絵本読み聞かせ横浜祭

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絵本・読み聞かせにご興味のある方は、是非、お待ちしております。

ネオテニー(neoteny)幼形成熟、幼体成熟、幼態成熟:絵本読み聞かせ横浜祭

2017年09月18日 22時43分52秒 | 日記

ネオテニー(neoteny)は、
動物において、
性的に完全に成熟した個体でありながら
非生殖器官に未成熟な、
つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと
幼形成熟幼態成熟ともいう。

ネオテニーと進化論
進化論においてネオテニー
進化の過程に重要な役割を果たすという説がある。
なぜならネオテニーだと脳や体の発達が遅くなる代わり、
各種器官の特殊化の程度が低く、
特殊化の進んだ他の生物の成体器官よりも
適応に対する可塑性が高い
そのことで成体になるまでに環境の変化があっても
柔軟に適応することができるとされる

◎ヒトもネオテニーとする説
成長による人間の体型や頭身の変遷
1920年にルイス・ボルク(英語版)が
人類ネオテニー説」を提唱した。
チンパンジーの幼形が人類と似ている点が多いため、
ヒトはチンパンジーのネオテニーだという説である。
すなわち、ヒトの進化のなかで、
幼児のような形態のまま性的に成熟するようになる進化が起こったという。

ヒトについては外形上の類似から,胎児化の説が立てられる。
つまりヒトとオランウータンとは赤ん坊同士よく似る。
ところが大人をみると,
ヒトでは赤ん坊の当時と比較的似るが,
オランウータンでははなはだしく異なる。

このことから,より進化したほうが
より幼児的形態をとどめるというものである。
幼形成熟は幼生が単為生殖を行う幼生生殖とは異なる現象である。

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ユングが言う「永遠の少年」とは?:絵本読み聞かせ横浜祭3/3

2017年09月18日 22時38分27秒 | 日記

③「永遠の少年」の病理

永遠の少年の特徴だけ見てみれば、
「何が悪いの?いつまでも若々しくって
ほほえましいんじゃない(笑)?」
と思われるかもしれません。

しかし、身近な人、例えば自分の夫が
“永遠の少年”だったらどうでしょうか?

いつまでも大人になれず、
現実を直視できず、
夢物語ばかり語るような…。

奥さんとしては、
ほほえましく思う一方で、
将来のことを考えると

なにかと不安になってしまうのではないでしょうか?
 
これが、ユングが提唱した
「永遠の少年」の病理です。
若々さを失わないということは、
良い面がある一方で、
現実社会への適応性が低くなるという
デメリットもあるわけで…。

永遠の少年のイメージに
強い影響を受けている人は、
現実逃避による環境不適応を起こしやすいという
一面を持っているんですね。

大人になりたくない、
すなわち「成熟拒否」の表れ
ともとらえられるようです。

この病理は結構深刻で、
例えば老化恐怖による「全般性不安障害」や
性的関係への嫌悪、成熟拒否からくる摂食障害…と、
様々な病的症状として表面化してくる可能性があります。

なにかと理不尽なことがつきものの現実社会ですが、
年相応に適応しつつ、なおかつ理想も追及できるような…

そんな「精神の成熟」を自然に実現することが難しい
そんな世の中になってきているのかもしれません。

☆ただし、日本人の見た目が幼く見えるのは、
幼形成熟(ようけいせいじゅく)、幼体成熟、ネオテニーneoteny)の問題かもしれません。

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ユングが言う「永遠の少年」とは?:絵本読み聞かせ横浜祭2/3

2017年09月10日 15時54分30秒 | 日記

若々しいエネルギーの象徴

ユングが提唱した「永遠の少年」というイメージは、
人類全体に共通する無意識の領域

「普遍的無意識・集合無意識」から浮かび上がってくるもの。
いわゆる「元型(アーキタイプ)」の一種です。

このアーキタイプには、下記のように5つの種類があります。

グレートマザー(太母)
オールドワイズマン(老賢者)
アニマ(男性の無意識内にある女性的特性)
アニムス(女性の無意識内にある男性的特性)
永遠の少年

永遠の少年が象徴しているのは、
第一にはやはり「若さ」でしょう。
永続的な、若々しく逞しい肉体。
美しさ。清浄で明晰な精神。

これらは、望んだからといって
簡単には手に入れることができない
圧倒的な魅力を持つものです。

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ユングが言う「永遠の少年」とは?:絵本読み聞かせ横浜祭1/3

2017年09月04日 17時14分02秒 | 日記

混沌としていて、人の心はもちろんのこと、
自分の本心さえも見えにくい現代社会。
自分自身との「対話」を重視したユングの心理学は、
現代を生きる私たちに何らかのヒントを与えてくれるハズです。

古代ギリシャの神に由来する概念

ユングが提唱した理論、
元型(アーキタイプ)」の一つに、
永遠の少年」という表象(イメージ)があります。

これは、簡単に言うと、
すでに成人して“いい年”になっているにも関わらず

心理状態が思春期止まりの人間のこと。
16、17歳ならば普通であるような幼さ、思考を、
ハタチ過ぎてもズルズルと引きずっているような人です。

この「永遠の少年」とは、
もともとは古代ギリシャの神に由来する言葉

成人を迎える前に亡くなった
オヴィデイウスという神が、
太母(グレートマザー)の子宮のなかで再生し、

少年として再びこの世に生まれ、
決して成人しない英雄となる…。

ユングはこの神話(転身のストーリー)に由来し、
大人になれない人間のこと
永遠の少年」と呼んだのです。

ちなみに、この永遠の少年の元型(アーキタイプ)は、
ギリシア神話のみならず世界各国の神話や伝説、民話、
お伽話にも出現しています。

日本の昔話も例外ではなく、例えば桃太郎金太郎
一寸法師も「永遠の少年」モチーフの一種と言われています。

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ミステリにおける意外性:絵本読み聞かせ横浜祭4/4

2017年08月23日 01時23分01秒 | 日記

意外性の未来は?
 さて、このようなミステリの意外性には、
どのような未来が待っているのでしょうか。

 同じジョークを繰り返すことで使い古されてしまうように、
同じような意外性読者に飽きられてしまう危険性があります
このままでは、意外な真相を核とする本格ミステリの未来は、
明るいものではないと考えざるを得ません。
 これを回避するためには、
どのような手段が考えられるでしょうか。

 一つの手段としては、以前の作品を踏まえ、
意外性を生み出す機構を複雑化していくことが考えられます。
 しかしながら、複雑なジョークが理解されにくいように、
複雑高度な意外性も読者に理解されにくくなる可能性があります
 特に、ミステリに慣れていない新規読者を獲得することが困難になると考えられます(*)。
マニアには受け入れられるかもしれませんが、
やはり戦略的に問題があると思われます。

 他にはどのような手段があるでしょうか。
この文章では、前節まで、
ミステリの意外性とジョークとの関連について述べてきました。
したがって、ミステリの意外性の未来についても、
ジョークに学ぶことができるのではないかと考えられます

 ジョークはどのように生き残ってきたのでしょうか。
その長い歴史の中で、
新たなパターンが生み出されてきたのはもちろんですが、
むしろ時事風俗など新たな要素を取り込む
すなわち連結するための新たな材料を手に入れることによって、
新たな笑いを作り出してきたのではないでしょうか。

 これに学ぶとすれば、
やはり同じように新たな要素を取り込む必要があるでしょう。
これは、いわゆる“本格コード”から
の単なる脱却を意味するのではなく、
意外性を作り出す機構として、
新たな要素を積極的に取り込んでいくということです。

具体例としては、西澤保彦の一連の作品、
さらにはロバート・J・ソウヤー
『ゴールデン・フリース』などのようなSFの要素、
あるいは霞流一の一連の作品のような、
笑い・ギャグといった要素が考えられるでしょう。
 いずれの作品も、
ミステリに新たな可能性をもたらすものと言えるのではないでしょうか。

 これら以外にも、色々な可能性が考えられると思います。
今後は、一体どのような意外性が作り出されていくのでしょうか。
注目していきたいと思います。

(*):考えてみれば、新本格ミステリと呼ばれた一連の作品、
特に初期のものは、“新本格”と銘打たれながら、
実態はかなり古典作品に近いわかりやすさを持っていたと思います。
これら新本格ミステリは、
そのわかりやすさによって、
ミステリが新たな読者を獲得することに
大きく貢献したのではないでしょうか。

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ミステリにおける意外性:絵本読み聞かせ横浜祭3/4

2017年08月15日 19時45分20秒 | 日記

意外なだけでは……

 ところで、真相が意外なものであっても、
必ずしも読者を満足させることができるわけではないようです。
読者が満足するかどうかを左右するのは、
一体何なのでしょうか。

 ここでは、清涼院流水『コズミック』を例にとってみたいと思います(*)。

 『コズミック』の犯人は、(以下伏せ字)松尾芭蕉(ここまで)です。
この真相を意外だと思わない人はおそらくいないでしょう。
ところが、この真相については、
一般的には決して高く評価されているとはいえないようです。
個人的にも、意外ではあるものの、
さほどよくできているとは感じられませんでした。
これはなぜでしょうか。

 前節では、ミステリの意外性のポイントは、
ニューロンの予期せぬ連結にあるのではないかと述べました。
ここでのキーワードは“連結”です。

 例えば、特殊な予備知識を必要とするジョークを考えてみましょう。
この予備知識を知らない人は、このジョークを楽しむことができません
なぜかといえば、予備知識を持っていないために、
ジョークを聞かされただけではニューロンの連結が起こらないからだと考えられます
そして、ここで予備知識を含めて詳しく説明を受けても、
すでにニューロンが刺激を受けているために、
使い古されたジョークと同じ状態になってしまうのです。

 『コズミック』の真相についても、
同じことがいえるのではないかと思います。
意外な犯人であることは確かですが、
その正体があまりにも唐突であるために、
“事件の犯人”と(以下伏せ字)“松尾芭蕉”(ここまで)とが、
瞬時に強く結びつかないのです。

したがって、シナプスが発火することができず、
満足感が得られないのではないでしょうか。

 このように、読者を満足させ得る意外な真相とは、
単に意外なだけではなく
その構図が瞬時に理解できる程度のものでなければならない
すなわちある程度の説得力・必然性が必要になるということではないでしょうか。
これは相反する困難な要求であるようにも思われますが、
これをクリアーするための描写
そして手がかりの配置といったところが、
作者の腕の見せ所となるのでしょう。

(*):『コズミック』がミステリに含まれるのか、
という疑問はパスします。
あくまでも『コズミック』を
ミステリとしてみた場合にどうなのか、ということです。

<絵本、読み聞かせ、横浜>


ミステリにおける意外性:絵本読み聞かせ横浜祭2/4

2017年08月08日 12時12分07秒 | 日記

意外性の正体は?

この意外性の正体は何なのか。
その手がかりを、
ロバート・J・ソウヤー
『ターミナル・エクスペリメント』の中に
発見することができたのではないかと思います。
以下に引用してみましょう。

ユーモアとは、予期せぬニューラルネットの突然の確立なんだ
(中略)
 「笑いというのは、
(中略)脳の内部で生まれた新たな連結に付随する反応だ。
つまり、シナプスが、それまでになかった、
あるいはめったになかったかたちで発火するということだな。

新しいジョークを耳にすれば、きみは笑うだろうし、
同じジョークを二度三度ときいたときにも笑うかもしれない
――ニューラルネットはまだ充分には確立しないが、
どんなジョークでもしばらくすれば使い古されてしまう。

(中略)おかしくないのは、
すでにニューラルネットが確立しているからなんだ」
(ハヤカワ文庫版280頁より)

 これは、ジョーク・笑いの構造を分析する場面です。
それまで連結していなかった二つの事項が、
ジョークによって突然関連づけられ、
その予期しなかった関連を理解したとき、
笑いが生じるのではないかと分析されています。
そして実は、この機構こそがミステリの意外性に
まったくそのままあてはまるのではないかと思われます。

 意外な真相を持つミステリでは、
提示された手がかりと事件の真相とが、
解決の場面で突然連結されることになります。

この連結を理解できたときに、
読者の脳内ではシナプスが新たなパターンで発火し、
それが一種の快感につながるのではないでしょうか。

すなわち、ミステリの意外性
ジョークと同じ構造を持っていると考えられます

<絵本、読み聞かせ、横浜>


ミステリにおける意外性:絵本読み聞かせ横浜祭1/4

2017年07月30日 16時16分40秒 | 日記

①なぜ意外性が求められるのか?

ミステリに求められる(ことが多い)要素の一つに、
意外な真相”があります。

“意外な犯人”であったり、
“意外な凶器”、
“意外な動機”、
果ては“意外な論理展開”というものもあります。

ミステリが“”を中心とした物語である以上、
何らかの真相が伏せられたまま物語が進行し、
最後に至って何らかの形で
その真相が明らかにされる必要があるわけですが、
その真相が意外なものであればあるほど
読者に与えるインパクトが強いものとなり
大きな効果をあげることができるといえるでしょう(*)。

 ミステリの読者は、驚かされることを好むのでしょうか?
それだけではないように思われます。
例えば、ホラー映画などと比べてみればわかりやすいのではないでしょうか。

ホラー映画の驚きが、
どちらかといえば感情・感覚に訴えるものであるのに対して、
ミステリの意外性思考に訴え
思考を必要とするものであるようです。

(*):“意外な真相”がミステリに
必要不可欠であるというわけではありません。
ミステリには、いわば「びっくり」路線
「きっちり」路線があるのではないかと考えています。
 
<絵本、読み聞かせ、横浜>


絵本読み聞かせ横浜祭:団体活動実績

2017年07月19日 14時02分53秒 | 絵本読み聞かせ活動

2016年 4月 設立:絵本読み聞かせ横浜祭 実行委員会

2016年 8月 題目:絵本読み聞かせ横浜祭2016夏♪演舞会
      会場:横浜美術館レクチャーホール
      制作:絵本読み聞かせ横浜祭 実行委員会

2016年10月 第28回 綱島地区センター文化祭 参加
      (横浜市港北区
      主催:綱島地区センター文化祭実行委員会
 
2016年11月 大倉山記念館 第32回 秋の芸術祭2016
        (平成28年度『港北芸術祭』)
      主催:大倉山秋の芸術祭 実行委員会
      共催:横浜市大倉山記念館
      題目:絵本読み聞かせ横浜祭2016秋♪演舞会
      会場:大倉山記念館ホール(横浜市港北区

2017年 2月 第11回 横浜山手芸術祭横浜市中区)参加
      主催:横浜山手芸術祭実行委員会
      (横浜市イギリス館内)
       題目:絵本読み聞かせ横浜祭2017新春♪演舞会
       会場:ブラフ18番館サロン
      (横浜山手イタリア山庭園内)

2017年 7月 横浜山手西洋館:絵本フェスティバル2017 参加  
      主催:公益財団法人横浜市緑の協会
         (横浜市外交官の家内)(横浜市中区
      テーマ:潮騒(しおさい)の調べに誘われて♪
            ※海&音楽&夏関連等中心に選書
       会場:ブラフ18番館ホール
       (横浜山手イタリア山庭園内)

      7月16日(日)①10:45~11:50
       7月16日(日)②12:20~12:50
       7月16日(日)③13:30~15:10
       海の日(祝日)
       7月17日(月)④10:45~11:50
       7月17日(月)⑤12:20~12:50
               <絵本作家:こがようこ先生出演>
       7月17日(月)フィナーレ✨
              ⑥13:30~15:10
       (開場①④10:35~ ②⑤12:10~ ③⑥13:15~)

       絵本読み聞かせ横浜祭2017夏♪演舞会(仮称)

<絵本、読み聞かせ、横浜>

2017.7.19更新

 


絵本読み聞かせ横浜祭2017夏♪演舞会(仮称)

2017年07月15日 23時46分35秒 | イベント情報

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横浜山手西洋館:絵本フェスティバル2017参加
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主催:公益財団法人横浜市緑の協会(横浜市外交官の家内)

<参加団体名> 絵本読み聞かせ横浜祭 実行委員会
< テーマ > 潮騒(しおさい)の調べに誘われて♪
         ※海&音楽&夏関連等中心に選書

< 会 場 > ブラフ18番館ホール
       (横浜山手イタリア山庭園内)
交通:JR「石川町」駅、元町口から徒歩5分

内容:子供向け~大人向けまで楽しめる絵本などの読み聞かせ🌸

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7月16日(日)①10:45~11:50予定
7月16日(日)②12:20~12:50予定
7月16日(日)③13:30~15:10予定
海の日(祝日)
7月17日(月)④10:45~11:50予定
7月17日(月)⑤12:20~12:50
  <絵本作家:こがようこ先生出演>
7月17日(月)フィナーレ
        ⑥13:30~15:10予定
開場①④10:35~ ②⑤12:10~ ③⑥13:15~)
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山手西洋館で物語の世界を旅する3日間。
各館、1冊の本をテーマに
想像やイメージを広げ物語や想像の世界を、
おとなと子どもが一緒に楽しめる装飾をします。

テーブルコーディネートや
絵本の読み聞かせ、紙芝居などの
イベントも開催します。

◆ブラフ18番館 装飾タイトル:
 【夢のタイムスリップ~少女から大人の夏~
装飾者:小西みち子

テーマの1冊:
『公式リカちゃん完全読本50th ANNIVERSARY』
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横浜山手西洋館公式サイト
(公益財団法人 横浜市緑の協会)
更新日:2017.06.23
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/details/2017EHON.php

絵本フェスティバル2017チラシ.pdf
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/author792de/docs/6533446e625cdcb3ea89c061b3ef30b8f4763974.pdf

<参考>ブラフ18番館
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/bluff18/

<交通案内>JR「石川町」駅、元町口から徒歩5分
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/bluff18/access.php


<絵本、読み聞かせ、横浜>