■[時々更新/医療関連の話題と初老爺Jazz紀行]第Ⅱ章

不条理な社会だけど、時々は肩の力を抜いて、耳を傾けるのも乙なものと思うのですが、・・・日常生活に、好きな音楽をっ!。

■[血圧/血管の話 👉 「こぶ」「詰まる」について]vol.6

2016-10-13 07:32:56 | 医療関連の話題
                      お早うございます。


     ■[静脈が「詰まる」について・・・](2)


□[静脈が「詰まる」症状の特徴と検査法](2)


 「静脈血栓」を疑うべき症状は幾つかありますが、皮膚の色の異常や、腫れや痛みが重要です。皮膚は紫色か赤色になり、慢性になると色素が沈着して黒く見えます。

 深い部分の静脈が詰まると、それから先の血液がうっ滞して、極端に腫れ、しばしば脹脛(ふくらはぎ)がパンパンに腫れて痛くなります。

△静脈血栓の診断には、患者さんに負担の少ない検査法が既に開発されていて、精度もアップしてきました。

 特に、静脈超音波検査が有用で、専門の医師や技師に検査してもらう必要がありますが、今後普及して欲しい方法です。
また、アイソトープを使って血流を調べる「血流シンチグラフィー」も検査法の一つです。


□[治療について]

 血流が固まるのを防ぐ薬を使う「抗擬固療法」が中心です。

 場合によって、血の塊りを溶かす薬を用いたり、手術で血栓を摘出したりすることもあります。

 最重症では外科的治療が、中程度以下では薬剤が中心となりますが、何れにしても早く治療を受けることが大切なのは言うまでもありません。


□[血の塊りが"飛ぶ"合併症]

 稀に静脈にあった血栓(血の塊り)が剥がれて、肺の動脈まで達したときには、肺の動脈まで達したときには、肺動脈が詰まる「肺塞栓症」が起こります。

 詰まった場所によって、症状は全くない場合から、胸痛、呼吸困難、ショック状態、更に突然死の原因になることもあります。これらが最も注意を要する合併症です。

 予防としては静脈がうっ滞しないように心掛け、この症状が疑われるときは、とにかく一刻も早く治療を受けなければなりません。

 この他には、静脈血栓症の後遺症として、患者さんを長期間悩ませる「血栓後症候群」があります。血栓で静脈の還流が悪くなり、静脈瘤、浮腫み、うっ血による痛みや皮膚炎などが生じます。

 これを予防するには、静脈血栓症と判った段階から、静脈の還流が良くなるよう「弾力ストッキング」を履いたり、時々仰向けに寝て、足を天井に向けたりするのを根気よく続けることが大切です。


■[「危険因子」を避ける生活を・・・]

 血管自体にも「こぶ」と「詰まる」という、厄介な病気があることを理解して頂けたでしょうか。

 病気というと、臓器の病気と思いがちですが、血管の病気にも目を向けて欲しいものです。

 全身の血管を労わり、その機能血液の流れを維持するようになれば、防げる病気は少なくありません。

 そのためには、「高血圧とのつき合い方」で紹介したように、まず循環器病の「危険な因子」の高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満、運動不足などを避ける生活をしっかりと身につけることです。


* 明日は、■[血管の病気治療 👉 血管外科]を予定しています。


     ☆☆               ☆☆                ☆☆


■[時々更新/初老爺のジャズ紀行と医療関連の話題](第Ⅰ章)は、

     コチラ ☆☆☆ からご訪問を頂けます。

 本日の記事は、[特編 腎臓/尿路結石 👉 膀胱炎について(2)]となっています。

 覗いて頂ければ嬉しい限りです。  お待ちを致しております。
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1 コメント

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Unknown (マダム・グラハン・洋K)
2016-10-13 08:22:20
おはようございます。
昨日は医療生協主催の保険学校でした。

管理栄養士さんから、「塩分」について講義がありました。

毎日のことなので、「ついつい」が出てしまいますが、こうやって「注意喚起」の場があるのは大切ですね。

実際に試食もあり、こんなに味がついているのに「結構おいしい」と思えたのは、良かったです。

参加者の方たちは、かなり優秀で、チェックのところもノーマーク。
私も「がんばらなくちゃ」と思いました。

次回は、体操をする予定です。
いつもありがとうございます

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