一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

若者の不安、不満から新興宗教へ走る

2014-03-16 09:07:57 | 日記

今、多くの若者に不安、不満が鬱積しているという。大きく捉えれば社会問題にもなるのだが、彼ら若者には訴える手段を持っていない。選挙の時に、若者の多くが投票を棄権するのも、その行動の一つになっている。核家族化により、或いは、子供の減少により、相談したり話し合ったりする機会の失われている。若者たちの中には、ネットでそのような相談をする者もいるが、回答者の多くは、他人事でしかないような無責任な回答を出している。これらの減少から、外から見ると極めて危険な新興宗教へ走る若者が増えている。

宗教と言えば聞こえがいいが、中身は殆ど持っていない。とても宗教とは言えないものばかりだ。神と称して敬っている人間や物はまるでえげつないものばかり。信仰の自由という言葉があるが、信仰心などと言える代物ではない。得体のしれない書物を発行して、何が書いてあるのか全く意味不明なものが多く存在する。信仰すれば、全てが解決することなどあり得るはずはないのだが、大金を出させて信仰すればかなえられる、という事を実行しているだけだ。世間を騒がせたオウム事件、宗教を語って大量殺戮をした中心的な新興宗教だったが、今、この宗派に入る若者が多くいるという。

過去に起きた大量殺人事件だったが、そんなに昔ではない。つい最近なのである。殺人を奨励するような新興宗教に宗教という名前を付けること自体問題があるのだが、憲法で信教の自由が保障されているので、名前に制限をするわけにはいかない。問題は、今の若者に、この宗教がやろうとしていることが本当に解っているのだろうか、という事だ。過去に起こした大量殺人事件は、夢でも何でもない。現実に起きたことだ。若者の心理を突いていることは確かだが、その中身は一体何なのか、という事だ。

多くの若者が、進学や就職などで悩んでいることは確かだ。そういう社会を作った大人に責任の多くがある。競争社会は、別に日本に限ったことではない。世界中、どこの国へ行っても競争はある。問題は、その競争に妥当性があるかどうかである。或いは、一部の人間だけが競争に勝ち抜いて、多くの人間が負け組として扱われることが問題なのではないか。頭の良し悪しはあって当然である。しかし、極僅かな勝ち組の人間だけが社会のすべてを支配する、と言う考え方には問題がある。若者の不安、不満が全て解決できるとは思わないが、今の世の中には矛盾が多くあることは確かである。しわ寄せが若者に集中することが問題なのではないか。新興宗教へ走ってしまった若者の中には、他の人とうまくコミニケーションが取れなかった人もいるかもしれないが、それは例外である。多くの若者は、自分の未来が上手く描くように努力をしているがうまくかみ合わない。若者たちを手助けができるような仕組み作りをすることが重要であるような気がするのだが。

宗教に走っても解決することにはならない。根本的な解決は新興宗教ではないはずだ。若者たちが元気で働けるような社会にしなければ、将来の日本に明るい光は照らさない。少なくとも、20年後、30年後の社会を希望のある日本に導けるようにしなければならない。それをやるのが、今の中高年たちなのである。しっかりとした線路を引けるように、その基盤を作ってあげなければならない。そうすれば、無意味な新興宗教などに走らないで済むはずだ。

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2 コメント

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Unknown (hyakkenn )
2014-12-01 06:26:11
そうですが、私は趣味でカルト宗教潜入しますが、若い人がいるのは、幸福の科学と顕正会くらいで、ババアがほとんどで、たまに爺です。

おばさんやおじさんもいますが、若お物は2世だけです。

若者のカルトは離れですね。
Unknown (百軒)
2014-12-01 06:26:39
そうですが、私は趣味でカルト宗教潜入しますが、若い人がいるのは、幸福の科学と顕正会くらいで、ババアがほとんどで、たまに爺です。

おばさんやおじさんもいますが、若お物は2世だけです。

若者のカルトは離れですね。

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