■[医療関連の話題と初老爺Jazz紀行]第Ⅱ章

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■[腎臓病/糖尿病性腎症の話(R) : Ⅲ⇒大阪府立急性期・総合医療センターHP編]vol.1

2016-12-13 07:07:09 | 医療関連の話題
                     お早うございます。


     □[糖尿病性腎症の原因について]


 糖尿病はご存知の方は多いものと思います。糖尿病の患者さんで食事療法などが上手くいかず、血糖値の高い状態が(平均的には)10年以上も続くと、全身の動脈硬化が進行し始めます。

 腎臓に病気が及ぶとタンパク尿が出始め、*ネフローゼ症候群を呈する場合もあれば、慢性腎不全に至る患者さんも出てきます。*慢性腎不全については、再度詳しく説明を加えて行きますが、最近では透析を始める患者の第1位で、5人に2人は糖尿病性腎症の患者であることから、大きな問題となっています。

 原因ははっきりとしています。糖尿病であっても血糖さえきっちりとコントロールすれば、腎臓病は予防できます。

 一方、タンパク尿(検尿の試験紙で確認できる)が出始めた患者さんに腎生検を行うと、かなり病変が進んでいることが殆どで、進行をある程度遅らせることは出来ても、元に戻すことは困難です。出来る限り早く発見する事が重要ですが、その指標の一つに微量アルブミン尿があります。

 微量アルブミン尿とは、検尿テープでは尿タンパクは陰性の時期に、テープより感度の高い特殊な方法で調べ、アルブミンというタンパクが正常よりたくさん出ている場合を言います。

 微量アルブミン尿の時期には血糖を厳密に管理することによって、腎症が治る可能性のあることから、糖尿病の患者さんにとっては大変重要な時期です。この時期を通り過ぎて腎機能も低下すると、いくら血糖を管理しても腎症は進行すると考えられています。勿論、血糖コントロールが"甘い"と更に急速に進行に至ります。



□[検尿の重要性について]

①[検尿による早期発見を・・・]


 腎臓病と言っても様々な病気があります。中には腎臓結石や急性腎炎等で肉眼的血尿(目で見て血尿と分る)を呈する場合や、*ネフローゼ症候群で浮腫(むくみ)を呈する場合があり、患者さんも慌てて病院に駆け込みます。

 然し、腎臓病の殆どは無症状であることが多いのです。これを早期に発見する最も簡単で有効な方法が検尿で、日本では大半の方が健診で受けておられる検査です。



②[何故、検尿をするのか?]

 この理由は、無症状でも検尿での異常が見つかる事があり、いろんな病気の手掛かりとなるからです。腎臓病の大部分は検尿の異常を伴っていますから、症状の少ない腎臓病を見つけるのには検尿が特に重要です。

 然し最近の検尿に使われている試験紙は様々な検査をしてくれます。従って検査の異常を指摘されたからと言って必ずしも腎臓病とは限りません。

 一体「どの様な異常があったのか」、ちゃんと聞いておく必要があります。そこでまず検尿で異常を指摘された場合、どの様な病気が予想され、どの様に対応すべきか、最も気になる点について説明を加えて行きます。


* 明日の記事は、③[どの様な尿を検査するのか・・・]を予定しています。


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