いわゆる大学院修士課程修了者の免除制度です。修士学位を取得した者は、その研究内容に応じて、以下の科目が免除されます(税理士法第7条)。税理士試験ではもっともポピュラーな免除制度ではないでしょうか。
・税法科目の研究 税法3科目のうち、2科目免除(税法1科目の合格が必要)
・会計学科目の研究 会計学2科目のうち、1科目免除(会計学1科目の合格が必要)
税理士法改正前は全科目免除でしたが、改正後 . . . 本文を読む
今年平成23年度の税理士試験の日程は以下のようになっています。
・平成23年度(第61回)税理士試験実施スケジュールについて(予定)
(国税庁HP参照)
受験申込受付開始 平成23年5月17日
受験申込受付締切 平成23年5月27日
試験実施 平成23年8月2日~平成23年8月4日
合格発表 平成23年12月9日
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合格基準点は各科目満点の60%とされていますが、その年の難易度によって傾斜配点が加味されるため、60点未満でも合格の可能性があります。
合格率は科目によって異なりますが、10~20%前後です。
会計科目2科目及び税法科目3科目の合計5科目を合格した時、税理士試験合格となります。
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税理士試験は、会計科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目と税法科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち3科目を選択(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択しなければなりません)して、受験します。
なお、税理士試験は科目合格制をとっており、合格した科目は消滅することなくずっと保持されるため、受験者は一度に5科目を受験する必要はな . . . 本文を読む
税理士になるためにはいくつかの方法があります(税理士法第3条)。
①税理士試験に合格した者
②弁護士となる資格を有する者
③公認会計士となる資格を有する者
さらに、税理士試験には免除制度も用意されていて、大学院等で論文を書くことによってその科目に応じた科目が免除されるものもあります。
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