昨日公開した映画「フライト」を観に行った。
この映画で機長を演じたデンゼル・ワシントンは
アカデミー賞の主演男優賞を受賞している。
ウィトカ機長は飛行機の操縦に関しては、
一流の操縦テクニックを誇るが、
日常の生活態度は芳しいと言えなかった。
アルコール依存症でコカインの常用者だった。
パイロットで有りながら信じられない事である。
飛行機は突然事故に遭うが、
ウィトカ機長の手腕で奇跡的に
草原に不時着し大勢の命を救う。
公聴会で、機内でウオッカーを飲んだのは、
カテリーナだと思いますかと問いかけられる。
機長は「yes」と言えばヒーローに、
「no」と言えば犯罪者になる。
子供を助けるためにカテリーナは死んでしまったのだ。
嘘をついて、死んだカテリーナに
罪を着せる事はできなかった。
機長はウィトカを自分が飲んだ事を認め、そして犯罪者になった。
嘘をつかないで正直に話したので、ホットした。
機長は刑務所では更生の努力を惜しまなかった。
アルコールも絶ち、充実した生活を送ることができた。
そして一時は愛想をつかした息子も面会に来る。
この映画は冒頭に全裸の女性ヌードのシーンや
飛行機のスリル満点のハラハラドキドキのシーン。
結構見ごたいがあった。
しかし、何を訴えたいのかイマイチ、
私には良く分からなかった。