寒くなると、遠くまで見渡せるようになります。
先日、乗り継ぎ駅のホームから 富士山 が見えたのを思い出して
翌日に近所を歩いてみました。
学区の校歌や地元の音頭の歌詞には、必ず出て来る 筑波山 が、くっきり。(↑)
向かいの総合公園のイチョウも、いい具合の色づき。(↑)
体育館脇の(多分)トウカエデの良い色の葉は、
もう散ってしまい、次に色づく分を待たないとダメそうです。
赤い色がきれいなので、落ち葉だけでも撮りたいな。
今年は陽気が短い周期でころころ変わるせいか、一気に色づかないし
また夏場の猛暑の影響か、ケヤキの木では枝先の葉が茶色く枯れているのが目立ちました。
(↓)左側が、ケヤキの木。
中学の校庭に学校のシンボルとなったケヤキの大木があったけど、
実は・・・ケヤキの紅葉をきれいだと思って見た記憶が・・・ありません;;
ケヤキにちなんだ学校の制服《セーラー服!》の襟線・袖口線・タイが
《 茶色 》
・・・これが、悪目立ちするのです。
(市内の他校はラインは白、タイの色だけが各校違っていた)
当時は、本当にすご~く! イヤだった。
( この色のおかげで、
行く先々で先輩と思しい見知らぬ人たちに声掛けられるのが、
反抗期真っ最中の中学生にはどうにもウザかったのです… )
この時見たオレンジがかって色づいたケヤキの葉の色は、とてもきれいでした。
子どもの頃住んでいた実家の目の前には、
大きなソメイヨシノの木がありました。
アスファルトの公道から上がってくる私道が通る斜面に根付いたその桜の木を、
高校を卒業するまで毎日眺めながら、暮らしました。
4月中旬を過ぎて一斉に咲き誇り花を散らす華やかな春や、新緑の頃の鮮やかさ、
乾いた冬空に浮かぶ枝ぶりのシルエットは容易く思い出せるのに、
なぜだか秋に葉の色付いた姿は中学校のケヤキと同様に
あまり印象に残っていません。
今住んでいる近所にも、ささやかな桜の並木があります。
数年前には、それまで見たこともないようなひときわ鮮やかな赤に染まって
行き来する度に思わず見惚れた秋がありました。
カエデやイチョウのように一気に・一色に染め上がる見事さはなくても、
《 緑~黄色~オレンジ~赤 》といくつもの色を混じらせ、
次第次第に桜の木が染まっていく様を、好ましく思えるようになったのは
育った家も、当り前に見ていたソメイヨシノの木も
どちらも、もうなくなってしまったからなのかも知れません。
今年は、(↑)こんなダイビングも出来ない秋。
一日でも早い収束を、何よりも願っています。
《 使用画材 / サインペン、透明水彩、パステル 》
ごめんなさいね。二度手間させて;;
実は少し前からブログの表示に不具合がある様子。
編集画面の表示が記事に反映されないのです;;
この記事も、意図した表示になっていません。コメントがうまく遅れなかったのもそのせいかも;;
私も秋になると、めるもりさんの絵を思い出します。
冬の落ち葉や木陰の絵もあったよねえ。また見たいなぁ❤
樹の葉が散り終わらないうちにまた別の所に行きたくなってきたわ♪