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2Dでいかに奥行きを出せるか、ということかな

2011-10-23 20:25:15 | Lumix G 20mm/F1.7

E-P1 + Lumix G 20mm/F1.7

松本市美術館で開催中の『スタジオジブリ・レイアウト展』に行ってきました。写真は松本市美術館のランチで食べた子羊の白ワイン煮込み。それにしても、人が多いのはわかっていたので、開催から1ヶ月ほどずらして朝から行ったのに人だらけ(笑)

レイアウトというのはアニメーション制作においてラフ画を元に画面の構成、構図、動きなどを決定するための設計図です。そのため、監督もしくは演出家が書くため、監督/演出家が伝えたい生の情報を見る事が出来る、というのが今回の企画の売りです。

でまあ、最初にナウシカのレイアウトから始まるわけですが、これが非常にすごい!もうこれだけでお腹いっぱいです。当時、宮崎監督が風と光、そして大胆な構図を使っていかにして動きと奥行きを表現しようとしていたかが良くわかります。宮崎監督は意図的に(?)建物の形やサイズ関係を崩す事で事前な遠近感(認知的な遠近感)を演出しているのは有名な話ですが、ナウシカではそれに加えて前後の位置関係を意識した構図を多様しています。このため、絵(静止画)を見ているはずなのに、非常にダイナミックで動きがあるものになっています。これは限られた作画枚数の中で最大限動きのある表現をするための苦肉の策なのかもしれませんが、このおかげであの非常にダイナミックで動きのある映像が出来ているということが良くわかりした。これを見ていると、『動き』という面に限ればナウシカを超える作品がなかなか出てこないのは、皮肉にもCG等によって『動き』を表現しやすくなったからかなと感じました。制約によって芸術が生まれる、ってやつなんでしょうね。

もう一つ印象的だったのは、他の監督が『物』を描くために『形』を描写しているのに対し、宮崎監督は『物』ではなく『光』をとらえて絵を書いているという点です。このため、細部の書き込みという点では宮崎監督は少ない訳ですが、絵の中の表情は非常に豊かな物になっています。ぶっちゃけレイアウトと映像を比較すると、書き込みが少ないレイアウトの方が表情豊かに感じるくらいです。それこそ印象派という表現が最適かなと思います。この辺も宮崎作品が我々の心をがっちりつかんで離さないマジックなんだと思います。日本人は印象派が好きですからね(笑)

正直なところ、ジブリを呼べば人が集まるだろう、的な展示だと思っていましたが、良い意味で裏切られました。それこそ見て回るのに4時間ほどかかってしまったくらい!見て損はない企画展です。このような作品(作品になる前の物ですが)を見せられると、写真の限界を突きつけられるようで、一種の悔しさも同時に感じてしまいますが(笑)
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iPhone 4Sはコンパクトデジカメキラー!?

2011-10-15 19:50:32 | Lumix G 20mm/F1.7

E-P1 + Lumix G 20mm/F1.7

iPhone 4Sいいなー、auからも出るって言うんでdocomoに乗り換えなければ普通に機種変できるなー、docomoでSIMロックフリーiPhoneというのも有りだなーとか最近考えてます(笑)

でまあ、噂のiPhone 4Sはカメラが8 MPixel BSI CMOS/F2.4のレンズになったていうんでどんなもんだとレビューを見てみたら驚きました。携帯の画質とは思えないぐらいすごく画質がいいんです!iPhone 4も画質はまあまあ良かったんですが、これには驚きです。

それもそのはず、iPhone 4Sで使われているのは1/3.2インチのSONYもしくはOmni Vison製BSI CMOSです(2社供給体制)。つまり、1/2.4インチ14 Mpixel BSI CMOSとほぼ同じ画素ピッチとなります。ちなみにSONYの最新のExmor R CMOSセンサーは16.2 Mpixelですので、解像度以外はコンパクトデジカメと同等のセンサーと言ってもよいと思います。加えて、F2.4の単焦点(135換算30-35mm位?)レンズでですので、下手なズームより光学性能が高い上、回折効果の影響も小さいはずです。しかも、iPhone 4で問題になった赤外線問題も対策されています。つまり、これで画質が悪いはずはない、と(笑)

正直、安いコンパクトデジカメはかなりピンチじゃ無いかと思います。これに対して、カメラメーカーはどういう手を打ってきますかねー。高画素/高倍率ズームもわかりますが、なぜわざわざカメラを持つ必要があるのだろう?という率直な疑問の回答となるカメラを作ってほしいものです。ハイエンドのみがこの回答では無いはずですから。
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Think differentという信念

2011-10-09 20:03:44 | Lumix G 20mm/F1.7

E-P1 + Lumix G 20mm/F1.7(福岡のアップルストア前にて撮影)

 Steve Jobs氏に哀悼の意を表します。

『自分が世界を変えられると 本気で信じる人たちこそが 本当に世界を変えているのだから。』(『Think different』キャンペーンより)僕の座右の銘です。僕にとって、Steveはプレゼンテーションの教科書であり、考え方のお手本であり、人生の師でした。


 Steve Jobsが逝去したというニュースを知ったのはCEATECに向かう始発電車の中でした。ツイッターをやっていた妻が、迷った末に無言でアップルのトップページを示しました。そこにはSteve Jobs 1955-2011の文字。その意味を理解したとき、周りが灰色に見えた気がしました。今でもこれを書きながら涙があふれてきます。

 僕がMacを使い始めたのは2001年の秋です。高速インターネットが普及し始め、Windows XPが発売され、ホームページが一大ブームとなった、そんな時代でした。僕も大学生で、入学祝いに買ってもらったVAIO NoteをWindows XPへとアップデートし、一夏のバイト代をはたいてCyber-shot P5を購入し、今思えばバラ色のキャンパスライフを満喫していた頃でした。
 きっかけはLinuxに興味を持ち、その中でFreeBSDをベースとしたMac OS Xとその設計思想、それを推進するAppleという会社、そしてSteve Jobsという人物に興味を持ったからです。そして、今思えば自分でもあきれる行動力で、サークルの先輩が持て余していたPowerBook G3とVAIOを交換する形でMacを入手し、生協で買ったMacOS X 10.1.3をインストールしました。当時のMacのユーザー比率は4 %程度のどん底の時代です。そしてMacユーザーの間でもまだMacOS 8.6/9.2が主流の時期で、相関性とか何も考えない、無謀といえる行動でした。そんな中、この無謀な行動をとったのはSteveが語る『Simple is beautiful』という理念、そしてイノベーションを起こすという信念に共感したからです。
 Steveが語るイノベーションはその後、同期機能の一般化、GPUを使用したユーザーインターフェイス、無理だと思われたDRAMフリーの音楽配信の事業化、子機(iPod)を他の周辺機器で拡張するというシステム思想(エコシステムの構築)、携帯端末に最適化したユーザーインターフェイス、アプリケーションベースのスマートフォン、etc...と様々な分野で実証してくれました。それは単にApple製品を使っていると便利、という事ではなく、製品の方向性や概念自体のイノベーションです。例えば、もしiPhoneが無かったら、今のケータイは全く別ものになっていたのではないでしょうか?

 高度経済成長を知らない僕らの世代は、どんどん便利になるようなわかりやすいイノベーションを実感として持っていません。PCのクロック競争、デジカメの画素数競争、車の燃費競争etc...、進化とは数値が上がる事、新しい物が正義。未来は過去の延長であり、ともするとイノベーションというものを理解できない可能性があります。そんな中、『世界は変える事が出来る』ということを教えてくれたのはSteveでした。もし僕がSteveを知らなかったら、『新しい物を作る』というプレッシャーと、連続性を重んじる雰囲気につぶされていたと思います。


『彼らの言葉に心うたれる人がいる。反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。しかし、彼らを無視する事は、誰にも出来ない。なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた。彼らはクレージーと言われるが、、私たちは彼らを天才だと思う。』(『Think different』キャンペーンより)

ありがとう、Steve Jobs!
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ついにLeica銘の25mmが発表されましたね

2011-06-19 20:01:33 | Lumix G 20mm/F1.7

E-P1 + Lumix G 20mm/F1.7

ここ1年くらい噂に上がっていたPanasonicの25mm/F1.4が発表されました。Leica銘というだけでわくわくしますが、FourThirdsでものすごい高い評価を受けていたSummiluxの弟分ですから、期待するなと言われても期待してしまいます。とはいえこのレンズ、僕以上に妻が欲しがっているため、妻用に買う事になりそうです(笑)うーん、まだまだLumix G 20mmの出番が続きそうです。
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あけましておめでとうございます。

2011-01-06 21:18:22 | Lumix G 20mm/F1.7

E-P1 + Lumix G 20mm/F1.7

ちょっと遅いですが、あけましておめでとうございます。
なんだかんだで1年間続いたこのブログ、今後ともよろしくお願いします。
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