月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。BL風味。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

12/1 サラダボール公演 『食と演劇 うどんとか』

2016-12-07 15:42:39 | 感想 アニメ 映画ドラマ舞台アート


12/1(木)
サラダボール公演
『食と演劇 うどんとか』

舞台上で うどん打ちをするとか!
単純にそれにも興味があって(笑)。
子どもも予定があったけど
たまたま木曜は習い事が休み!
ということで次女を連れて。

………………………

いつものノトススタジオの入り口には
うどん屋さんみたいな のれん!
それをくぐると 販売コーナー。
おにぎりや 焼き菓子、
あのトートコーヒーも。
ソフトドリンク、アルコール
ノンアルも充実(笑)。

座席の脇には
飲み物を置くホルダー付きの
台があったので良かった。

第1部 5つの短編
休憩をはさんで
第2部 6つの短編

お芝居の前に
うどんの粉を混ぜるところから始まり
うどんを こねたり踏んだり寝かしたり。

時間の都合で、寝かした後の生地。
寝かす前との弾力の差を
教えてくれたり。

お芝居の合間に
うどんを切って、奥でゆがいてくれる。

期待も高まる(笑)
うどんの作られていく様子を
間近で見ることができた。

長丁場の観劇の終盤
ほっと一息つく頃に
出来立て うどん!客席に配られた。
絶対おいしい!食欲全開。

一斉にすすり始める客席、面白い(笑)。
そんな姿を ゆっくり眺める間もなく
自分も すする、食う食う。
ぶっかけの、出しがきいていて
ネギと天かすと共に一気に飲み干した。
ほぉ~~。満足感が腹に心に染み渡る。
ごちそうさまでした。

…………………

短編の方は、
かがわ演劇祭の方に
なかったものもあり、
一度観たものも更に楽しめた。

『赤紙』という
戦争の影が日常を壊していく話が
もう一度みて泣けた。
我が子が戦争に行ってもいいと
思う親なんていない。それなのに
あんなふうに言ってしまうくらい
戦争は集団心理を
おかしくさせるのかもしれない。
皆がしてるから
自分だけしない訳にはいかない。
そこから外れる者の末路が
人間らしいものを蝕んでいく。
その、せめぎあう心の瞬間をみたようで
胸が痛くなった。

………………

最後の方には、
『わが町』『彼女の話②』で
家族にまつわる食事の話が。

自分の現実に刺さるものがあり
逆に泣けなかった。


当日のチラシには
誰とどういう状況で食べたのかが大事
というような言葉が書いてあった。
その通りだと思う。

ただの食事が、
人との関わりを持ったり
家族としての関わりを深めたり、
そういうことに繋がるのかも。

ふと避難生活を送る方々を思い出した。

離れ離れの生活が引き起こす
ひずみのようなもの。

でもそれは、避難生活だけでなく
私たちの日常にもいえるのではないか。
家族で食事。
それがままならない家族も
いるかもしれない。

個人的に振り返ってみると
一ヶ月に一度あればいい方、
単身赴任でもないのに(笑)。
そんなことがいつからか
緩やかに生活が変わり
それが当たり前になっていた。
仕事、介護、歳の離れた子どもの
生活リズムの違いなど。


それに気付いて声をあげて
少し変えられたかもしれない。
けれど、大きく変えることは難しい。
形だけ変える、もとに戻すのは
そもそも無理があることかもしれない。
もっと違う発想が必要なのかも。

前向きなセリフに共感しつつも
自分の課題の大きさに
途方に暮れるような気持ちでもあった。

作っても作っても
食べると消えてなくなる毎日の料理。
日常すぎて当たり前の中に埋もれていく。
食べられないままの料理もあって、
それが 何だか不憫に思えて
毎日夕飯の写真を撮り綴り続けて
6年くらいにはなろうか。

糸口はまだ見えない。
けれどまた新しい場所に立っている。
そんな自分へのエールと思うことにした。

また何年後か、振り返り 何を思うのか、
その時の自分へ投げかけておこう。


食べることは単なる栄養補給じゃない。
豪華な食事に満たされるわけでもない。
共有できるひとときが心を満たす、
それは演劇と似ているかもしれない。

見ず知らずの人の反応も
こんなに身近に感じる演劇は
まさに 生ものだと思う。
出来たてを その場で皆で食べることで
何かを共有できる食と重なるものがある。

そんなことを思った公演だった。
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