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大学の銃乱射事件

2017-10-11 16:20:04 | アメリカ便り

先日、息子の大学(かつ夫の職場)で銃乱射事件が起こる。

まず大学から夫のところにEメールで「銃事件が起こり、警察が射殺され、犯人は逃走しているので、大学閉鎖」という知らせが届く。

息子がキャンパスで夜8時頃勉強している時に起こった事件なので、びびってしまったが、息子とはすぐ連絡が取れ、ドアの鍵を閉めるように指示。幸い息子だけでなく、その建物には4,5人の学生がいたらしく、情報交換しながら過ごしたらしい。バリケードをつくるなどまでには、至らなかったらしい。

最初は犯人が二人というニュースが入ってきたが、そのうち犯人は一人でしかも学生だということが分かり、少し落ち着く。

しばらくして、パトカー2台が私の家の周りに停車し、犯人が私たちの近所まで(大学のすぐ近く)逃走しているのではと心配になったが、パトカーもすぐ立ち去り、その後犯人が逮捕されたというニュースが入る。

ラスベガスの事件といい、銃社会の中では、いつどこでこのような事件が起こるか予測できない。

先日、夫は緊急事態への対処についての警察によるトレーニングを受けた(大学職員には義務づけられているらしい)。その中では、このような事件が起きた場合、ます逃げるのが先決だということらしい。怪我をしている人などを助けようとすると、自分も射殺されてしまう可能性があるので、残酷なようだがまず逃げるべきだということらしい。怪我をしている人は、大けがでない限り、事件後に命が助かる可能性があるということなのだろう。

それにしても今回の犯人が大学の新入生だったということは、ショックである。彼の犯した罪は大きいが、大学生の親として他人事とは思えない。

 

 

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