yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

グラジオラス

2007-06-30 21:58:55 | 
晴れましたよね。
といっても、曇って、暗くなった空を、見上げることもありました。
暑いのも、湿気ているのも、あまり変わりませんでした。
お天気おじさんは、自信満々で、
「明日は、前線が南下して、北の高気圧に覆われるでしょう。
からっとした、すごしやすい日になるでしょう」
「ウソつけ!」
なんて、禁止用語が飛び出すyokoです。

今日は、日が昇り始めたころ、あまりの暑さに、
階下に下りて、2度寝をしてしまって、
不覚にも、遅刻しました。

株分け・・・、きっと、もう嫌になってるんですよ。
20鉢ほど、しましたが、そこまで。

株によって、ばらつきがありますが、
理想的なのは、
花が咲いた親株と、両脇にひとつづつ、5枚葉の子株ができているという状態です。

去年は、ほとんどが、そんな株で、
倍以上に増えたのですが、
今年は、ダメですねえ。花が終わった親株ばかりが大きくて、
子株がまともに育っていないのが、いくつもありました。

品種を残すために、細い4枚葉も残さなければ、なりませんでした。
これは、来年はまず咲きませんね。
その代わり、再来年は、子株を連れてきてくれると思います。

花が咲いているときは、その美しさ、あでやかさに目を奪われて、
根元まで気がつかなかったのですが、
やっぱり、今年は、失敗だったような気がします。
これを、糧に、頑張りましょう。

今日の花は、ほんとうに、夏の花ですよ。グラジオラス









この花は、誰もが知っていて、
球根を入れて、土をかぶせてやれば、ひとりで、大きくなっていきます。
翌年も、まず、芽を出してくれますし、芽を出せば、花を咲かせます。
確率は8割ぐらいかな?
えーっと、花の後には、少量の肥料を入れたとしてですよ。

地上部が枯れたら、掘り上げたほうがいいですね。
腐ったり、ムシに食べられたりしないようにね。
けれど、紛失する可能性も、ありますよ。
釣って置いたのに、いつの間にか忘れてしまう・・・、
なんてこと、yokoは、しょっちゅうですからねえ、
どっちの確率が高いか?

・・・・ ・・・・・yokoの場合、土の中ですね・・、悲しいけど。

ただ、グラジオラスは、チューリップのように、
球根の中に、花芽を持っているわけではありません。
育てるときには、
少しアルカリ性の土に、遅効性の肥料を入れてやれば、十分です。
それから、倒れやすいので、支柱をすれば、バッチリですよ。

この花は、熱帯アフリカが原産地です。
この”剣の先”のような植物が、
あのアフリカで、咲いているって、
あまりに、ヨーロッパ的で、驚いているんですけどね。










アガパンサス

2007-06-29 20:20:14 | 
今日は、起きても、ため息からはじまる朝でした。
さすがに、体がだるいです。
この湿気と、気温にどうしても、体がなじまないのです。

ガーデンでも、
雨の降りそうもない空を見上げて、
やる気のない気持ちで、株分けをはじめましたが
30分ほどで、yokoが音を上げました。
「お茶にしよう」

それでも、みんなが帰った後、
鉢物に水を遣らないと帰れない・・・。
もし、降らなかったら、枯れてしまいそうな苗が、
ずらっと並んでいるのですから。

そして、見込みは当たりました。
雨は、夕方から降り出したのです。
雨音が激しくもなりましたから、
地植えの植物も、天の水を貰ったことでしょう。

今日の花は、アガパンサス
このごろ、自転車で走っていると、
よく見かけるようになりました。







アガパンサスは、
日本名は、ムラサキクンシラン。
そして、英名が African lily。
ユリ科。ネギの仲間です。
へえ、と思うのですが、
花の茎を切ると、匂いますね。

ところで、白があるんですよね。
この白のアガパンサス、1度だけ見たんですよ。
それ以来、欲しい・・・。
そう、思っていたんですが、
こればかりは、願いがかなわなかったです。
・・・・その方がよかったですよ、もう、植える場所がない。
やっぱり、畳半畳ほどの大きさがいりますものね。

明日は、もう少し、過ごしやすくなるとか。
それを楽しみに、寝ましょうか・・・。


ジャカランタ & スモークツリー

2007-06-28 21:03:58 | でかけてみたら
曇るかな、と思っていたお天気も、持ちましたね。
今日も、飽きずに、ハナショウブの株分けは、続きます。
もっとも、今日は、水遣りもあったので、
早い目におしまいです。

昼からは、長居の情報センターの会合です。
あの、”はならんまん”の総括、そして、表彰です。
表彰というのは、気持ちいいものですね。

さて、北区の花壇の評価は、うれしいものでしたよ。
3人の審査員の先生方のコメントです。


「環境問題をテーマにした難しいメッセージをうまく表現しています」

「多肉植物の取り入れ方がおもしろい」

「アイデアとテーマは楽しい。
皆で努力すれば、きっと間に合いますよ」


ちゃんと理解してくださっていたのが、うれしかったですね。
これは、バラの会のみんなに、伝えなければね。

友達とも会えて、おしゃべりもできて、
楽しい1日だったのですが、
ほかにも、
出かけてよかったと、思うことがあったのですよ。

これ、ジャカランタの木です。
長居にあったのは、知っていました。
でも、まさか、花に遭遇するなんて・・・。







友達にも見てもらったのですが、
この花の魅力は、もうひとつ、わかってもらえなかったみたい・・・。
この木が、大阪で咲くことの意味、
オーストラリアで見つけたときの感激。
それは、やっぱり、yokoだけの感傷かな・・。

あっ、写真の下手さは、許してください。
光の加減かな、どうしても、あの、透明感が出ませんでした。

もうひとつ。
このモクモクは、スモークツリーと言います。
yokoたちグリーン・コーディネーター3期生が、
卒業記念に植えたものです。

もう、満開でしたね。
遠目にも、わあー!と声が出ました。
3期生たちみんな、植えてよかった・・・、って言ってました。







この写真も、ボケていますか?
うーん、周りの木をみると、
このスモークツリーのせいだと思うんですけど・・・。

この木は、ウルシ科です。かぶれるひとは、
花をなでたりしないでね。
モワッっとしているので、つい触りたくなりますけどね。




デュランタ・レペンス

2007-06-27 21:19:26 | 樹木
今日も、30℃を超えましたね。
空気が重たくて、
ムシムシと、肌にまとわりつく感じには、慣れません。
夏本番までは、こんな感じでしょうか。

今日で、ハナショウブの苗は、150株ほどできました。
3分の1ほど出来たのかな?

今まで、書くの忘れていたけど、
このハナショウブの株分けをしていると、
汁が飛ぶときがあります。
これが、服に付くと絶対に取れません。
洗うと、灰色のシミになって、
もう、作業着にしかなりません・・・。
ご注意を。

今日の花は、デュランタ・レペンスです。
非常に邪魔になる木で、
とうとう、杉の木にくくりつけて、
下枝をみんな落として、スタンダード仕立てにしました。
今は、もう、3mほどになって、
こんな風に、垂れて、美しい花を咲かせました。









別名をタイワンレンギョウといいますが、
台湾とは関係なくて、熱帯アメリカが、原産地です。
ただね、沖縄など、冬も、暖かなところでは、
生垣に使うと聞きます。

このガーデンも、都会の真ん中。
冬の気温も、0℃になることは、ありません。
だから、地植えで、育っているのですが、
冬は、葉っぱを落として、ただ、耐えていますね。
もう、ここで、10年を過ごしている木です。

デュランタは、こうして花を咲かせるものと、
「ライム」といって、美しい黄緑色の葉っぱを楽しむものがあります。
冬を部屋の中で育てるのなら、
「デュランタ・宝塚」という種類があります。
花色が濃くて、少し大きめの鉢で、育てれば、
美しい花が見られますよ。
そのときも、出来るなら、下枝を払って、
スタンダード仕立てにすると、やさしく垂れてくれます。

ひなたが好きです。
花の咲いてる間は、水が必要です。
けれど、それ以外には、育てやすい花ですよ。



キキョウ ( 桔梗 )

2007-06-26 21:54:33 | 
もう、ほんとうに暑い日でしたね。
朝と、夕方しか、表に出られない感じです。
自転車に乗っても、気持ちのいい風ではなかったですね。

今日もハナショウブの株分けです。
ちょっと慣れて、スピードも付いてきたかな?
けれど、嫌になる前にやめよう、
疲れる前にやめて、お茶にしようと思っていました。
今年は、早くに取り掛かったので、
時間があるからです。

それでも、花の終わった株の空間が、多くなりました。
みんな、小さなポットに納まってゆきます。
ただ、花の咲かなかった株も、いくらかありました。
それらは、7枚葉くらいの大きさになって、
間違いなく、来年は咲きますからね。
安心して、株分けができました。

今日の花は、キキョウです。
ちょっと、隠れていて、一番花を見損ねました。







このキキョウは、色が赤みがかった色ですね。
それに、八重なんです。
ふーん、こんなのガーデンにあったんだね、
ということは、去年の株ですね。
・・・覚えてないなあ。





これが、いつも見かけるキキョウかな?
でも違うんですよ。背が低いでしょ。
矮性なんですよ。
以前は、薬で、背丈を抑えたキキョウでした。
翌年には、40cmほどになって、暴れた姿を見せていたのです。

やっぱり、”桔梗”と書く限り、
楚々とした美しさが欲しいですよねえ。
光源氏の秋好宮の愛した花ならば・・・。

いや、花も、育て方次第かしら?
その背丈のあるほうのキキョウが咲くのも、もうすぐです。