ヨンデリーヌ・ヨンデルホンのビミョーなる書棚群

加齢なる 読道生活半世紀。 歯磨き、活字は、生活習慣。 

強父論

2017年03月15日 | 伯母棚
阿川佐和子  文藝春秋

伯母から定期的に送られてくる単行本が大変なことになりつつある。
寝所が侵食されつつある。
もはや単行本がどーのこーのと言っている場合ではなく、消化のための読書を決行していくしかない状態。

嗚呼しかし、やっぱり単行本だと大味なのよ。
柑橘類もブンタンよりはキンカンが好きなのよ。

周囲の人々からは「お優しかった」と惜しまれた父・阿川弘之の、家族の中に在ってはほぼ暴君として君臨していた在りし日~最期までを、阿川佐和子が思い出す力で暴露する。

“あとがき”を読んで、我が亡き父に脳みそを集中させてみる。

集中させてみる。

うーん。

うーん。

エピソードがないわけではないけれど、“あとがき”にあったように、「…脳みそを父に集中させてみれば、まるで蛇口の壊れた水道のように、次々とエピソードが溢れ出てくる…」という、この父と娘の関係には足元にも及ばず。

それでもね、思い出せるうちに、ジブンなりに、
思い出せる何ほどかは書き留めておこうかと、そんな気持ちになって、重い本(物理的な意味でね)を閉じるのでした。
『本』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« コラージュ川柳 130 | トップ | 本好き100質 001 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

伯母棚」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。