ全部聞けてないのですが、ざっと聞いたところで印象深かった点
「前回、今上陛下の即位式を洋装で、という話が進んでいた。それを『それはダメ!古式ゆかしき』と主張したのはひげの殿下。雅子さんのご負担だから今度こそ洋装で、という話にしてほしくない」
「今上陛下の葬儀ですが、松の間でやることがもう決定みたいですよ。まだ公表されてはいませんが」「え!それじゃまるで家族葬……(絶句)」
これだけの色んなことがあって・・表に出ていないこと、100倍くらいありそうですが・・
ずっと忍耐とたゆまぬ努力、国民には優しい笑顔を見せて下さる秋篠宮一家は、本当に素晴らしいですね。
次代の徳仁天皇は頼りないことこの上なく、配偶者もご病気。お下品。国の象徴としてはどうなんでしょうね。
源氏の娘・明石の中宮が入内する帝は朱雀帝の息子です。
細かい点ではありますが、外祖父ー国母ー天皇のラインが完成するのは明石中宮の産んだ皇子が即位してから、となります。
>今思うと「源氏物語」の中の光源氏は言葉が悪いけど小和田さんのようなものです。
ここ読ませていただいて、仰天しました。
そうなんですか。
KUON様もおっしゃっているように「言葉は悪いけど」と前置きしております。
光源氏の生い立ちは別にして、最終的に自分の子を即位させ(して貰って?)准太上天皇にまで上り詰め、養い子や娘を入内させ、息子を出世させ・・・まさに藤原氏も真っ青の「外戚権力掌握コース」です。
道長を彷彿とさせるものです。
(書かれた時代がまさに同じですから、インスパイアされた、あるいはあてつけもあるかも)
小和田氏の理想がここにあると思っています。
気持ちはどうあれ、やっている事は・・・という意味です。