一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

何が起きてもオバマ大統領は何もしない

2016-04-06 05:53:09 | 日記

『中国が南シナ海・パラセル諸島に対艦巡航ミサイル配備 急速に進む軍事拠点化 国際社会はどうすればよいのか』という疑問は前からなされていた。しかし、大中国に手向かう国は東アジア、東南アジアには存在しない。何処の国も中国と対等に戦うことは出来ないのだ。最も近くにあるオーストラリアでさえ中国との貿易が大きくなっているので何も言えない。インドは南アジアに関しては距離が離れているために同じようになのも言えない。

中国は巨大な軍事国家である。この国に立ち向かうことなど想像できない。対等に立ち向かうことの出来る国はアメリカとロシアくらいしかないのではないか。最も大きなアメリカは中国に対してどう考えているのか。今のアメリカ大統領は中国に対して口で注意(忠告でもなければ警告でもない)をするだけで何もしようとしない。この地域が軍事基地化をすれば一体どのようなことが起きる可能性があるのか。

海上交通は極めて不便なものになるだろう。中国が領海と称している場所を何もしないで素通りできるとは思えない。いちいち中国の許可を取らなければ通過できなくなるのだ。領空はどうか。当然中国の戦闘機が偵察のために飛び回っていて、民間航空機は危なくて自由に飛行できない状況になるだろう。これまでに基地の建設が始まる前にアメリカがもっと強く発言すれば今の様にはならなかったはずだ。

中国は国連の常任理事国だ。その国が国際法を無視して南沙諸島に乗り込んできて埋め立てを進めてきた。当初から軍事基地化することは解っていたはずだ。オバマ大統領が如何に無能かという事が証明されてしまった。大国の大統領がこんなだから中国の一人舞台になってしまったのだ。将に中国の独壇場である。ここまで軍事基地化が進んでしまうとどうにも手の付けようがない。

南沙諸島周辺国が何も出来なければ今のまま進んでしまうだろう。そして何時かは衝突が起きてしまうだろう。嘗て第2次世界大戦が起きた時のように小さい出来事が段々大きくなり何時の間にか世界大戦に発展して行ってしまった。今回の南沙諸島も小さないざこざから大きな戦いに発展しなければいいのだが。小競り合いも大戦争にならないとも限らない。軍人が間違ってボタンを押さないとも限らないからだ。起爆剤が南沙諸島に多く積み込まれているのだから、何処からか小さな爆弾が起爆剤に当たったら大きな爆発を起こす。そうならないことを祈りたい。

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