久し振りに、お弁当の話です。
私が子供の頃実家にあったアルマイトの小判型弁当箱とはちょっと違い、
すこ~し《今風で、モダン》なこのドカ弁は、合羽橋から来ました。
金色とも銅色ともつかないアルマイト独特のこの色、
なかなか趣のある色です。
大きさの割に軽く、取り扱いが楽なせいか
大量にお惣菜を作るお店や公民館・学校など施設の厨房では、
アルマイトの大型の両手鍋やおたま、やかんが
今でも現役で活躍しています。
私も、子供会や幼稚園・小学校・中学校のPTA・自治会の活動で
何回となくお世話になりました。
幼稚園のバザーで大量の豚汁を作る際、
自分の住む地区の自治会館から
一番大きいアルマイトの鍋を借りたこともありました。
アルマイトの什器=デカい。大量、大人数用仕様。
そして、
アルマイトのドカ弁
=
肉体労働に従事する人~食べ盛りの男子専用。
・・・そんなイメージがあるせいか、ついこんなふうに包んでみました。
(↓)
…中味は、
*いわしの丸干し
*卵焼き
*きゅうりとえのきのポン酢和え
*大根の糠漬け
*十六穀ごはん
・・・本来の男子用なら、ご飯をもっとみっしり!!詰めます。
でも。実は。
いわしの丸干しが丸ごと1尾入れられるお弁当箱って、
我が家にはこれしかありませんでした。
私自身、この手の干物の類をお弁当に入れるのはかなり抵抗があり、
お持たせ弁当には入れられませんが。
自分用の置き弁
・・・なら、ありということで作ってみました。
いわしの丸干し、つくづく美味しゅうございます。
こういうのも。
(↓)
*焼き鮭
*卵焼き
*キャベツとにんじんのゆかり和え
*スティックセニョール
(=ブロッコリーの変種。味は殆ど同じ)
*2段の海苔ご飯(ちりめん入り)
・・・日本のお弁当の王道・海苔弁。
普段は女の子弁当を作っていますが、
たまにはこういうシンプルなお弁当も良いな、と思うようになりました。