ソレイユ～前半編～

ソレイユ野外ステージ。
無事・・・とは言えたかどうかは疑問だがとりあえず終わった。



前日の金曜はムスメの授業参観だったので休みをとってたんだけど
なんだか他に用があるわけでもないのに朝からパニック！で泣き泣きモードだった
例えば「麦茶がないから作らなきゃ」とか「妹にデジカメ返しに行かなくちゃ」とか
本当になんでもないことを、できない！どうしよう！もうやだ！死ぬ！て大パニックだったのだ。

またしても熱が上がってしまったし、生まれて初めてのじんましんが出てコワイ顔になってるし



最近自分がいっぱいいっぱいになってるなとは思っていて。
だから麦茶が切れてるぐらいで泣いちゃうようなおかしな人になってるんだなと自己分析し
ここらでちょっと落ちつかなくちゃ・・・と思った。
思い切って色んなことをやめてみようと。



まずはフラメンコ。これも休業だ。
思い立ったらもう今日で。気が変わらないうちに休会宣言しに行こう。
もう前日だったけど、ソレイユでは踊らないで裏方にまわろう。
だいたいこんなブツブツの顔と手足を人前にさらせるわけもないし。
きっと先生も軽くオッケーしてくれるはず。
が、






「そんなん化粧でなんとかなる！熱なんて寝りゃ下がる！」






とアッサリ却下。

アレグリなんてワタシ出ないともう一人の子ソロになっちゃうからって。
じゃ、アレグリは出ます。ティエントはかんべんして下さい！と許可得たつもりだったが
当日ティエントの衣装持って行かなかったらめちゃめちゃ怒られた。
許可は下りてなかったのか。たしかに返事は「そうなのー？」とビミョーなもんだったけど
便りのないのは良き便り・・・っていうじゃないか。
シカトは良き返事かと思っていたんだが。

朝から
「こんなんプロだったらギャラなしだから。体調管理もできないんならプロ失格だから」
とガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ・・・・・・・・・・叱られる。




メイクも着替えも全部済ませたところでサイフがないことに気付いた。
朝からボケーとしていたせいかリュックごと車に置き忘れて来たらしい。
「このカッコで駐車場まで行くの恥ずかしいな」とハイジクララを道連れにすることにした。
「えーー！恥ずかしいよ！一人で行ってきなよ」と冷たいことを言う二人を無理矢理道連れに。
が、よくよく考えればわかることだが、余計に目立ってしまった
「どこで踊るんですか？」「何時からですか？」と声をかけられて歩くのに時間がかかる。






二人なんて「写真撮らせてください」とか言われて何度もポーズをキメていた。


おいおい、恥ずかしかったんじゃないのかよ。




「あ！実写版クララ！」と指差して叫んだ人もいた。
その言い方には３人してウケた。きっとブログ見てくれてる人なんだろうな。
でもそれ以上話しかけられなかったから誰かは不明。
更にテクテク歩いていたら今度は「ヨランダさん！こんにちは！」と声がかかる。
うぎゃ！また知らない人ーーーと思ったら「古都陀濡瑠隊ですー！」と挨拶された。
「先日はイラストありがとうございました～」「すごい嬉しかったです～」とキャピキャピ隊の中に


















暗雲たちこめる方がお一人・・・・。

お名前をうかがうと左大臣さんであった。
あぁーーー！すみません。こないだ描いた中に左大臣さんが入ってなかったから・・・。
申し訳ないです。でもわざとじゃないんですーーー！
「すみませんでしたぁ次はダイナマイトセビ描きますのでっ」と約束。



そしてステージはともっちさんのＭＣで始まった。
今回のメンバーは発表会の半分以下の人数だしワタシの目には物足りなく映ったけど
初めて見る人には「よかったですよー」とか言われてホッとした。
なによりともっちさんのＭＣに救われた。
本当なら自分のチームなんだから自分でやらなくちゃだけど「絶対無理です！」と丸投げ。
「じゃ、私（ともっちさん）が踊る時だでもけやって」「それも嫌ですぅー！」
なんてヤツだともっちさんに踊りながらしゃべるという大役を押し付けてしまった。
だってマイクって大の苦手なんだよ。マイクでしゃべるとかって絶対無理。

いや、やってもいいですけどね。
















ゼッタイぶち壊しですって！
こんなアタシは、流暢に舞台上でしゃべるともっちさんをただただ口を開けて見ていた。



アタシのアレグリは・・・・というと
怒られたあとだったのでとても「喜びの舞」にはなってなかったと思われる。
でも終わったら先生が「汗かくとじんましん再発するから拭いてきなさい」と言って来た。
せんせー、優しい言葉は踊る前にかけてくれ でも



シギリージャは今までで一番いい出来で。
終わった瞬間に「よし偉いっ！一度もズレてない！」とお前何様？という感想がこぼれてしまった。
こんなこと長い練習期間でも発表会当日でもなかった快挙だ。
あぁ、あの中に自分がいなかったことがとても悔やまれる。



そしてワタシ達の部の最後にともっちさんが客席飛入りセビを企画してくれていた。
曲が始まったらいきなり知らない人が近づいてきて
おお、大胆な人だな～！と思ったら「めめでございますぅ」と言われた。
「え？この人がめめさん？想像通り？想像と違う？」と考える間もなく組んでた。
多分この先どんなに長生きしてもこんな衝撃的な自己紹介ってないだろう。
え？と思ったときには一緒に踊ってるだなんて間違いなく一生に一度の経験だ。

「交代でハイジ＆クララと２番を踊ろう」と古都陀濡瑠隊がコメントくれてたので
二人を古都陀濡瑠隊の輪に「よろしく～」と放り込んでみた。
大人でも知らない人と踊るのは躊躇するのでどうかな？と思ったが
二人はその状況を楽しんだようだ。こいつらは本当に度胸だけは一人前。

いろんな人と踊って楽しかった～～～
いろんな人と踊って楽しかった～～～を連発していた。




えと。
アタシと踊ってくれた方も実写版ハイジ＆クララと踊ってくれた方も
その他見に来て下さった方々もありがとうございました


長くなったのでとりあえず先にお礼申し上げながら～前半編～終了。
明日にでも～後半編～書きまっす。



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