サクラソウを出荷した後の種花広場は、
ちょっと気が抜けたみたいになっていました。
だけど、折角、来たのだからと、何かしら仕事をしていく。
例えば、プランターや、鉢の中の草を抜く。
(これらの植物は、いつしか居着いたアジサイや、キクなど)
普段は、世話などされたことがなかった花たちは、
きっと、びっくりしたでしょうねえ。
”ひま”というのは、いいものです。
わたしは、春出荷の花たちの中で、
小さすぎて、出荷できそうもない花を集めて、
寄せ植えをひとつ、作りました。
後ろは、セントレーア(ヤグルマギク)
真ん中の細いのは、リナリア。
チコッと黄色いのは、ムルチコーレ。
それに、ワスレナグサと、ノースポール。
この出荷用の花たちは、もう、花を付けていたりします。
じつは、4月の半ばには、
寄せ植えの講習会をします。
その頃には、役に立たないかな、と、植えてみたのですが、
はて、花は、咲くでしょうか。
ところで、
他の花の整理をしていたら、
柵の外に、見つけました。
「フキノトウや!」
あれだけ探しても、見つからなかったのに。
これだけ採れました。
「天ぷらにすると美味しいよ」
食べたことがないという、頑張り屋さんに持って帰ってもらいました。
ところで、なんで、種花広場にフキノトウが生えているのか?
なぞと言えば、謎なんですが、
以前に、”はならんまん”で使う木を
広島から持ってきてもらったことがあるのです。
その木たちは、今、ハウスの裏に置かれています。
その中に、フキもあったみたい。
大きな植木鉢で、動かせなかったら、
もう、下から根を下ろして、ずいぶん大きくなっています。
いっしょに、フキも顔をのぞかせたのでしょう。
去年も、たしか、2つ、3つ、誰かが見つけて持って帰りました。
ここは、花を育てるところ。
少なくとも、その知識を得るところ。
野菜は、だめでしょう・・・。
って、今日、誰かさんが、
「種まいたら、増えすぎた!誰か貰って」
と、ミツバの苗を持ってきました。
野菜は、ダメだって!
みんなに、さっさと、持って帰ってもらいましょ。
わたしも、ひとつだけ…いただきました。